142 / 185
スマホ
しおりを挟む
それからすぐに、電波塔の情報が送られてきたから、外に出て電波塔を出す。
スマホも出して、試しにワーガに走って少し遠くに行ってもらい、電話してみた。
繋がった!!ビデオ通話に切り替えて皆んなで画面を覗くと、固まっているワーガが写ってる。
あれ?電波悪いのか?と思っていたら緊張で固まっていただけらしい。
とりあえず成功だ!写真も送れるし、電話も出来るしスマホを沢山出す事にした。
ひたすらスマホを大量に出していく。面倒だから同じ機種を色違いで出して、スマホカバーも色々なのを出していく。
スマホの操作を教えたり、番号を登録したりして、ここにいる皆んなに一台づつ持ってもらう。
さらに、神様から連絡が来ないから一度、皆んながいるマンションに戻ってスマホを渡す事にした。
もちろん今までの携帯も使えるけど、ビデオ通話が出来るのは、かなりありがたい!!
やはり一度はるな大陸に戻って、スマホを配るのもありだなと思った。そしたら、ファーナさんと離れてもいつでもハルハちゃん、ファーファちゃんの顔を見られるし、お話しも出来る。
キッズスマホも必要だ!何かあってもこれで安心。スマホホルダーも出そう。手作りしてもいいな。
そんな事を考えていたら、マンションに到着し、皆んなにスマホを渡す。使い方もファーナさんは、何度か使ってもらったから早く覚えてくれ、皆んなに教えてくれる。
それから、エルフが消えた事なんかも話しておいた。
リリガ達やアル一家も公民館に来てくれる事になり、マンションに残った人に、船に残っている人達にもスマホを届けてくれるよう頼んだ。
自分の番号を、紙に書き写して部屋に貼ったり、スマホカバーに書いたり、自分の写真を撮ったり、それを送ってみたりと皆んな大変だ!やっぱり文字が書けて読めるって、すごく便利な事なんだなと改めて思った。
公民館に戻っている時に神様から電話があった。
『その世界の監視カメラ映像を見てみたが陽菜達が行った大陸以外に後5つはありそうだ。詳しくはわからないが、その全ての大陸に生き物はいるようだ。』
「わかりました。後5つかぁ~。」
『無理はするなよ。ゆっくりで大丈夫じゃ。それに、一度はるな大陸まで戻る方が良い。連絡を取れるようにするのは大切な事じゃ。』
「そうですよね。一度戻って電波塔を出したりと色々としたいと思います。ゆきちゃんの紹介もしたいし。」
『うむ。そのゆきちゃんじゃが、必ず陽菜と出会った事に意味があるはずじゃ!大切にするんじゃぞ。』
「はい。もぅゆきちゃん無しの生活なんて考えられないもん。」
『それと、派遣だが……色々と記憶をいじられておって、まだ返すわけにはいかん。それに、本来なら神がその土地の生物に影響を与える事は禁止されておる。時々、どうしても助ける事が必要な事が起こる事があり、その時の為に沢山の力は持っておるが、派遣先での力はわしの許可無く使う事は危険なんじゃ。悪魔のようなものを生み出したり、生態系が変わって絶滅なんて事もあるからの。今回は、陽菜を許可なくそちらに連れて行ってしまったからのぉ。仕方なく特別に野菜や果物、動物をそちらに合わせて作ったが、こんな事は初めてなんじゃ。派遣は悪魔に操られていたとはいえ、夢でお告げをしたり、時間を弄ったり……。他の派遣もおらんし、陽菜、もうしばらくその世界を頼んだぞ!』
「なんとか頑張ります。」
『うむ、ぼちぼちにな。それに全てを救う事は無理な事じゃ。それは神であるわしにも無理な事じゃから、あまり頑張り過ぎず、気にしすぎる事のないようにの。』
「……はい。少し気持ちが楽になった。ありがとう神様。」
『あぁ消えたエルフはそのうち戻って来るだろうから安心してくれ。では、またな。』
「はい。」
うん、やっぱりここが片付いたらはるな大陸に戻ろう。
神様から聞いた事を他の人達にも話す。
公民館に着いたら夕方だったので今日はここまでにして、ご飯を食べて明日からの事を話し合った。
明日は先に進んで、様子を見ながらあちこちに監視カメラをつける事にした。エルフの女の子が逃げて来たと思われる方に進んでみる事になった。
ゆきちゃんは、久しぶりにオーガのお兄ちゃん達に遊んでもらってご機嫌だ。今、ここにいないのが不思議らしく、時々キョロキョロと探している。
アルの息子バルも男前なので、ハイハイで近寄って抱っこしてもらっている。
本当に誰に似たのやら……この若いイケメン好き……。困ったもんだ。パパ役のルイ君がとっても心配している。
ルイ君も若くてイケメンだから、ゆきちゃんは私よりパパにべったりだ。ルイ君も可愛くて仕方ないようで、もぅ娘にメロメロの父親役になりきっている。
ワーガも大好きだけど、やはり少しでも若い方がいいようだ。
最近では、パパはワーガですよぉ~!俺がパパですよぉ~。とゆきちゃんの耳元で言いまくっているから、ちょっと嫌がられてる。その後、ナナガに叱られるのがお約束になっている。
でも、寝る時は私と一緒が良いようで必ず絵本を持って布団にくるのが可愛くて仕方ない!!
やっぱり私も親バカだ。
スマホも出して、試しにワーガに走って少し遠くに行ってもらい、電話してみた。
繋がった!!ビデオ通話に切り替えて皆んなで画面を覗くと、固まっているワーガが写ってる。
あれ?電波悪いのか?と思っていたら緊張で固まっていただけらしい。
とりあえず成功だ!写真も送れるし、電話も出来るしスマホを沢山出す事にした。
ひたすらスマホを大量に出していく。面倒だから同じ機種を色違いで出して、スマホカバーも色々なのを出していく。
スマホの操作を教えたり、番号を登録したりして、ここにいる皆んなに一台づつ持ってもらう。
さらに、神様から連絡が来ないから一度、皆んながいるマンションに戻ってスマホを渡す事にした。
もちろん今までの携帯も使えるけど、ビデオ通話が出来るのは、かなりありがたい!!
やはり一度はるな大陸に戻って、スマホを配るのもありだなと思った。そしたら、ファーナさんと離れてもいつでもハルハちゃん、ファーファちゃんの顔を見られるし、お話しも出来る。
キッズスマホも必要だ!何かあってもこれで安心。スマホホルダーも出そう。手作りしてもいいな。
そんな事を考えていたら、マンションに到着し、皆んなにスマホを渡す。使い方もファーナさんは、何度か使ってもらったから早く覚えてくれ、皆んなに教えてくれる。
それから、エルフが消えた事なんかも話しておいた。
リリガ達やアル一家も公民館に来てくれる事になり、マンションに残った人に、船に残っている人達にもスマホを届けてくれるよう頼んだ。
自分の番号を、紙に書き写して部屋に貼ったり、スマホカバーに書いたり、自分の写真を撮ったり、それを送ってみたりと皆んな大変だ!やっぱり文字が書けて読めるって、すごく便利な事なんだなと改めて思った。
公民館に戻っている時に神様から電話があった。
『その世界の監視カメラ映像を見てみたが陽菜達が行った大陸以外に後5つはありそうだ。詳しくはわからないが、その全ての大陸に生き物はいるようだ。』
「わかりました。後5つかぁ~。」
『無理はするなよ。ゆっくりで大丈夫じゃ。それに、一度はるな大陸まで戻る方が良い。連絡を取れるようにするのは大切な事じゃ。』
「そうですよね。一度戻って電波塔を出したりと色々としたいと思います。ゆきちゃんの紹介もしたいし。」
『うむ。そのゆきちゃんじゃが、必ず陽菜と出会った事に意味があるはずじゃ!大切にするんじゃぞ。』
「はい。もぅゆきちゃん無しの生活なんて考えられないもん。」
『それと、派遣だが……色々と記憶をいじられておって、まだ返すわけにはいかん。それに、本来なら神がその土地の生物に影響を与える事は禁止されておる。時々、どうしても助ける事が必要な事が起こる事があり、その時の為に沢山の力は持っておるが、派遣先での力はわしの許可無く使う事は危険なんじゃ。悪魔のようなものを生み出したり、生態系が変わって絶滅なんて事もあるからの。今回は、陽菜を許可なくそちらに連れて行ってしまったからのぉ。仕方なく特別に野菜や果物、動物をそちらに合わせて作ったが、こんな事は初めてなんじゃ。派遣は悪魔に操られていたとはいえ、夢でお告げをしたり、時間を弄ったり……。他の派遣もおらんし、陽菜、もうしばらくその世界を頼んだぞ!』
「なんとか頑張ります。」
『うむ、ぼちぼちにな。それに全てを救う事は無理な事じゃ。それは神であるわしにも無理な事じゃから、あまり頑張り過ぎず、気にしすぎる事のないようにの。』
「……はい。少し気持ちが楽になった。ありがとう神様。」
『あぁ消えたエルフはそのうち戻って来るだろうから安心してくれ。では、またな。』
「はい。」
うん、やっぱりここが片付いたらはるな大陸に戻ろう。
神様から聞いた事を他の人達にも話す。
公民館に着いたら夕方だったので今日はここまでにして、ご飯を食べて明日からの事を話し合った。
明日は先に進んで、様子を見ながらあちこちに監視カメラをつける事にした。エルフの女の子が逃げて来たと思われる方に進んでみる事になった。
ゆきちゃんは、久しぶりにオーガのお兄ちゃん達に遊んでもらってご機嫌だ。今、ここにいないのが不思議らしく、時々キョロキョロと探している。
アルの息子バルも男前なので、ハイハイで近寄って抱っこしてもらっている。
本当に誰に似たのやら……この若いイケメン好き……。困ったもんだ。パパ役のルイ君がとっても心配している。
ルイ君も若くてイケメンだから、ゆきちゃんは私よりパパにべったりだ。ルイ君も可愛くて仕方ないようで、もぅ娘にメロメロの父親役になりきっている。
ワーガも大好きだけど、やはり少しでも若い方がいいようだ。
最近では、パパはワーガですよぉ~!俺がパパですよぉ~。とゆきちゃんの耳元で言いまくっているから、ちょっと嫌がられてる。その後、ナナガに叱られるのがお約束になっている。
でも、寝る時は私と一緒が良いようで必ず絵本を持って布団にくるのが可愛くて仕方ない!!
やっぱり私も親バカだ。
165
あなたにおすすめの小説
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
異世界に来たからといってヒロインとは限らない
あろまりん
ファンタジー
※ようやく修正終わりました!加筆&纏めたため、26~50までは欠番とします(笑)これ以降の番号振り直すなんて無理!
ごめんなさい、変な番号降ってますが、内容は繋がってますから許してください!!!※
ファンタジー小説大賞結果発表!!!
\9位/ ٩( 'ω' )و \奨励賞/
(嬉しかったので自慢します)
書籍化は考えていま…いな…してみたく…したいな…(ゲフンゲフン)
変わらず応援して頂ければと思います。よろしくお願いします!
(誰かイラスト化してくれる人いませんか?)←他力本願
※誤字脱字報告につきましては、返信等一切しませんのでご了承ください。しかるべき時期に手直しいたします。
* * *
やってきました、異世界。
学生の頃は楽しく読みました、ラノベ。
いえ、今でも懐かしく読んでます。
好きですよ?異世界転移&転生モノ。
だからといって自分もそうなるなんて考えませんよね?
『ラッキー』と思うか『アンラッキー』と思うか。
実際来てみれば、乙女ゲームもかくやと思う世界。
でもね、誰もがヒロインになる訳じゃないんですよ、ホント。
モブキャラの方が楽しみは多いかもしれないよ?
帰る方法を探して四苦八苦?
はてさて帰る事ができるかな…
アラフォー女のドタバタ劇…?かな…?
***********************
基本、ノリと勢いで書いてます。
どこかで見たような展開かも知れません。
暇つぶしに書いている作品なので、多くは望まないでくださると嬉しいです。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる