1 / 1
誕生日にナイトに助けてもらったよ。
しおりを挟む
わたしはパワースポットをしんじない。
しんじないったら、しんじない。
なぜって?
それはわたしの家が、神社だから。恋愛のご利益ですっごくゆうめいな神社だから。
そしてわたしはその神社のひとりムスメなのに、ぜーんぜんモテない。
わたしのなまえは、未神楽ミコ。
東京の飯田橋ってところにある、未神楽神社にすんでいる。
今日、一月七日、十一歳になったばかりの小学五年生。
冬休みは、おうちのおてつだいをがんばった。
カワイイ巫女さんの服を着て、パワースポットのどまんなかでがんばった。
でも、冬休みはなーんも、いいことおきなかった。
(おこづかいはたくさんもらえたけど)
告白なんてトーゼンされない。街でイケメンとすれちがうコトすらない。
(だって、ずっとおうちでバイトだし)
おかしいなぁ、わたし、わりとカワイイと思うんだけどなあ。
なのにモテない。ガックリ。
だから、パワースポットのご利益なんてしんじないし、おみくじも信じない。
わりとカワイイ女の子が、パワースポットのどまんなかで、イケメンの彼氏がほしいって、毎日毎日おねがいをしているんだよ? 今月の山羊座は、恋愛運サイコーなんだよ??
なのにちっともご利益ない。
だからわたしは、パワースポットをしんじない。うちの神社のご利益なんてしんじない。
しんじていないのに、わたしはこのご利益のない神社のあととりで、ニコニコとご利益があるフリをして、ずーーーーーーーっと、生活をしていかないといけない。
わたし、なんて不幸なんだろう……。
でもね。今日はね、いちおう誕生日なんだ。
でね、未神楽神社は、誕生日の戌の刻(午後七時~九時の間だよ)におまいりをすると、恋愛のご利益があるって言われているの。
だからね、夕ごはんを食べて、お風呂にはいって、カワイイピンクのもふもふのパジャマを着て、テレビもみないで自分の部屋にはいって、冬休みの宿題をしているフリをしていた。(冬休みの宿題は、もうぜんぶ終わってるよ♪)
そんなわけで、いまはあったかいちゃんちゃんこを着て、こっそりと部屋ぬけだして、そとに出ている。
神様に、おねがいをするんだ。
「イケメンな彼氏ができますようにって!」
さすがにこれは、ご利益あるとおもうんだよね。
だって誕生日だよ!
年に一回だよ!
しかも時間がきまっているんだよ!
これはキタイできるよね!
うん♪
わたしの家、つまり未神楽神社の境内は、じつは、そんなにひろくない。
小学校のグラウンドの、はんぶんくらいかな?
でも、神社は夜はとっても暗い。照明はあるけどおっきな木もたくさんあるし、うす暗い。
わたしは、うす暗い境内をつっきって、未神楽神社のそとにでた。
ちゃんと正門から神様に、おまいりをするためだよ。
こういうのってマナーが大事なんだよ。神様ってちゃんといつも、みまもってくださっているんだよ。
だからね、ちゃんとしっかり、境内の道のはしっこをあるいていて(まんなかは、神様のとおりみちだよ)、とちゅうにある手水でお清めをするんだよ。
今は一月だし、夜だし、すっごく寒いけど、神様って、ちゃんといつも、みまもってくださっているから、ちゃんと心身をお清めするんだよ。
わたしは、手水舎にたちよると、右手でヒシャクをもって、水をすくって手にかけた。
「つめたい!」
おもわず声がでた。でもガマンだ。なんだか背中がゾクゾクするけどガマンだ。
だって神様がみているから。
「バカ! なにやってるんだ!」
!? バカ? バカっってなによ! 神様がみてるんだよ?
……………………ぺろりん。
ゾクゾクした。さっきから、ずっとゾクゾクしている背中の寒気《おかん》が、首につたわった。わたしはうしろをふりむいた。
めのまえに、オバケがいた。
傘のオバケで、舌がながくて、わたしは、はなを「ぺろりん」ってなめられた。
「あぶない! 巽!」
さけんだのは、わたしのことを「バカ!」ていった男の子だ。動きやすそうな服を着ていた。サッカーとかとくいそう。
でも……ちょっと何言ってるかわからない。『そん』ってなに?
そんなこと考えてたら、傘のオバケが「ブワァ!」とふきとんだ。
傘のオバケは「バサリ!」とひろがって、空中をヒラヒラとただよった。
ものすごいつむじ風だった。つむじ風は、男の子がもっている剣からとびだしたみたいだった。
なんだろう? あおみどり色のふるい剣? 男の子が剣をふったら、つむじ風がとびだしたんだ。
「よっし! ミコからはなれたな! これでおもいっきりやれる」
男の子は、ズボンのポケットからサイコロをとりだした。
かわったカタチをしたサイコロだった。八面体だった。
男の子がサイコロを「ポイッ」となげると、サイコロはてんてんと転がった。
「よっし! ビンゴ! 離!!」
男の子は、よくわからないことを言ってよろこんだ。
つむじ風をだした、あおみどり色の剣は、こんどは炎をまとった。
「火行上段! もやして八卦!! 御免!!」
男の子は、なんだか呪文みたいな、必殺技みたいなことをさけんで、あおみどり色の剣を、おもいっきりふりかぶってジャンプした。
え? 三メートルくらい??
しんじられないくらい、すっごく高くジャンプした。
そして、つむじ風にあおられた傘のオバケをバッサリとまっぷたつにきりさいた。そしてカッコよく「スチャ」って地面におりたった。
「楽勝! 楽勝!! 来世でまた勝負してやるよ!」
男の子は、まんぞくそうにゲームの勝利コメントみたいにつぶやくと、てんてんと転《ころ》がったサイコロをひろった。二個ひろった。
(さいしょのつむじ風のときも、サイコロを転がしたのかな?)
二個のサイコロをひろった男の子は、「ついで」といったかんじで、わたしに手をさしだした。
「大丈夫か? ケガ、ないか?」
トクン。
わたしは、いわれるままに手をだした。
男の子は「ひょい」ってわたしを起こしてくれた。スゴイちからもち。
あとね……。
ちかくで見ると、すっごいイケメンだった。背の高さはわたしよりちょっとだけ低かったけど、すっごいイケメンだった。いかにもスポーツ万能ってかんじ、ゼッタイに足が速そうだった。
「……ありがと」
わたしは、お礼をいった、イケメンだからちょっとはずかしかったけど、心からのお礼をいった。
そしたら、そしたらだよ!!
「オマエはバカか! 自分の立場がわかってるのか!?」
またバカっていわれた! わたしよりちょっとだけ背が低いイケメンに、バカっていわれた!!
「オレは、剣凪斗。今日からオマエを、ボディーガードする! ミコのナイトだ! よろしく!」
へぇ、そうなんだ。イケメンくん、凪斗くんっていうんだ。なんどみてもやっぱりイケメン。そしてすっごく足がはや速そうで、今日からわたしのナイト…………ってええ!!??
ナイト? 凪斗《なぎと》くんはナイト?? どういうこと??
しんじないったら、しんじない。
なぜって?
それはわたしの家が、神社だから。恋愛のご利益ですっごくゆうめいな神社だから。
そしてわたしはその神社のひとりムスメなのに、ぜーんぜんモテない。
わたしのなまえは、未神楽ミコ。
東京の飯田橋ってところにある、未神楽神社にすんでいる。
今日、一月七日、十一歳になったばかりの小学五年生。
冬休みは、おうちのおてつだいをがんばった。
カワイイ巫女さんの服を着て、パワースポットのどまんなかでがんばった。
でも、冬休みはなーんも、いいことおきなかった。
(おこづかいはたくさんもらえたけど)
告白なんてトーゼンされない。街でイケメンとすれちがうコトすらない。
(だって、ずっとおうちでバイトだし)
おかしいなぁ、わたし、わりとカワイイと思うんだけどなあ。
なのにモテない。ガックリ。
だから、パワースポットのご利益なんてしんじないし、おみくじも信じない。
わりとカワイイ女の子が、パワースポットのどまんなかで、イケメンの彼氏がほしいって、毎日毎日おねがいをしているんだよ? 今月の山羊座は、恋愛運サイコーなんだよ??
なのにちっともご利益ない。
だからわたしは、パワースポットをしんじない。うちの神社のご利益なんてしんじない。
しんじていないのに、わたしはこのご利益のない神社のあととりで、ニコニコとご利益があるフリをして、ずーーーーーーーっと、生活をしていかないといけない。
わたし、なんて不幸なんだろう……。
でもね。今日はね、いちおう誕生日なんだ。
でね、未神楽神社は、誕生日の戌の刻(午後七時~九時の間だよ)におまいりをすると、恋愛のご利益があるって言われているの。
だからね、夕ごはんを食べて、お風呂にはいって、カワイイピンクのもふもふのパジャマを着て、テレビもみないで自分の部屋にはいって、冬休みの宿題をしているフリをしていた。(冬休みの宿題は、もうぜんぶ終わってるよ♪)
そんなわけで、いまはあったかいちゃんちゃんこを着て、こっそりと部屋ぬけだして、そとに出ている。
神様に、おねがいをするんだ。
「イケメンな彼氏ができますようにって!」
さすがにこれは、ご利益あるとおもうんだよね。
だって誕生日だよ!
年に一回だよ!
しかも時間がきまっているんだよ!
これはキタイできるよね!
うん♪
わたしの家、つまり未神楽神社の境内は、じつは、そんなにひろくない。
小学校のグラウンドの、はんぶんくらいかな?
でも、神社は夜はとっても暗い。照明はあるけどおっきな木もたくさんあるし、うす暗い。
わたしは、うす暗い境内をつっきって、未神楽神社のそとにでた。
ちゃんと正門から神様に、おまいりをするためだよ。
こういうのってマナーが大事なんだよ。神様ってちゃんといつも、みまもってくださっているんだよ。
だからね、ちゃんとしっかり、境内の道のはしっこをあるいていて(まんなかは、神様のとおりみちだよ)、とちゅうにある手水でお清めをするんだよ。
今は一月だし、夜だし、すっごく寒いけど、神様って、ちゃんといつも、みまもってくださっているから、ちゃんと心身をお清めするんだよ。
わたしは、手水舎にたちよると、右手でヒシャクをもって、水をすくって手にかけた。
「つめたい!」
おもわず声がでた。でもガマンだ。なんだか背中がゾクゾクするけどガマンだ。
だって神様がみているから。
「バカ! なにやってるんだ!」
!? バカ? バカっってなによ! 神様がみてるんだよ?
……………………ぺろりん。
ゾクゾクした。さっきから、ずっとゾクゾクしている背中の寒気《おかん》が、首につたわった。わたしはうしろをふりむいた。
めのまえに、オバケがいた。
傘のオバケで、舌がながくて、わたしは、はなを「ぺろりん」ってなめられた。
「あぶない! 巽!」
さけんだのは、わたしのことを「バカ!」ていった男の子だ。動きやすそうな服を着ていた。サッカーとかとくいそう。
でも……ちょっと何言ってるかわからない。『そん』ってなに?
そんなこと考えてたら、傘のオバケが「ブワァ!」とふきとんだ。
傘のオバケは「バサリ!」とひろがって、空中をヒラヒラとただよった。
ものすごいつむじ風だった。つむじ風は、男の子がもっている剣からとびだしたみたいだった。
なんだろう? あおみどり色のふるい剣? 男の子が剣をふったら、つむじ風がとびだしたんだ。
「よっし! ミコからはなれたな! これでおもいっきりやれる」
男の子は、ズボンのポケットからサイコロをとりだした。
かわったカタチをしたサイコロだった。八面体だった。
男の子がサイコロを「ポイッ」となげると、サイコロはてんてんと転がった。
「よっし! ビンゴ! 離!!」
男の子は、よくわからないことを言ってよろこんだ。
つむじ風をだした、あおみどり色の剣は、こんどは炎をまとった。
「火行上段! もやして八卦!! 御免!!」
男の子は、なんだか呪文みたいな、必殺技みたいなことをさけんで、あおみどり色の剣を、おもいっきりふりかぶってジャンプした。
え? 三メートルくらい??
しんじられないくらい、すっごく高くジャンプした。
そして、つむじ風にあおられた傘のオバケをバッサリとまっぷたつにきりさいた。そしてカッコよく「スチャ」って地面におりたった。
「楽勝! 楽勝!! 来世でまた勝負してやるよ!」
男の子は、まんぞくそうにゲームの勝利コメントみたいにつぶやくと、てんてんと転《ころ》がったサイコロをひろった。二個ひろった。
(さいしょのつむじ風のときも、サイコロを転がしたのかな?)
二個のサイコロをひろった男の子は、「ついで」といったかんじで、わたしに手をさしだした。
「大丈夫か? ケガ、ないか?」
トクン。
わたしは、いわれるままに手をだした。
男の子は「ひょい」ってわたしを起こしてくれた。スゴイちからもち。
あとね……。
ちかくで見ると、すっごいイケメンだった。背の高さはわたしよりちょっとだけ低かったけど、すっごいイケメンだった。いかにもスポーツ万能ってかんじ、ゼッタイに足が速そうだった。
「……ありがと」
わたしは、お礼をいった、イケメンだからちょっとはずかしかったけど、心からのお礼をいった。
そしたら、そしたらだよ!!
「オマエはバカか! 自分の立場がわかってるのか!?」
またバカっていわれた! わたしよりちょっとだけ背が低いイケメンに、バカっていわれた!!
「オレは、剣凪斗。今日からオマエを、ボディーガードする! ミコのナイトだ! よろしく!」
へぇ、そうなんだ。イケメンくん、凪斗くんっていうんだ。なんどみてもやっぱりイケメン。そしてすっごく足がはや速そうで、今日からわたしのナイト…………ってええ!!??
ナイト? 凪斗《なぎと》くんはナイト?? どういうこと??
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
【奨励賞】氷の王子は、私のスイーツでしか笑わない――魔法学園と恋のレシピ【完結】
旅する書斎(☆ほしい)
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞で奨励賞をいただきました】
魔法が学べる学園の「製菓科」で、お菓子づくりに夢中な少女・いちご。周囲からは“落ちこぼれ”扱いだけど、彼女には「食べた人を幸せにする」魔法菓子の力があった。
ある日、彼女は冷たく孤高な“氷の王子”レオンの秘密を知る。彼は誰にも言えない魔力不全に悩んでいた――。
「私のお菓子で、彼を笑顔にしたい!」
不器用だけど優しい彼の心を溶かすため、特別な魔法スイーツ作りが始まる。
甘くて切ない、学園魔法ラブストーリー!
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
【もふもふ手芸部】あみぐるみ作ってみる、だけのはずが勇者ってなんなの!?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
網浜ナオは勉強もスポーツも中の下で無難にこなす平凡な少年だ。今年はいよいよ最高学年になったのだが過去5年間で100点を取ったことも運動会で1等を取ったこともない。もちろん習字や美術で賞をもらったこともなかった。
しかしそんなナオでも一つだけ特技を持っていた。それは編み物、それもあみぐるみを作らせたらおそらく学校で一番、もちろん家庭科の先生よりもうまく作れることだった。友達がいないわけではないが、人に合わせるのが苦手なナオにとっては一人でできる趣味としてもいい気晴らしになっていた。
そんなナオがあみぐるみのメイキング動画を動画サイトへ投稿したり動画配信を始めたりしているうちに奇妙な場所へ迷い込んだ夢を見る。それは現実とは思えないが夢と言うには不思議な感覚で、沢山のぬいぐるみが暮らす『もふもふの国』という場所だった。
そのもふもふの国で、元同級生の丸川亜矢と出会いもふもふの国が滅亡の危機にあると聞かされる。実はその国の王女だと言う亜美の願いにより、もふもふの国を救うべく、ナオは立ち上がった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
たっくんがバイトをやめてくれない
月山 歩
児童書・童話
幼なじみで彼氏のたっくんが、バイト先で少しずつファンを増やしていると知ったイチカが、バイトをやめてって言ってしまう。でも、断られて、初めてのケンカ。
本当は頑張るたっくんを応援したいのに。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる