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恥ずかしい制服での登校【1年A組 間宮春花】
馬花万高校
1年A組(12) 間宮春花
身長:144cm
体重:46kg
偏差値:21
この春から馬花万高校に通う間宮春花は、電車に乗り込むときょろきょろと所在なさげに辺りを見回す。春花が通学に使う沿線はこの時間帯は空いており、車内は立っている人もまばらだ。春花は車両の隅で壁に背を預けるように立つ。
入学から二ヶ月経つが、春花は太腿のほとんどを露出するこの制服を着せられる恥ずかしさには未だにとても慣れることが出来る気がしない。毎朝自らを辱めるためだけの衣服に袖を通し、極端に短いスカートの裾を必死で押さえながら真っ赤な顔で歩く。学校に着いたら、風紀委員の男子たちから物差しを股間に当てられてスカート丈の検査を受ける。この生活が三年間続くと思うと、春花はいつも髪を掻きむしりたいような気持ちになった。
何より最悪なのが掃除の時間だった。教室の清掃は成績下位の生徒の担当だ。バカマン高の成績下位者は殆どが女子であるため、女子の中でも特に成績の悪い生徒が毎日、ミニスカートから丸出しのパンツを見せつけながら四つん這いで雑巾掛けをする羽目になる。春花は入学してからずっと掃除組で、毎日放課後に男子からヤジを飛ばされながら床を磨き上げなくてはいけなかった。
春花はどこか小動物を思わせるような雰囲気の、色白であどけなさの残る可愛らしい顔立ちの女の子だ。化粧はリップクリームと日焼け止めを塗るだけ、眉も整えていないような学生らしい出立ちで、顔だけ見るとまだ中学生のようにも見える。その小柄な体型と童顔に不釣り合いなまでに膨らんだ巨乳は、春花の密かなコンプレックスだった。少しでも目立たないように、と私服ではゆったりとしたシルエットの服ばかりを愛用していたが、それも今はバカマン高の制服によって、無慈悲にも強調されている。
男の性欲に媚びるためだけに作られたようなデザインの制服に身を包んだ春花は、まるで無垢な少女の顔に、卑猥な大人の女の身体がついているようで、早朝の電車内にはそぐわない生々しさを放っていた。他校の男子学生や通勤中のサラリーマンらしき男が、ちらちらと春花を盗み見ている。
彼女は鈍臭くて勉強が苦手だが、決して不良だったり派手な装いで教師から目を付けられるようなタイプではない。こんなに短いスカートも、バカマン高に進学しなければ一生履くことはなかっただろう。
小学生の頃から算数の授業の内容が少しずつ分からなくなっていき、中学では成績は常に学年最下位だったが、高校受験を目前にしても、どこか楽観的な気分を捨て切れずにいた。偏差値や学歴で人間の価値が決まる訳でもないし、自分は何とかなるだろう、と。
昔からいつも真面目に授業を聞き丁寧に板書を取っているので、試験前に友人にノートを貸してほしいと頼まれることもあった。しかし生まれ持った知能の低さというものはどうしようもなく、友人たちとの話についていけないことも多い。そういう時、春花は笑いながら曖昧な肯定を返すことしかできない。
他の併願校に全て落ち、唯一合格のもらえたあの馬花万高校に進学することになったと知った時の両親の苦々しい顔は、2ヶ月経った今でも春花の胸に焼きついている。
毎日毎日、もはや服の役目を果たしていないような極端なミニスカートからパンツをちらちらと覗かせ、胸を絞り出して見せつけるように強調された制服でゆさゆさとコンプレックスの巨胸を揺らしながら通学する。ふと電車の窓ガラスに映る自分を見て、羞恥と惨めさで死にたくなる。こんなの馬鹿丸出しだ。実際バカマン高の女子生徒は小学校レベルの漢字や掛け算九九すら覚束ないような子ばかりで、春花もまたそのうちの一人だった。
1年A組(12) 間宮春花
身長:144cm
体重:46kg
偏差値:21
この春から馬花万高校に通う間宮春花は、電車に乗り込むときょろきょろと所在なさげに辺りを見回す。春花が通学に使う沿線はこの時間帯は空いており、車内は立っている人もまばらだ。春花は車両の隅で壁に背を預けるように立つ。
入学から二ヶ月経つが、春花は太腿のほとんどを露出するこの制服を着せられる恥ずかしさには未だにとても慣れることが出来る気がしない。毎朝自らを辱めるためだけの衣服に袖を通し、極端に短いスカートの裾を必死で押さえながら真っ赤な顔で歩く。学校に着いたら、風紀委員の男子たちから物差しを股間に当てられてスカート丈の検査を受ける。この生活が三年間続くと思うと、春花はいつも髪を掻きむしりたいような気持ちになった。
何より最悪なのが掃除の時間だった。教室の清掃は成績下位の生徒の担当だ。バカマン高の成績下位者は殆どが女子であるため、女子の中でも特に成績の悪い生徒が毎日、ミニスカートから丸出しのパンツを見せつけながら四つん這いで雑巾掛けをする羽目になる。春花は入学してからずっと掃除組で、毎日放課後に男子からヤジを飛ばされながら床を磨き上げなくてはいけなかった。
春花はどこか小動物を思わせるような雰囲気の、色白であどけなさの残る可愛らしい顔立ちの女の子だ。化粧はリップクリームと日焼け止めを塗るだけ、眉も整えていないような学生らしい出立ちで、顔だけ見るとまだ中学生のようにも見える。その小柄な体型と童顔に不釣り合いなまでに膨らんだ巨乳は、春花の密かなコンプレックスだった。少しでも目立たないように、と私服ではゆったりとしたシルエットの服ばかりを愛用していたが、それも今はバカマン高の制服によって、無慈悲にも強調されている。
男の性欲に媚びるためだけに作られたようなデザインの制服に身を包んだ春花は、まるで無垢な少女の顔に、卑猥な大人の女の身体がついているようで、早朝の電車内にはそぐわない生々しさを放っていた。他校の男子学生や通勤中のサラリーマンらしき男が、ちらちらと春花を盗み見ている。
彼女は鈍臭くて勉強が苦手だが、決して不良だったり派手な装いで教師から目を付けられるようなタイプではない。こんなに短いスカートも、バカマン高に進学しなければ一生履くことはなかっただろう。
小学生の頃から算数の授業の内容が少しずつ分からなくなっていき、中学では成績は常に学年最下位だったが、高校受験を目前にしても、どこか楽観的な気分を捨て切れずにいた。偏差値や学歴で人間の価値が決まる訳でもないし、自分は何とかなるだろう、と。
昔からいつも真面目に授業を聞き丁寧に板書を取っているので、試験前に友人にノートを貸してほしいと頼まれることもあった。しかし生まれ持った知能の低さというものはどうしようもなく、友人たちとの話についていけないことも多い。そういう時、春花は笑いながら曖昧な肯定を返すことしかできない。
他の併願校に全て落ち、唯一合格のもらえたあの馬花万高校に進学することになったと知った時の両親の苦々しい顔は、2ヶ月経った今でも春花の胸に焼きついている。
毎日毎日、もはや服の役目を果たしていないような極端なミニスカートからパンツをちらちらと覗かせ、胸を絞り出して見せつけるように強調された制服でゆさゆさとコンプレックスの巨胸を揺らしながら通学する。ふと電車の窓ガラスに映る自分を見て、羞恥と惨めさで死にたくなる。こんなの馬鹿丸出しだ。実際バカマン高の女子生徒は小学校レベルの漢字や掛け算九九すら覚束ないような子ばかりで、春花もまたそのうちの一人だった。
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