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「リル、アルフレッド君っ。おめでとう!」
「リル、アルフレッドくんっ。綺麗よ~っ、格好良いわよ~っ!」
「姉ちゃんアル兄ちゃん、おめでとう! ドレスとタキシード、似合いすぎっ!」
「「「「「お嬢様アルフレッド様……っ。おめでとうございます……!!」」」」」
「アルフレッド、リル君っ。おめでとう!」
「坊ちゃま……っ! リー様……!っ わたくし、感極まって前が見えません」
「「「「「坊ちゃま、リル様……っ。おめでとうございます……!!」」」」」
「「リル様、アルフレッド様。おめでとうございます」」
お父様、お母様、ザック、使用人さん達。おじ様、ネックレス、レナちゃん、使用人さん達。
そして、ナナユ・ハイオラ様とアイズ・ハイオラ様。
あたしはアルフレッドと一緒に大切な人達の間を進み、祭壇の前で止まる。
アルフレッドと入場。
コレは本来の形とは違うけど、ずっとこの人に守られてきたから。入場までがお父様お母様で、それ以降はアルフレッドと2人で行わせてもらいました。
「リル。最高のヴァージンロードだったな」
「そうだね、アルフレッド。最高だった」
揃って皆に感謝していると讃美歌の斉唱が始まり、そのあとは牧師様による祈祷や誓約――新郎新婦の順に牧師様の問いかけに応え、それが終わると指輪の交換の時となった。
「……リル。やっと、できるな」
「……うん。やっと、だね」
アルフレッドがあたしの薬指に通してくれて、次はあたしがアルフレッドの薬指に通す。
今2人の指にあるのは、あの日――10か月振りに出掛けた日に、見つけたもの。センスの良いアシンメトリーなデザインがお互い気に入って、最有力候補がそのまま結婚指輪になりました。
「…………やっぱり、似合ってる。リルにピッタリだよ」
「あたしも、そう思ってた。アルフレッドにピッタリだよ」
バカップルって思われちゃうけど、滅茶苦茶似合ってるんだもん。しょうがない。
相手の顔を見て、指輪を見て、ニヤニヤ混じりでニコニコして。ずっとやりたかった指輪交換が終わると、再び『ずっとやりたかったこと』を行う時がやって来る。
「リル」
「ん……っ」
紳士な動作でベールアップが行われ、そのあと、するりで、ぎゅっと。あたし達の指が絡み合い、優しく両手を握られた。
「これからもずっと、こうやってリルの手を握り続けていく。心も身体も、守り続けていく。だから、安心してください」
「うん、頼りにしてます。優しくて強い、あたしの王子様」
あたしも同じように手を握り返して、熱く揺れる瞳で微笑み合う。そうしてあたし達の距離は、ゆっくりと縮まっていって――
キスを交わす。
その瞬間。この人と初めて会った時の記憶、告白された時の記憶、助けてくれた時の記憶達が改めて蘇ってきて、気が付くと嬉し涙で溢れてる。
誓いのキス。ソレはキスだけど、他のキスとはちょっと違う。
それは短くて濃厚な、3秒間。
一生忘れられない、3秒間。
そんな想いは、アルフレッドも同じ。
あたし達は幸せの雫を零しながら笑い合って――。
こうしてあたしは、リル・ロザスとなったのでした。
「リル、アルフレッドくんっ。綺麗よ~っ、格好良いわよ~っ!」
「姉ちゃんアル兄ちゃん、おめでとう! ドレスとタキシード、似合いすぎっ!」
「「「「「お嬢様アルフレッド様……っ。おめでとうございます……!!」」」」」
「アルフレッド、リル君っ。おめでとう!」
「坊ちゃま……っ! リー様……!っ わたくし、感極まって前が見えません」
「「「「「坊ちゃま、リル様……っ。おめでとうございます……!!」」」」」
「「リル様、アルフレッド様。おめでとうございます」」
お父様、お母様、ザック、使用人さん達。おじ様、ネックレス、レナちゃん、使用人さん達。
そして、ナナユ・ハイオラ様とアイズ・ハイオラ様。
あたしはアルフレッドと一緒に大切な人達の間を進み、祭壇の前で止まる。
アルフレッドと入場。
コレは本来の形とは違うけど、ずっとこの人に守られてきたから。入場までがお父様お母様で、それ以降はアルフレッドと2人で行わせてもらいました。
「リル。最高のヴァージンロードだったな」
「そうだね、アルフレッド。最高だった」
揃って皆に感謝していると讃美歌の斉唱が始まり、そのあとは牧師様による祈祷や誓約――新郎新婦の順に牧師様の問いかけに応え、それが終わると指輪の交換の時となった。
「……リル。やっと、できるな」
「……うん。やっと、だね」
アルフレッドがあたしの薬指に通してくれて、次はあたしがアルフレッドの薬指に通す。
今2人の指にあるのは、あの日――10か月振りに出掛けた日に、見つけたもの。センスの良いアシンメトリーなデザインがお互い気に入って、最有力候補がそのまま結婚指輪になりました。
「…………やっぱり、似合ってる。リルにピッタリだよ」
「あたしも、そう思ってた。アルフレッドにピッタリだよ」
バカップルって思われちゃうけど、滅茶苦茶似合ってるんだもん。しょうがない。
相手の顔を見て、指輪を見て、ニヤニヤ混じりでニコニコして。ずっとやりたかった指輪交換が終わると、再び『ずっとやりたかったこと』を行う時がやって来る。
「リル」
「ん……っ」
紳士な動作でベールアップが行われ、そのあと、するりで、ぎゅっと。あたし達の指が絡み合い、優しく両手を握られた。
「これからもずっと、こうやってリルの手を握り続けていく。心も身体も、守り続けていく。だから、安心してください」
「うん、頼りにしてます。優しくて強い、あたしの王子様」
あたしも同じように手を握り返して、熱く揺れる瞳で微笑み合う。そうしてあたし達の距離は、ゆっくりと縮まっていって――
キスを交わす。
その瞬間。この人と初めて会った時の記憶、告白された時の記憶、助けてくれた時の記憶達が改めて蘇ってきて、気が付くと嬉し涙で溢れてる。
誓いのキス。ソレはキスだけど、他のキスとはちょっと違う。
それは短くて濃厚な、3秒間。
一生忘れられない、3秒間。
そんな想いは、アルフレッドも同じ。
あたし達は幸せの雫を零しながら笑い合って――。
こうしてあたしは、リル・ロザスとなったのでした。
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