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第17話 13日目 予想外の幸福と不幸~突然カーラが来てくれた、けど……~ エドゥアル視点(2)
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「なっ、どうしたっ!? 何をするんだカーラっ!?」
強烈なビンタを受けて倒れ込んだ俺は、慌てて起き上がって彼女の顔を覗き込む。
なぜ殴られないといけない!? なぜそんなに怒っている!? なぜ血管が裂けそうなくらいに目を血走らせているんだっ!?
「く、来るのが遅かったから怒っているのか!? それは――」
「違うわよ。わたくしがこうしている理由は、アナタから届いたこれよ」
彼女は鬼の形相で、便箋と封筒を突き出してくる。
手紙が、どうした……? まったくワケが分からないので、そこを見てみると…………
《突然届いて、驚いただろう? 明後日のデートが待ちきれなくて、手紙を送ってしまった》
《君と毎日会えないなんて、運命はなんて残酷なのだろうか。
父が無能故に、我が家には大した金はない。情けないことに、資産はソフィーの家の何分の1。そのせいで、好きなものを買ってあげられない。
君は、この世に降り立った女神だというのに……。分不相応な、たかだか45万ぽっちのイヤリングなどしか買えていない》
《まだまだ書き足りないけれど、迷惑になるからこの辺りで止めておくよ。
またね、バイバイ。親愛なるレニファー 》
俺――カラブ・エタナルの名で、目が点になってしまう内容が記されていた。
「な、なんだこれは!? レニファ―!? 誰だそいつは!? そんなヤツは知らないぞ!!」
そんな女なんて愛していない! 明後日にデートの約束なんてしてないし、45万のイヤリングだって買っていない!
「はいはい、迫真のお芝居お見事。……エドゥアル。アナタ、わたくしを裏切ってたわね? 浮気の浮気をしてたのね?」
「しっ、していない!! 俺は無実っ、誤解だっ!! この手紙は捏造だっ!! 俺は手紙なんて書いていない!!」
その日は朝から晩まで外に居て、父さんの手伝いをさせられていたっ。前の日に出す余裕なんてなかったんだ!
「知らない間に、随分と演技が上手になったわね。まるで本当に知らないみたい」
「『まるで本当に』じゃなくて『本当』なんだ!! レニファ―という女と関係を持ってはいないしっ、そもそも周辺にそんな名前のヤツはいない――一面識もないんだよ!!」
「へぇ。だったら、この手紙はなんなの?」
両手と首をしきりに振っていると、封筒と便箋を一瞥した。
「カラブ・エタナル。この名で手紙を送れる人は、アナタしかいないわ。イタズラとするなら、誰がどうやってイタズラを出来るというの?」
「わっ、分からないっ!! だがそれを書いたのは俺じゃないっ!! 信じてくれ!!」
「こんなものがあって、信じれるとでも? わたくしに信じさせたいのなら、違うという証拠を見せなさいよ」
彼女の為にも、俺達の今後の為にも、なんとしても否定しなければならない。
証拠……。証拠…………。ぐう………………っ。こんな理解不能な問題…………どうやって解決すればいいんだ……っ!?
こんな形で、俺達の愛の道が絶たれるワケにはいかない!!
どうすれば、いい……!?
強烈なビンタを受けて倒れ込んだ俺は、慌てて起き上がって彼女の顔を覗き込む。
なぜ殴られないといけない!? なぜそんなに怒っている!? なぜ血管が裂けそうなくらいに目を血走らせているんだっ!?
「く、来るのが遅かったから怒っているのか!? それは――」
「違うわよ。わたくしがこうしている理由は、アナタから届いたこれよ」
彼女は鬼の形相で、便箋と封筒を突き出してくる。
手紙が、どうした……? まったくワケが分からないので、そこを見てみると…………
《突然届いて、驚いただろう? 明後日のデートが待ちきれなくて、手紙を送ってしまった》
《君と毎日会えないなんて、運命はなんて残酷なのだろうか。
父が無能故に、我が家には大した金はない。情けないことに、資産はソフィーの家の何分の1。そのせいで、好きなものを買ってあげられない。
君は、この世に降り立った女神だというのに……。分不相応な、たかだか45万ぽっちのイヤリングなどしか買えていない》
《まだまだ書き足りないけれど、迷惑になるからこの辺りで止めておくよ。
またね、バイバイ。親愛なるレニファー 》
俺――カラブ・エタナルの名で、目が点になってしまう内容が記されていた。
「な、なんだこれは!? レニファ―!? 誰だそいつは!? そんなヤツは知らないぞ!!」
そんな女なんて愛していない! 明後日にデートの約束なんてしてないし、45万のイヤリングだって買っていない!
「はいはい、迫真のお芝居お見事。……エドゥアル。アナタ、わたくしを裏切ってたわね? 浮気の浮気をしてたのね?」
「しっ、していない!! 俺は無実っ、誤解だっ!! この手紙は捏造だっ!! 俺は手紙なんて書いていない!!」
その日は朝から晩まで外に居て、父さんの手伝いをさせられていたっ。前の日に出す余裕なんてなかったんだ!
「知らない間に、随分と演技が上手になったわね。まるで本当に知らないみたい」
「『まるで本当に』じゃなくて『本当』なんだ!! レニファ―という女と関係を持ってはいないしっ、そもそも周辺にそんな名前のヤツはいない――一面識もないんだよ!!」
「へぇ。だったら、この手紙はなんなの?」
両手と首をしきりに振っていると、封筒と便箋を一瞥した。
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「こんなものがあって、信じれるとでも? わたくしに信じさせたいのなら、違うという証拠を見せなさいよ」
彼女の為にも、俺達の今後の為にも、なんとしても否定しなければならない。
証拠……。証拠…………。ぐう………………っ。こんな理解不能な問題…………どうやって解決すればいいんだ……っ!?
こんな形で、俺達の愛の道が絶たれるワケにはいかない!!
どうすれば、いい……!?
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