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第2章この度、学生になりました。
22*女は強いのです。
しおりを挟む次の日は、日曜日なのでゆっくりと過ごして、リリはお昼を食べてから帰ることにしました。
「お嬢、少し‥‥宜しいですか?」
「ん?なに?」
お昼ご飯のカツ丼を食べている時にジンがコソッと話しかけてきます。
私は、食べていた手を止めて、クルリと体ごとジンの方へ向くと、少し気不味そうなジンがいました。
「どうしたの?人には聞かれたらまずい事?」
「人に‥‥って言うか、リリア様には、ですかね?」
ジンはちらりとリリの方を見て、すぐに視線をそらします。
「そう‥‥席外す?ここで良いの?」
「少し、、来てもらえますか?」
「わかったわ。」
コソコソとジンと話して一旦席を外すことにしました。
リリは、初めてのカツ丼に感動して私達のことは目にも入っていないようです。ふふ。
「リリ、ちょっと、失礼するわ。すぐに戻るから気にせず食べてて?」
「え?あ、うん!行ってらっしゃい!」
・・・あ、これ、絶対お手洗いに行くとかに勘違いされたやつですかね?まぁ、いいけども。
私は、ジンを連れながら食堂を後にしてサロンに行きました。
「それで?どうしたの?」
「‥‥あー、いや、言いづらいんですけど‥‥」
「なによ!早く行って頂戴!カツ丼が冷めちゃうじゃないの。」
「‥‥リリア様にお迎えがもうすぐ来るそうです。」
「え?もう?あら‥‥そう。‥‥あ、もしかして‥‥」
「はい。その‥‥‥‥アルノーが迎えに来るそうです。先ほど、本人から連絡が来ました。」
「‥‥そう。」
まぁ、リリ付きの執事なんだからアルノーさんが来ますよね。むしろ、来ない方が不自然。むしろ、執事も付けないでお泊まりしている今の状況の方が不自然ですからね。でも、せっかく今は失恋の痛みが少しでも和らいだって言うのに‥‥もう合わせるのは酷では?いや、でも帰ったらどうせ会うんだし‥‥‥‥でも‥‥‥‥
無意味な考えが永遠ループします。
どうするかなんてリリしか知らないのに。
「来ちゃうものは仕方ないわよね。‥‥リリには心の準備のためにも伝えとくわ。ありがとう。」
「あ、いえ‥‥お食事の邪魔をしてしまって申し訳ございません。」
「いいのよ、そんなのは。あ、ジンはもう食べたの?早くご飯食べないと勿体無いわよ!カツは、揚げたてが一番美味しいんだから!油からあげた後は一分一秒ごとに美味しさが‥‥」
「お嬢、カツの話はいいので、戻られてリリア様に伝えては?」
ジンに呆れたように諭されでしまいました。
確かに。こんなことしている場合ではありませんね。
急いで食堂に戻って、何事もなかったかのように席に着きます。
リリは、もうカツ丼は食べ終わってデザートのプリンを幸せそうに頬張っていました。え、可愛い。ウサギさんみたい。まさに、愛らしいと言う言葉がピッタリです。
「ふふ。リリ、プリンは美味しい?」
「ん、とっても美味しいわっ!幸せの味ね!」
「気に入ってもらえて良かったわ。」
ニッコリと満足そうな笑顔を見て、私も嬉しくなりました。
「‥‥リリ、迎えがそろそろ着くみたいなの。」
「え、もう?」
「うん‥‥残念なんだけど。それに‥‥」
「あぁ、アルノーが来るのね?」
「‥‥うん。」
「気にしないで、チャコ。いつかは会うんだし。私、これでも昨日よりかは吹っ切れていい気分なの。大丈夫よ。」
「本当に?」
無理はして欲しくありません。辛いなら、もう少しでもここにいてもいいんですから。
その気持ちが伝わったのか、リリが優しく微笑みました。え、綺麗。
「心配性ね~!本当に!‥‥好きって気持ちがこの短い時間で無くなったわけじゃないけど、私は本当に大丈夫。素敵な景色を見て、初めてのお泊まり会をして素敵な時間を過ごせて、とっても美味しいご飯食べて、美味しいデザート食べて、一緒に泣いたり落ち込んだり笑わせてくれる大切な親友が私を本気で心配してくれてるんだよ?それなのに、私がダメになるわけないでしょう?大丈夫、疲れたらまたチャコんちに泊まりに来て休憩するから。その時は、よろしくね?ふふ。」
「うん。わかった。いくらでも頼ってね。」
「ありがとう。」
リリが、とってもかっこいいです。普通の人は、昨日までのリリと今日のリリがどこが違うのかはわからないでしょうけど、私には全く別の人に見えます。とってもかっこいい女性です。本当に、キラキラしていてピンっと伸ばした背筋がとても美しいな、と思いました。自慢の親友です。
「‥‥では、早速なんだけど、頼ってもいい?」
「え?なに?」
「この、カツ丼と蕩けるプリンのレシピ教えてっ!うちのシェフにも作らせたいのっ!!」
「ふっはは。もちろん、いいよー!」
「わぁ!ありがとうっ!!3食カツ丼でもいいくらいすっごく美味しくてびっくりしちゃったわ!」
3食はさすがに胃もたれ起こすのでは?ふふ。
ジンにシェフにレシピを書くように伝えて、後少しの時間リリとゆっくり部屋で過ごすことにしました。
二人で絵を描いたり、ストーリーを考えたり、推しのことを話していると、あっという間に短い時間は過ぎ去っていきます。
「お嬢、リリア様のお迎えが到着しました。」
「もう!?あー‥‥わかったわ。今行く。」
「ちょっと、アルノー早すぎない?もっとゆーーーっくりでいいのに。もう。」
なんとか言いつつ、やっぱり少し嬉しそうなリリでした。
たしかにね。好きな人が迎えに来てくれるとか嬉しいよね。それが、実らない恋だとしても、嬉しいんですよ。乙女心としては。切ないですけど。
「リリア様!」
「アルノー‥‥は、早すぎるわよっ!!とってもいい話してたのにっ!もうっ!」
「昨日からずっと話していたんでしょう?そろそろ帰られませんと、旦那様も奥様もフィン様までもが心配しておられます。ほら、早く車に乗ってください。」
理不尽なリリの怒りを物ともせずにいつも通りのアルノーさんが居ました。
・・・リリ、本当にちゃんと気持ち隠したんだ。すごいな。
リリのことを心配そうに見ていたらアルノーさんが私に近づいてきました。え、なんでしょう、怖い!まさか、私の態度でバレたとかないですよね?
「ティナ様、旦那様から言伝があります。」
「え?なんでしょう。」
「『リリの友達になってくれてありがとう。これからも宜しく。』とのことです。」
嬉しいです。友達の親に嫌われるとか嫌ですし、何より自分の行動が間違ってなかったと肯定してくれてとても嬉しくなりました。
「こちらこそ、宜しくお願い致します、とお伝えしていただいても良いですか?」
「はい、畏まりました。あ、それと、『例の物も、近日中にお願いしたい』だそうです。」
気分を上げてからお願いする。これは、イルハウェル公爵家のやり方なのかな?はは。
「で、では、近日中に父に渡します。とお伝えしてください。」
「‥‥はい、畏まりました。ははは。」
アルノーさんも同じ手を取られているのか乾いた笑いが出ています。
ある意味同志ですね。
「じゃあ、また明日。学校でね!チャコ!」
車の窓を開けてリリが笑顔で言ってきました。
「うん。また明日ね。あ、あの本!読んだら感想聞かせてね!」
「うん!!帰ったらすぐに読むつもり!楽しみだわっ!!」
「ふふ。じゃーね!」
「うん!バイバイ!」
そうして、車が見えなくなるまで私は玄関で見送っていました。
「お嬢、そろそろ中に‥‥」
「うん‥‥。ねぇ、ジン。」
「はい、なんでしょう。」
「ジンは、恋したことある?」
「えっ!?あー‥‥いや、ある、ような‥‥ないような‥‥」
ジンはしどろもどろになりながら上に視線を彷徨わせながら答えてくれます。
「あ、あるんだ。」
「~~っはい。でも、そう言うんじゃなくて‥‥親愛‥‥いや、敬愛‥‥と言うかですね‥‥」
「敬愛?」
「はい、尊敬と親しみの気持ちですかね‥‥」
「ふーん。じゃあ、女の子として好きってなったことはないの?」
「え!?あ、いや、その~‥‥」
ほうほう。これは、少なからずありそうですねぇ。誰でしょう?私の知ってる人かな?まあ、深くは詮索しませんがこんなに挙動不審だと面白くてもっといじりたくなってしまいますねぇ。くふふ
「チャコ、可哀想だからその辺にしてあげなよ。」
「っ!レイ兄様!えー面白かったのに~」
「っ!!お嬢!揶揄ったんですね!?」
「うふふ。ごめんって!ジンが可愛い反応するからつい~」
「つい~じゃありません!もう!今日のおやつは無しですよ!」
「っ!えぇ~!!ごめんって!」
「・・・ははは。」
「「え?」」
急にレイ兄様が笑い出すからびっくりしてしまいます。え、そんなにおかしいことあった?え??
「いや、ごめん、どっちが主人かわからないなって思ったら‥‥ふふふ。」
「もージンのせいで笑われちゃったじゃん~」
「俺のせいですか!?理不尽!」
他愛もないやりとりをしつつ、家の中に入るとレイ兄様にお茶に誘われました。
◇◆◇◆◇◆
「ジン、ありがとう。」
サロンでのんびりとレイ兄様とお茶を楽しみます。
うんうん。このカップケーキ、とっても美味しいです。
結局、おやつを出してくれるジンは私に甘いですよね。ふふ。
「チャコ、これあげる。」
そう言ってレイ兄様にプレゼント用に包装された箱を渡されました。
「??これは‥‥時計?え、でも文字盤ないし‥‥」
とてもシンプルでどんな服にも合いそうなシルバーの時計の文字盤がないものをくれました。レイ兄様は、私の反応を楽しそうに見ています。
「ふふ。時計‥‥の機能もあるけど、それはねこうやって使うんだよ。」
貸して、と言われて時計みたいな物を渡します。
「まず、ここを開けると何個か結晶石を入れれるようになっているからルームの石や、連絡石、あとはー‥‥まぁ、便利だなって思う石を入れておいても良いね。使わなかったらそのまま空けとけばいいよ。それでね、こうしておくと使うときにこの蓋に指を滑らせてタッチすると取り出さずに使いたい機能が使えるようになるよ。」
「ほお~~!!」
現代のアッ○ルウォッチみたいですね!!魔法石=アプリ的なやつですか!
すごい!レイ兄様、よく考えつきましたね!!
「あと、これは試作段階なんだけど‥‥横のここを押すと‥‥『チャコ、顎にクリームがついてるよ』」
「え!?うそっ!」
急いで口元を手で確認します。あれ?ない?
『チャコ、顎にクリームがついてるよ』
「録音機能!」
「チャコには必要でしょう?よく知らない歌を歌うから残しておきたいかなって」
「はい!!とっても嬉しいですっ!!」
本当に、レイ兄様は私のツボを的確に抑えてくれます。
「でも!嘘は良くないです!!」
「ふふふ。嘘じゃないよ、ココ。」
お兄様は私の口の端っこを人差し指でさすってクリームを取ってペロリと食べてしまいました。っ!!これは、恥ずかしすぎるやつです!というか、レイ兄様はこういうの、どこで覚えてくるのでしょうか?成人間近とはいえ、まだ14歳ですよ?日本よりもだいぶ成長がえげつないほど著しいと言っても、まだまだ子供じゃないですか?・・・いや、子供じゃないのか?日本的に言ったらまだまだ子供なんだけど‥‥いや、でもここは日本ではないですし‥‥来年には兄様も立派な成人男性‥‥うーーん。
「チャコ?」
「へっ!?あ、いえ?なんでもありません!ありがとうございます。」
もんもんと意味のないことをぐるぐる考えてしまう癖はなかなかやめられませんね、気をつけないとです。
「うん。ふふ。」
「でも、兄様、なんでいきなりプレゼントを?」
「なんでって‥‥来週にはチャコの誕生日じゃないか。まぁ、試作品が出来て嬉しくて早くあげたくて渡してしまったんだけど‥‥」
「あ、そっか。私の誕生日‥‥。」
「忘れてたの?13歳の誕生日。」
「すっかり。」
「え~?まぁ、誕生日前に思い出してくれて良かったよ。当日は、家族で誕生日会をするんだって父上が張り切っていたからね。」
「ふふ。そうなんですね。家族で迎える誕生日は久々ですから、すごく楽しみです。」
「うん。チャコの好物をこれでもかって作らせると思うよ。」
「あり得ますね。シェフにはリクエストしておかないとですね!」
「あぁ、そうだね。」
レイ兄様に、時計の使い方を教えてもらったり、学校のことを話したり、次の開発はどんなのがいいかなどをしていたらあっという間に日が暮れてきてしまいました。
「もう、こんな時間だね。いろんなアイディア出してくれてありがとうね。」
「いえ、お役に立てたなら良かったです。」
「チャコのアイディアは斬新で、とても面白いよ!作るのが楽しみだ!」
レイ兄様は最近、魔術具を作るのにハマっているそうで、その柔軟な考えから王宮の魔術師団の研究室にも目をかけられているそうです。自分の好きなことを仕事にするのが一番ですからね。魔術具の研究者、とってもあっているのではないでしょうか!
「お嬢、そろそろ夕ご飯のお時間です。」
「わかったわ。レイ兄様、食堂まで一緒に行きましょう?」
「うん、そうだね。行こうか。」
レイ兄様はニコリと眩しい笑顔で手を出してきました。‥‥エスコートしてくれるようです。笑顔で私も手を置くと、満足そうにレイ兄様は笑って一緒に歩き出しました。
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