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第5話 半年間~キャロラインside~ キャロライン視点(1)
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「デイヴィッド。今日は付き合ってくれてありがとう」
「こっちこそ、今日を賑やかな一日にしてくれてありがとう。一日中楽しかったよ」
今日は、朝から夜までデートをする日。わたしの希望でこの国の東にある街『サンネルク』で一日を過ごしたわたし達は、サンオーレア邸の玄関前で微笑み合っていた。
「一緒にランチをして、買い物をして、景色を眺めて、ディナーを食べて。二人でサンネルクに行ったのは久しぶりで、本当に楽しかったよ」
「わたしも。デイヴィッドと一緒だからいつもよりも食事が美味しかったし、お買い物も普段以上に楽しかった。それに欲しかったものも選んでもらえて、大満足でした」
こんな風に一日中ずっと二人でいるのは1年ぶりで、ずっと笑顔だった。こんなに長時間笑っていたのも1年ぶりで、明日は頬が筋肉痛になりそう。
「喜んでもらえてなによりだよ。じゃあ名残惜しいけど、そろそろ帰るよ。また来週」
「うん、また来週。バイバイ」
またね。半年経ってもそれを言えることが嬉しくって、わたし達はつい2回も『またね』を繰り返して、お別れをした。
そうしてデイヴィッドが乗る馬車を見送ったわたしは、お屋敷に戻り――
「おかえりキャロライン。楽しめたみたいだな」
「はいお父様。とっても楽しかったです」
――デートの許可をくれた感謝などを行ったあと湯浴みをして、自室へと移動。その頃にはもう0時を回っていて眠る時間になっているのだけれど、今夜はまだ眠らない。
「その前に、ちゃんと記しておかないとね」
部屋に入ったあと向かうのは、ベッドではなくデスク。入口から見て斜め左方向へと進んでいって――
※突然すみません。お詫びになります。
昨日の台風の影響で、本日の投稿分は文字数が少なくなっております。明日以降は必ず普段通りの文字数で投稿をさせていただきますので、一日だけお許しください。
「こっちこそ、今日を賑やかな一日にしてくれてありがとう。一日中楽しかったよ」
今日は、朝から夜までデートをする日。わたしの希望でこの国の東にある街『サンネルク』で一日を過ごしたわたし達は、サンオーレア邸の玄関前で微笑み合っていた。
「一緒にランチをして、買い物をして、景色を眺めて、ディナーを食べて。二人でサンネルクに行ったのは久しぶりで、本当に楽しかったよ」
「わたしも。デイヴィッドと一緒だからいつもよりも食事が美味しかったし、お買い物も普段以上に楽しかった。それに欲しかったものも選んでもらえて、大満足でした」
こんな風に一日中ずっと二人でいるのは1年ぶりで、ずっと笑顔だった。こんなに長時間笑っていたのも1年ぶりで、明日は頬が筋肉痛になりそう。
「喜んでもらえてなによりだよ。じゃあ名残惜しいけど、そろそろ帰るよ。また来週」
「うん、また来週。バイバイ」
またね。半年経ってもそれを言えることが嬉しくって、わたし達はつい2回も『またね』を繰り返して、お別れをした。
そうしてデイヴィッドが乗る馬車を見送ったわたしは、お屋敷に戻り――
「おかえりキャロライン。楽しめたみたいだな」
「はいお父様。とっても楽しかったです」
――デートの許可をくれた感謝などを行ったあと湯浴みをして、自室へと移動。その頃にはもう0時を回っていて眠る時間になっているのだけれど、今夜はまだ眠らない。
「その前に、ちゃんと記しておかないとね」
部屋に入ったあと向かうのは、ベッドではなくデスク。入口から見て斜め左方向へと進んでいって――
※突然すみません。お詫びになります。
昨日の台風の影響で、本日の投稿分は文字数が少なくなっております。明日以降は必ず普段通りの文字数で投稿をさせていただきますので、一日だけお許しください。
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