若頭が異世界でお嬢を溺愛するお話

なーさん

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15*急な名前呼びはドキッとします

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運動場から帰ってきて朝ごはんを食べてゆっくりしていると


「これから、王宮の魔術師に雛様と悠二様に魔力があるか見てもらいに行こうと思います。」


唐突にブライアンに告げられ雛と悠二の顔が満面の笑みになる

「あ、昨日イレーナさんが言ってたやつかな?」
「そう見たいですねぇ!お嬢は絶対なんかありそうですよねっ!」
「悠二はなんか体力系でなんかありそうねっ!あ、ブライアンさんは魔法は使えるんですか?」
「俺は、魔力量は平均よりも多い方である程度の魔法は使えますよ。得意なのは攻撃魔法です。」
「そうねんですねぇ!やっぱり、魔法を学ぶ学校とかあるんですか?」
「ありますよ。基本は15歳までに学び終わるんです。」
「へぇ~」

ワクワクきらきらと魔法の話に花が咲きあっという間に大きな講堂に着いた


「大きい部屋~」
雛が辺りを見渡して「ほほう」とため息をつく
「天井があんなに高いですよ‥‥ってかあれって空?宇宙!?」
天井を見て悠二が驚きの声を上げる
「この部屋は天井は魔術で見えないようにされているんです。だから、宇宙っていうのは間違ってないですね」
ブライアンの説明に雛も悠二も頷きつつ

((ハリー○ッターだ))

心の中で同じことを思ったのを目が合って分かったのか二人して笑い出してしまう

ブライアンはそんな様子を微笑ましく見守っている


「ほ~ほ~これは‥‥、いやはや。」

講堂の奥から長い帽子に長い白髪とても優しそうなお爺さんが大きい杖を突いてこっちにゆっくりと歩いてきた

((ダン○ルドア先生‥‥!!!))

これまた二人の心の中がハモる

「はっはっはっその先生は知らんのぉ~」

「「え”」」

((心を読まれてる‥‥だと!?))

二人がゴクリと唾を飲み汗が垂れる

「ハハハ。本当にお二人は仲がよろしいようだ」

なぜかとても面白いというようにヒゲを撫でながら片目を開ける

いや、目を閉じて歩いてきたわけじゃないでしょうけども‥‥開けてるように見えなかったのは事実で。


「神使様。私はこの国で王宮魔術師長をしていますレンチ・ダーヴィンと言います。この国に遥々お越しいただきましてありがとうございます。」

そう言ってプルプルしながら腰を曲げて頭を下げるもんだから見てるこっちがハラハラしてしまう。

「私は、雛と言います。何もわからない不束者ですが宜しくお願いします。」

挨拶をして雛は深々と頭を下げる

「あ、俺は悠二と言います。お嬢‥‥雛さんの護衛をしています。よろしくお願いします」

悠二も珍しくちゃんと挨拶をして頭を下げる

(雛さん‥‥久々に呼ばれたわね。ふふ)

不意の名前呼びに少し嬉しくなってしまう
チラッと悠二を見ると少し照れたのか耳が赤い


そんな二人を見てまたレンチは「ほほう~」と微笑ましそうに笑いヒゲを撫でる

「遅れてすみません!師長!」

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