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第11話 どいつもこいつも……! エメリック視点(3)
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「どうしてなんだ父さん母さんっ! どうしてあんなヤツらの肩を持つんだっっ!?」
「…………普段の振る舞いをみていたら、現場を目撃せずともなんとなく分かる。サーフィナ君なら、本心でやり兼ねんよ」
父さんは――父さん、だけじゃあない。その隣にいる母さんも揃って、小さく息を吐いた。
「彼女は王宮に越して早々に、自室の模様替えをした。元々あった物を全て排除し、自身が気に入ったものばかりを揃えさせただろう?」
「それに貴方を通してよく、料理に注文をつけているでしょ? あの子は基本的には礼儀正しいけれど、我を通す時は強引に通す。共に暮らし始めて、そういう一面もあると気が付いたわ」
「まっ、待ってくれ父さん母さん! 確かにガラッと買い替えたし、今日は〇〇が食べたいなと頼んでくる時はある! でもそこには、ちゃんとした理由があるんだよっっ!」
そのままだと、僕がふいにリルを思い出すかもしれない。僕にはずっと自分だけを見ていて欲しいから――。模様替えは、そんな可愛らしい理由!
タロット占いで、今日はこのメニューが幸運を運ぶと出た。僕にずっと元気で、幸せでいて欲しいから――。オーダーの変更は、そんな優しい理由!
それを丁寧に、時間をかけて、浅慮な両親に伝えた。
「どうだい!? 分かっただろう!? サーフィナはそういう人なんだよ!」
「………………エメリック。前任の陰がチラつくのであれば、最高級の家具達でなくてもよいのではないか……?」
「タロット占いだって……。そんなに都合よく毎回、あの子の好物が出ると思う……?」
「最高級品ばかりなのは、値札を一切見ずに偶々良いと思ったのがソレで僕がそうしようと言ったから!! タロット占いは、サイコロで連続して同じ数字が出る時があるようなものだよ!!」
このように、ちゃんとした理由がある。何でもかんでも疑いすぎだ!
「エメリック……。最近のお前はますます、サーフィナ君が絡むと思考が停止するようになっているぞ……?」
「恋は盲目というけれど、いくらなんでも酷いと思うわよ……? ……リルさんの時は、もっとしっかりしていたのに……」
二人はなんとも言えない目線を注いできて、ため息が二つ。父さんと母さんは揃って大きく息を吐いた。
そして、その後二人は――。再び、予想外でとんでもないことを言い出すのだった。
「…………普段の振る舞いをみていたら、現場を目撃せずともなんとなく分かる。サーフィナ君なら、本心でやり兼ねんよ」
父さんは――父さん、だけじゃあない。その隣にいる母さんも揃って、小さく息を吐いた。
「彼女は王宮に越して早々に、自室の模様替えをした。元々あった物を全て排除し、自身が気に入ったものばかりを揃えさせただろう?」
「それに貴方を通してよく、料理に注文をつけているでしょ? あの子は基本的には礼儀正しいけれど、我を通す時は強引に通す。共に暮らし始めて、そういう一面もあると気が付いたわ」
「まっ、待ってくれ父さん母さん! 確かにガラッと買い替えたし、今日は〇〇が食べたいなと頼んでくる時はある! でもそこには、ちゃんとした理由があるんだよっっ!」
そのままだと、僕がふいにリルを思い出すかもしれない。僕にはずっと自分だけを見ていて欲しいから――。模様替えは、そんな可愛らしい理由!
タロット占いで、今日はこのメニューが幸運を運ぶと出た。僕にずっと元気で、幸せでいて欲しいから――。オーダーの変更は、そんな優しい理由!
それを丁寧に、時間をかけて、浅慮な両親に伝えた。
「どうだい!? 分かっただろう!? サーフィナはそういう人なんだよ!」
「………………エメリック。前任の陰がチラつくのであれば、最高級の家具達でなくてもよいのではないか……?」
「タロット占いだって……。そんなに都合よく毎回、あの子の好物が出ると思う……?」
「最高級品ばかりなのは、値札を一切見ずに偶々良いと思ったのがソレで僕がそうしようと言ったから!! タロット占いは、サイコロで連続して同じ数字が出る時があるようなものだよ!!」
このように、ちゃんとした理由がある。何でもかんでも疑いすぎだ!
「エメリック……。最近のお前はますます、サーフィナ君が絡むと思考が停止するようになっているぞ……?」
「恋は盲目というけれど、いくらなんでも酷いと思うわよ……? ……リルさんの時は、もっとしっかりしていたのに……」
二人はなんとも言えない目線を注いできて、ため息が二つ。父さんと母さんは揃って大きく息を吐いた。
そして、その後二人は――。再び、予想外でとんでもないことを言い出すのだった。
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