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第五章 海の泡
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シーザーとタイラー。
どうやら男二人は、少女たちに手玉に取られていたようだ。
慌てふためくシーザーを見ながら、タイラーはそう自覚した。
「お兄様が海から連れ帰ってから数か月後には、アンリは記憶を戻しています」
ロビンは悠然とシーザーを見上げ、歌うような抑揚で語る。
「アンリと相談して、お兄様には黙っていることにしたの」
「そんな大事なことを……、黙っていただって。なんでだ、なんでなんだ」
たじろぐシーザーは、声を押し殺し柳眉を曲げ、心痛を露にする。
「ええ。最初は私にも黙っていようとしていたの。でもダメね。長い付き合いですもの、一緒に暮らしていれば隠しようもないわ」
タイラーは兄妹のやりとりに目を奪わる。息を殺して、見守り続ける。
「アンリもどうしたらいいか考えたのよ。お兄様に伝えてうまくいくとは限らないわ。お兄様、あなたは、ことアンリに関しては先走りし過ぎるのです」
「先走るだって……」
「それが、お兄様のアンリへの愛情表現でも、彼女には重かったということです」
返す言葉もなくシーザーは沈黙する。あからさまに苛立ちを隠さない男がそこにいた。
「お兄様こそ、アンリを囲って、なにをなさろうとしてらっしゃったのかしら」
「なっ……、なにもない。ただ行く当てのない少女を庇護したにすぎない。アンリに似ていても……、記憶をなくし、そんな少女が……」
シーザーのたどたどしい声に、ロビンはぴしゃりと言い放つ。
「あわよくば、振り向いてほしいなどと、不埒なことを考えていなかったと、神に誓って言えまして」
彼の表情がさらに歪んでいく。
「ごめんなさい、お兄様」
ロビンの声音がたおやかな艶を帯びる。
「私はお兄様が素敵な男性だと冷静に評価しています。容姿端麗な資産家など、女性からすればこの上もない男性に見えることでしょう。身内びいきなくとも、素晴らしい男性です」
シーザーが照れて顔を歪める。喜んでいいのか、受け止め方に惑っているようである。
少なくとも、妹にべた褒めされるのは、悪い気はしていないようだ。
シーザーの人間らしい一面に、タイラーは目を見張る。
「お兄様の後押しをすることとアンリの望みを叶えること。天秤にかけ、私も悩みましたわ。でも、やっぱり、本人の気持ちが一番ではなくて」
「まあ、そうだな」
「かくして、私は、アンリの味方に立つことを決めました。
アンリには慕う方がいることをお兄様もご存じでしょう。その方がいるために、振られていらっしゃいますものね。
ソニアと名付けた娘が記憶をなくしたアンリではないかと疑うお兄様に、私は想い人と接触するようお願いしました。
もし彼女がアンリなら、彼と接触させれば何か刺激になり思い出すかもしれないと提案しました。
ごめんなさい、お兄様。
これは詭弁です。
すでに記憶が戻っていました。
アンリは、もう一度そのお慕いする方に自身を選んでもらえるか、かけていたのです。私はそのお手伝いをしたのですわ」
兄と妹の間に沈黙の帳が降りる。
その隙間を縫って、完全に二人に捨て置かれていたタイラーが声をあげた。
「一体、シーザーとアンリはどういう関係なんですか」
兄と妹が同時にタイラーを見つめる。
「私と、兄と、アンリは、幼馴染でしてよ」
「妹と、僕と、アンリは、幼馴染だ」
声がそろう。
幼馴染である以前に、語り合っている内容がひっかかっていた。
「違うんだ。冷静に内容を聞いていたら……、まるで俺がシーザーの恋敵ではないですか!」
「そうね」
「僕に、それを肯定しろと言うのか」
ロビンは間髪入れず肯定し、シーザーは憮然とする。
「潔くないわね。お兄様、この期に及んでなさけないわ」
「いや、待ってほしい。俺には状況がまったく見えない」
「僕に語らせようと言うのか、タイラー」
「すいません。もう、なにがなんだか……」
「恋人ができました、あなたとはつき合えません。兄はそのようにアンリに振られているのです」
「はあ……」
「なんて間抜け顔なの、タイラー。とても面白い顔だわ。お兄様も、愚か者の顔をしていてよ」
「状況が見えなさ過ぎて……」
タイラーは頭を抱え込んだ。
「お兄様とアンリがお付き合いしていたのよ。アンリが十五歳ごろかしらね」
「十四だ……」
「お兄様が大学へ行くまでですから、二年か三年ほどかしら。その後、もう一人アンリはどなたかとお付き合いをして、お別れしたのよね。すかさず、お兄様はアンリに復縁を迫られたわ」
タイラーに向けていた目線を、悪戯な色をもって兄へとロビンは向ける。
「断られるなど思っていなかったのでしょう」
「……うるさいな」
バツの悪い顔を向けるシーザーに、ロビンはくすくすと口元に拳を寄せて笑う。この妹は、兄をからかうことが本当に好きらしい。
「アンリから恋人ができたと言われお断りされた時の落胆は、どうしようもないくらいだったわね」
「やめてくれ、ロビン。それ以上は、僕も絶えられない」
顔に手を当てて傷心と落胆を隠さないシーザーの態度にタイラーの動揺は収まらない。彼女に誘われた時は、男の影はなかったはずだ。ロビンの言うように、二人目の男と別れてフリーになっていたとしか記憶がなかった。
「そんな三角関係……、俺は知らない」
「知らなくて、当然です。アンリが隠していたのですもの。知られたくなかったのよ」
なぜと食い入るようにタイラーはロビンを見つめる。
「それは、あなたに捨てられたくなかったからでしょ」
「俺が、アンリを捨てる……、まさか、そんなことがあるか。ありえないだろう」
「これ以上はご自身の胸に聞いてください。私が伝えられるのはここまでです」
アンリがタイラーを捨てることは想像できても、その反対は思い至らない。タイラーはロビンの問いかけにどうこたえを出していいか分からず、困り果てる。
ロビンが、タイラーへと向き直る。
「そろそろ、アンリの要望を明かしてくださらない」
たった今聞かされた内容に、動揺するあまり、肝心なことを忘れかけていた。
「アンリは、海上へロビンと一緒に来てほしいと、言っていました」
からくり人形のような単調な口調で、タイラーはアンリの要件を告げた。
ロビンはよくできましたと言わんばかりの満面の笑みを浮かべる。
シーザーは、頭をかきながら、天を仰ぎ、床を見つめ、口を真一文字に結ぶ。
「お兄様、アンリは海上で待っています。私とタイラーを連れて、海へ出ていただけますわね」
どうやら男二人は、少女たちに手玉に取られていたようだ。
慌てふためくシーザーを見ながら、タイラーはそう自覚した。
「お兄様が海から連れ帰ってから数か月後には、アンリは記憶を戻しています」
ロビンは悠然とシーザーを見上げ、歌うような抑揚で語る。
「アンリと相談して、お兄様には黙っていることにしたの」
「そんな大事なことを……、黙っていただって。なんでだ、なんでなんだ」
たじろぐシーザーは、声を押し殺し柳眉を曲げ、心痛を露にする。
「ええ。最初は私にも黙っていようとしていたの。でもダメね。長い付き合いですもの、一緒に暮らしていれば隠しようもないわ」
タイラーは兄妹のやりとりに目を奪わる。息を殺して、見守り続ける。
「アンリもどうしたらいいか考えたのよ。お兄様に伝えてうまくいくとは限らないわ。お兄様、あなたは、ことアンリに関しては先走りし過ぎるのです」
「先走るだって……」
「それが、お兄様のアンリへの愛情表現でも、彼女には重かったということです」
返す言葉もなくシーザーは沈黙する。あからさまに苛立ちを隠さない男がそこにいた。
「お兄様こそ、アンリを囲って、なにをなさろうとしてらっしゃったのかしら」
「なっ……、なにもない。ただ行く当てのない少女を庇護したにすぎない。アンリに似ていても……、記憶をなくし、そんな少女が……」
シーザーのたどたどしい声に、ロビンはぴしゃりと言い放つ。
「あわよくば、振り向いてほしいなどと、不埒なことを考えていなかったと、神に誓って言えまして」
彼の表情がさらに歪んでいく。
「ごめんなさい、お兄様」
ロビンの声音がたおやかな艶を帯びる。
「私はお兄様が素敵な男性だと冷静に評価しています。容姿端麗な資産家など、女性からすればこの上もない男性に見えることでしょう。身内びいきなくとも、素晴らしい男性です」
シーザーが照れて顔を歪める。喜んでいいのか、受け止め方に惑っているようである。
少なくとも、妹にべた褒めされるのは、悪い気はしていないようだ。
シーザーの人間らしい一面に、タイラーは目を見張る。
「お兄様の後押しをすることとアンリの望みを叶えること。天秤にかけ、私も悩みましたわ。でも、やっぱり、本人の気持ちが一番ではなくて」
「まあ、そうだな」
「かくして、私は、アンリの味方に立つことを決めました。
アンリには慕う方がいることをお兄様もご存じでしょう。その方がいるために、振られていらっしゃいますものね。
ソニアと名付けた娘が記憶をなくしたアンリではないかと疑うお兄様に、私は想い人と接触するようお願いしました。
もし彼女がアンリなら、彼と接触させれば何か刺激になり思い出すかもしれないと提案しました。
ごめんなさい、お兄様。
これは詭弁です。
すでに記憶が戻っていました。
アンリは、もう一度そのお慕いする方に自身を選んでもらえるか、かけていたのです。私はそのお手伝いをしたのですわ」
兄と妹の間に沈黙の帳が降りる。
その隙間を縫って、完全に二人に捨て置かれていたタイラーが声をあげた。
「一体、シーザーとアンリはどういう関係なんですか」
兄と妹が同時にタイラーを見つめる。
「私と、兄と、アンリは、幼馴染でしてよ」
「妹と、僕と、アンリは、幼馴染だ」
声がそろう。
幼馴染である以前に、語り合っている内容がひっかかっていた。
「違うんだ。冷静に内容を聞いていたら……、まるで俺がシーザーの恋敵ではないですか!」
「そうね」
「僕に、それを肯定しろと言うのか」
ロビンは間髪入れず肯定し、シーザーは憮然とする。
「潔くないわね。お兄様、この期に及んでなさけないわ」
「いや、待ってほしい。俺には状況がまったく見えない」
「僕に語らせようと言うのか、タイラー」
「すいません。もう、なにがなんだか……」
「恋人ができました、あなたとはつき合えません。兄はそのようにアンリに振られているのです」
「はあ……」
「なんて間抜け顔なの、タイラー。とても面白い顔だわ。お兄様も、愚か者の顔をしていてよ」
「状況が見えなさ過ぎて……」
タイラーは頭を抱え込んだ。
「お兄様とアンリがお付き合いしていたのよ。アンリが十五歳ごろかしらね」
「十四だ……」
「お兄様が大学へ行くまでですから、二年か三年ほどかしら。その後、もう一人アンリはどなたかとお付き合いをして、お別れしたのよね。すかさず、お兄様はアンリに復縁を迫られたわ」
タイラーに向けていた目線を、悪戯な色をもって兄へとロビンは向ける。
「断られるなど思っていなかったのでしょう」
「……うるさいな」
バツの悪い顔を向けるシーザーに、ロビンはくすくすと口元に拳を寄せて笑う。この妹は、兄をからかうことが本当に好きらしい。
「アンリから恋人ができたと言われお断りされた時の落胆は、どうしようもないくらいだったわね」
「やめてくれ、ロビン。それ以上は、僕も絶えられない」
顔に手を当てて傷心と落胆を隠さないシーザーの態度にタイラーの動揺は収まらない。彼女に誘われた時は、男の影はなかったはずだ。ロビンの言うように、二人目の男と別れてフリーになっていたとしか記憶がなかった。
「そんな三角関係……、俺は知らない」
「知らなくて、当然です。アンリが隠していたのですもの。知られたくなかったのよ」
なぜと食い入るようにタイラーはロビンを見つめる。
「それは、あなたに捨てられたくなかったからでしょ」
「俺が、アンリを捨てる……、まさか、そんなことがあるか。ありえないだろう」
「これ以上はご自身の胸に聞いてください。私が伝えられるのはここまでです」
アンリがタイラーを捨てることは想像できても、その反対は思い至らない。タイラーはロビンの問いかけにどうこたえを出していいか分からず、困り果てる。
ロビンが、タイラーへと向き直る。
「そろそろ、アンリの要望を明かしてくださらない」
たった今聞かされた内容に、動揺するあまり、肝心なことを忘れかけていた。
「アンリは、海上へロビンと一緒に来てほしいと、言っていました」
からくり人形のような単調な口調で、タイラーはアンリの要件を告げた。
ロビンはよくできましたと言わんばかりの満面の笑みを浮かべる。
シーザーは、頭をかきながら、天を仰ぎ、床を見つめ、口を真一文字に結ぶ。
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