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ある売春婦の話
その二
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子供の頃から、性に対する関心は強かったんですよ。それが何時の頃からは思い出せません。ひょっとしたら物心ついたときからだったのかもしれません。
家庭によっては違うこともあるのかもしれないけど、子供の時って、きょうだいと一緒に入浴したり、あるいはさせられたりするじゃないですか。少なくともうちはそうだったんです。何歳くらいまでそういうことをするかは家庭によって違うと思いますけど。
これって、考えてみればすごいことですよ。大人だったら、たとえきょうだいでも性別が違えば絶対一緒に入浴したりしないじゃないですか。それを子供にさせるというのは、「子供のうちは性別なんて存在しない」と言っているのと同じようなものじゃないでしょうか。実際には小学校低学年ともなれば多かれ少なかれ性を意識していますよ。
両親は私が性に対する関心が高いなどとはこれっぽっちも思っていなかったのでしょうね。そうでなければ一緒に入浴させるはずがありませんから。
一つ下の弟がいるんですけど、ごく普通に一緒にお風呂に入っていましたね。性に関心が高い私が弟と一緒に入浴すれば、想像できると思いますけど、そう、興味は弟のおちんちんなわけです。あれは確か幼稚園の頃です。弟も幼稚園児でしたから、私が5歳か6歳だったかもしれません。
自分にはない、尖がった形状のものが弟の股間にはある。あれは何なのだろう、って当然思いますよね。
子供って、一度疑問が芽生えると、解消されるまで頭から離れなくなるんですよ。当時は毎日のように一緒にお風呂に入っていましたからなおさらです。
それで、思い切っていったんですよ。
「おちんちん、触らせてよ」
って。
弟はそれが特別な意味を持っているとは思っていなかったんでしょうね。すぐ、
「いいよ」
って言ってくれました。
それで初めて知ったんですよ。根元の袋の中に銀杏のような丸いものが二つ入っていることや、先っぽが二重構造になっていて、中身の本体に盾に筋が入っていて、そこからおしっこが出てくることなんかを。
もちろん、私のも触らせてやりましたよ。「ギブアンドテイク」ですから。でも、女性の股間というのは外見はまっすぐ筋が入っているだけですから、それほど興味があるようには見えませんでしたね。開いてみて
「ここからおしっこが出てくるんだ」
って、確認したくらいです。本当はそこに隣接して女性の大切な部分があることなど、当時の弟には想像すらできなかったのでしょうね。
弟との関係ですか?それっきりですよ。その後も一緒にお風呂に入っていましたけど、触り合っていたわけではないです。どういうものだか解ればそれでいいわけですから。多分、弟はこんなことがあったことすらお憶えていないでしょうね。
家庭によっては違うこともあるのかもしれないけど、子供の時って、きょうだいと一緒に入浴したり、あるいはさせられたりするじゃないですか。少なくともうちはそうだったんです。何歳くらいまでそういうことをするかは家庭によって違うと思いますけど。
これって、考えてみればすごいことですよ。大人だったら、たとえきょうだいでも性別が違えば絶対一緒に入浴したりしないじゃないですか。それを子供にさせるというのは、「子供のうちは性別なんて存在しない」と言っているのと同じようなものじゃないでしょうか。実際には小学校低学年ともなれば多かれ少なかれ性を意識していますよ。
両親は私が性に対する関心が高いなどとはこれっぽっちも思っていなかったのでしょうね。そうでなければ一緒に入浴させるはずがありませんから。
一つ下の弟がいるんですけど、ごく普通に一緒にお風呂に入っていましたね。性に関心が高い私が弟と一緒に入浴すれば、想像できると思いますけど、そう、興味は弟のおちんちんなわけです。あれは確か幼稚園の頃です。弟も幼稚園児でしたから、私が5歳か6歳だったかもしれません。
自分にはない、尖がった形状のものが弟の股間にはある。あれは何なのだろう、って当然思いますよね。
子供って、一度疑問が芽生えると、解消されるまで頭から離れなくなるんですよ。当時は毎日のように一緒にお風呂に入っていましたからなおさらです。
それで、思い切っていったんですよ。
「おちんちん、触らせてよ」
って。
弟はそれが特別な意味を持っているとは思っていなかったんでしょうね。すぐ、
「いいよ」
って言ってくれました。
それで初めて知ったんですよ。根元の袋の中に銀杏のような丸いものが二つ入っていることや、先っぽが二重構造になっていて、中身の本体に盾に筋が入っていて、そこからおしっこが出てくることなんかを。
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