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第9話 その結果 俯瞰視点(2)
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「きゅう、さい……? 別荘などをあてがってくださるのですか!?」
「違う。お前への支援は一切しない」
場所貸し続けたり金を与え続けたりしてしまっては、先祖や領民達に示しがつかない。面倒を見るつもりはありませんでした。
「では、なにを……?」
「…………あちらの出方次第な部分もある。しばらく待っていなさい」
サッズとしては、一刻も早くお屋敷から出すべきだと考えていました。しかしながらどうしても日数を要するため仕方なくブルーノは自室で閉じ込められることとなり、数日間の軟禁生活が始まりました。
((くそっ、父上め……! こんな食事を出しやがって……!!))
((入浴すらできないだって……!? ちょっとくらい大目に見てくれてもいいだろうが……!!))
軟禁中の食事は、パンとサラダとスープ。今のブルーノにとっては充分すぎるものなのですが、彼にそれを理解できる頭はありません。
ブルーノはあらゆる面に愚痴を吐き、そんな時間が3日過ぎた頃――。ようやく進展がありました。
「予想通りの内容で救済を与えらえるようになった。お前がここで過ごすのは、今日が最後。翌朝の6時にここを出ていってもらう」
「……父上、わたくしを駒として使ってはいただけませんか? 繰り返しますが、粉骨砕身で挑みます。余計な真似はしないと誓います。どうかわたくしをパイプ作りの道具として置いてくだ――」
「ならん、そう言ったはずだ。どんな言い訳を並べても変わらんよ」
最後まで抵抗を続けましたが、どれも無意味。その後も訴え続けましたが効果はなく、ついに追放の時が訪れました。
「くだんの場所に運んでいくれ」
「父上!! 父上っ!! お願い致します!! なにとぞお考え直しを!! ザヌエルエ家のために働かせてください!!」
「……この者を乗せてくれ」
「ちちうえぇええ!! ちちうえぇえええ!! ちちうええええええええええええええええええええええ!!」
ブルーノは両腕を掴まれて馬車へと放り込まれ、ミステリーツアーの幕開け。澄み切った心地の良い空の下を、ぐしゃぐしゃになった感情を抱いたまま進み――
「着いたぞ」
――9時間半ほど経った頃、馬車が停まりました。
「俺は、どこに連れてこられたんだ……? なにが目的だ……?」
「説明は合流してからする。降りるぞ」
「ご、合流? ここに、誰かいるのか? 一体誰がいると――な!?」
困惑しながら車を降りたブルーノは、目尻が切れんばかりに両目を見開きました。なぜならば――
「ブルーノ様!?」
「メリナ!?」
――目の前には、最愛の人が立っていたからです。
「違う。お前への支援は一切しない」
場所貸し続けたり金を与え続けたりしてしまっては、先祖や領民達に示しがつかない。面倒を見るつもりはありませんでした。
「では、なにを……?」
「…………あちらの出方次第な部分もある。しばらく待っていなさい」
サッズとしては、一刻も早くお屋敷から出すべきだと考えていました。しかしながらどうしても日数を要するため仕方なくブルーノは自室で閉じ込められることとなり、数日間の軟禁生活が始まりました。
((くそっ、父上め……! こんな食事を出しやがって……!!))
((入浴すらできないだって……!? ちょっとくらい大目に見てくれてもいいだろうが……!!))
軟禁中の食事は、パンとサラダとスープ。今のブルーノにとっては充分すぎるものなのですが、彼にそれを理解できる頭はありません。
ブルーノはあらゆる面に愚痴を吐き、そんな時間が3日過ぎた頃――。ようやく進展がありました。
「予想通りの内容で救済を与えらえるようになった。お前がここで過ごすのは、今日が最後。翌朝の6時にここを出ていってもらう」
「……父上、わたくしを駒として使ってはいただけませんか? 繰り返しますが、粉骨砕身で挑みます。余計な真似はしないと誓います。どうかわたくしをパイプ作りの道具として置いてくだ――」
「ならん、そう言ったはずだ。どんな言い訳を並べても変わらんよ」
最後まで抵抗を続けましたが、どれも無意味。その後も訴え続けましたが効果はなく、ついに追放の時が訪れました。
「くだんの場所に運んでいくれ」
「父上!! 父上っ!! お願い致します!! なにとぞお考え直しを!! ザヌエルエ家のために働かせてください!!」
「……この者を乗せてくれ」
「ちちうえぇええ!! ちちうえぇえええ!! ちちうええええええええええええええええええええええ!!」
ブルーノは両腕を掴まれて馬車へと放り込まれ、ミステリーツアーの幕開け。澄み切った心地の良い空の下を、ぐしゃぐしゃになった感情を抱いたまま進み――
「着いたぞ」
――9時間半ほど経った頃、馬車が停まりました。
「俺は、どこに連れてこられたんだ……? なにが目的だ……?」
「説明は合流してからする。降りるぞ」
「ご、合流? ここに、誰かいるのか? 一体誰がいると――な!?」
困惑しながら車を降りたブルーノは、目尻が切れんばかりに両目を見開きました。なぜならば――
「ブルーノ様!?」
「メリナ!?」
――目の前には、最愛の人が立っていたからです。
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