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作戦2
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「もちろん、そのつもりです。今まで奴隷にしてきた人達とも仲良く出来ますか?ドワーフと家族だった人達があなた達の帰りを待ってますよ。」
「………あ、ありがとう!!あんなに酷いことしたのに……待ってくれてるんだな………うっ……ぐすっ。」
「ドドンさんにも家族がいるんですか?」
「お、俺の妻はドワーフだったが子どもができなくて、人間とドワーフの子を育ててたんだ。その子の親は崖から落ちてしまって……。だから、その子を自分達の子どもとして育ててた。……なのに………奴隷にして……」
「そうだったんですか。里の人達に山を降りる前に必ずこの果物を一つ食べさせてください。全ての人に食べさせてくださいね!」
「わかった。必ず!!」
また山に入って行く。オーガ達がまた降りて来て車に乗せてくれる。
オーガ達に果物運びとドワーフ達の迎えに行ってもらった。
昼頃、ドワーフ達も全員降りて来た。赤ちゃんを抱っこしている人もいるが、やはり女性が少ない。
りんご村まで車で行く。トラックや自衛隊の車が大活躍だ。バスも5台ほど汚れたのがあるからそれも活用する。
りんご村に着いて、シャワーやお風呂に入ってもらい、着替えてもらった。ドドンさんには着ていた服を集めてもらい、外に置いた作業着用の洗濯機で洗って乾かす。
次の里や村を助けるために働いてもらう予定だ。
家を選んでもらったり、再会した家族とシェアハウスに行ってもらう。
食堂でご飯を食べて、公民館に集合してもらった。
アナナンさんを見て、ワータンさんやマサドンに泣きながら土下座で謝っているドワーフが何人かいた。
アナナンさんは仕方なかった、もぅ気にしてないって許してくれていた。ワータンさんも複雑な顔をしていたが、事情を知っているから許すと言ってくれた。
集会室に集まってもらい、これからについて説明する。
「ここでは、自分達で働いてもらいます。もぅ洗脳はほとんど解けているから大丈夫だと思いますが、奴隷は存在しません!人間、獣人族関係なく同じ立場です。もし、奴隷扱いするようなら出て行ってもらいます。」
見回すと、皆んな頷き納得しているように見えた。
「仕事は、畑仕事、果樹園、スーパー、食堂などがあります。今は、あちこちの村から助けに来てくれてますが、仕事を覚えたら皆さんだけで生活していってもらいます。それと、他の里や村の人達も助けるつもりなので、ここに来た人達はどんな人種であろうと仲良くしてください。」
「「「「「「はいっ!!」」」」」」
「これから案内しますので、してみたい仕事場まで行きましょう。もちろん、合わない仕事の事もあるでしょうし、仕事を変える事は問題ないです。でも病気や怪我でもないのに仕事をしないのは許しません!子ども達は、出来る仕事を少しするだけでいいですよ。その代わり勉強してもらいます。」
それぞれバスで移動してもらう。
ドドンさんとヤマドン、ワーガ、一緒に来たオーガ達と会議室に場所を移して話し合いをする。
「まずドドンさん、あの里以外の里や村の場所やどんな人達が住んでいるか知ってますか?」
「あぁ、知っている。それとドドンと呼び捨てにしてくれ!体がモゾモゾする。」
「あははは、わかりました。ドドン。」
「うん、それでいい。里の話しだが、全部を知ってるわけじゃない。両隣と奥の山の里しか知らない。他にも幾つかあると聞いた事がある。」
「まずは、隣の里について教えてもらえますか?」
「隣は同じくドワーフ達が住んでいる。人間の奴隷を沢山使っていた。その里も、もともとドワーフも人間も一緒に働いて生活していたが、俺達と同じように夢を見るようになって、それから奴隷として人間を使うようになった。女達は、あの方に差し出すよう夢で指示され、一緒にあの高い山の下の洞窟に閉じ込めた。俺の妻も……。今思うと信じられない事だが、あの時はすごく良い事をしていると思っていたし、女達も進んで洞窟に行った。」
「なるほど。悪魔があなた達を操っているんです。魔力を吸い取って何かを復活させようとしているんです。魔力を吸い取る為に女性は、あちこちの里や村から連れて行かれてます。悪魔は人間や獣人族が苦しむ事が力になっていて、皆さんを操って奴隷にしているんです。」
「そうだったのか……。俺達は、あいつらに都合の良いようにされていたんだな!!」
「そうです。洗脳を解くためには、ここで作っている野菜や果物を食べる必要があります。なのでヤマドンがドドン達にしたように、隣の里に行き、食べ物を渡してほしいんです。」
「わかった。やってみる。」
「反対側の里の事、奥の里の事も教えてください。」
それから夕方になるまでドドンから情報を聞き、細かい設定も詳しく伝えた。ヤマドンとドドンで明日、ドワーフの里に行ってもらう事になった。
他の里は、反対側はエルフが住んでいて人間の奴隷、奥の里もエルフが住んでいて、獣人族が奴隷だと話してくれた。
人間や獣人族を拐う場所があり、まだそこに残っている人達がいるようだ。
そこには明日、オーガ達に行ってもらおう。1日でも早い方がいいだろう。
明日の予定と今後の事を話し合い解散した。
夕食をワーガと一緒に食堂で食べる。新しく働いている人達も、楽しそうだし、教えてくれる人間にも素直に従っている。
畑仕事をしていたドワーフに声をかけると、久しぶりに汗を流して働いて気持ち良い、自分で収穫した物を食べるのが楽しみだとニコニコしながら話してくれている。
「………あ、ありがとう!!あんなに酷いことしたのに……待ってくれてるんだな………うっ……ぐすっ。」
「ドドンさんにも家族がいるんですか?」
「お、俺の妻はドワーフだったが子どもができなくて、人間とドワーフの子を育ててたんだ。その子の親は崖から落ちてしまって……。だから、その子を自分達の子どもとして育ててた。……なのに………奴隷にして……」
「そうだったんですか。里の人達に山を降りる前に必ずこの果物を一つ食べさせてください。全ての人に食べさせてくださいね!」
「わかった。必ず!!」
また山に入って行く。オーガ達がまた降りて来て車に乗せてくれる。
オーガ達に果物運びとドワーフ達の迎えに行ってもらった。
昼頃、ドワーフ達も全員降りて来た。赤ちゃんを抱っこしている人もいるが、やはり女性が少ない。
りんご村まで車で行く。トラックや自衛隊の車が大活躍だ。バスも5台ほど汚れたのがあるからそれも活用する。
りんご村に着いて、シャワーやお風呂に入ってもらい、着替えてもらった。ドドンさんには着ていた服を集めてもらい、外に置いた作業着用の洗濯機で洗って乾かす。
次の里や村を助けるために働いてもらう予定だ。
家を選んでもらったり、再会した家族とシェアハウスに行ってもらう。
食堂でご飯を食べて、公民館に集合してもらった。
アナナンさんを見て、ワータンさんやマサドンに泣きながら土下座で謝っているドワーフが何人かいた。
アナナンさんは仕方なかった、もぅ気にしてないって許してくれていた。ワータンさんも複雑な顔をしていたが、事情を知っているから許すと言ってくれた。
集会室に集まってもらい、これからについて説明する。
「ここでは、自分達で働いてもらいます。もぅ洗脳はほとんど解けているから大丈夫だと思いますが、奴隷は存在しません!人間、獣人族関係なく同じ立場です。もし、奴隷扱いするようなら出て行ってもらいます。」
見回すと、皆んな頷き納得しているように見えた。
「仕事は、畑仕事、果樹園、スーパー、食堂などがあります。今は、あちこちの村から助けに来てくれてますが、仕事を覚えたら皆さんだけで生活していってもらいます。それと、他の里や村の人達も助けるつもりなので、ここに来た人達はどんな人種であろうと仲良くしてください。」
「「「「「「はいっ!!」」」」」」
「これから案内しますので、してみたい仕事場まで行きましょう。もちろん、合わない仕事の事もあるでしょうし、仕事を変える事は問題ないです。でも病気や怪我でもないのに仕事をしないのは許しません!子ども達は、出来る仕事を少しするだけでいいですよ。その代わり勉強してもらいます。」
それぞれバスで移動してもらう。
ドドンさんとヤマドン、ワーガ、一緒に来たオーガ達と会議室に場所を移して話し合いをする。
「まずドドンさん、あの里以外の里や村の場所やどんな人達が住んでいるか知ってますか?」
「あぁ、知っている。それとドドンと呼び捨てにしてくれ!体がモゾモゾする。」
「あははは、わかりました。ドドン。」
「うん、それでいい。里の話しだが、全部を知ってるわけじゃない。両隣と奥の山の里しか知らない。他にも幾つかあると聞いた事がある。」
「まずは、隣の里について教えてもらえますか?」
「隣は同じくドワーフ達が住んでいる。人間の奴隷を沢山使っていた。その里も、もともとドワーフも人間も一緒に働いて生活していたが、俺達と同じように夢を見るようになって、それから奴隷として人間を使うようになった。女達は、あの方に差し出すよう夢で指示され、一緒にあの高い山の下の洞窟に閉じ込めた。俺の妻も……。今思うと信じられない事だが、あの時はすごく良い事をしていると思っていたし、女達も進んで洞窟に行った。」
「なるほど。悪魔があなた達を操っているんです。魔力を吸い取って何かを復活させようとしているんです。魔力を吸い取る為に女性は、あちこちの里や村から連れて行かれてます。悪魔は人間や獣人族が苦しむ事が力になっていて、皆さんを操って奴隷にしているんです。」
「そうだったのか……。俺達は、あいつらに都合の良いようにされていたんだな!!」
「そうです。洗脳を解くためには、ここで作っている野菜や果物を食べる必要があります。なのでヤマドンがドドン達にしたように、隣の里に行き、食べ物を渡してほしいんです。」
「わかった。やってみる。」
「反対側の里の事、奥の里の事も教えてください。」
それから夕方になるまでドドンから情報を聞き、細かい設定も詳しく伝えた。ヤマドンとドドンで明日、ドワーフの里に行ってもらう事になった。
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そこには明日、オーガ達に行ってもらおう。1日でも早い方がいいだろう。
明日の予定と今後の事を話し合い解散した。
夕食をワーガと一緒に食堂で食べる。新しく働いている人達も、楽しそうだし、教えてくれる人間にも素直に従っている。
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