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第17話 配信後のハプニング(1)
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「こんばんみゃあ~っ! 応援でみんなを元気にしちゃう、葉月ミアだよ~っ!」
《こんばんは》
《こんばんは》
《こんばんみゃあ~》
「みんな、来てくれてありがとうございますっ! 今日も一生懸命配信するからっ、楽しんでいってくださいねっ!」
次の日の午後7時、葉月ミア8回目の配信がスタート! 今日はなんと784人も視聴者さんが見に来てくれていて、みんなに人気のレトロゲー配信が始まりますっ。
「今日はやるのはファニーコンピューターじゃなくて、その次に発売されたスーパーファニーコンピューターのソフトっ。『スーパーブラザーズワールド』だよっ!」
スーパーブラザーズワールド。このゲームはずっと遊んできてるゲームの続編で、人間の兄弟さんが主役のアクションゲーム。このゲームもボスに連れて行かれたお姫様を救うのが目的で、このソフトも全世界でビックリするくらい売れた大々々人気のゲームなのですっ。
「このゲームはノーミスクリアは少し難しくて、今日はノーコンティニューでのクリアが目標っ。でもでもそれだと簡単になりすぎちゃうから、ミス2回まででクリアできるように頑張ります!」
《がんばれ》
《がんばって》
《ファイト》
「ありがとうございますっ。じゃーじゃー、ゲームスタート!!」
いつものようにスタートボタンを押すとゲームが始まって、
「ここは、こうっ! 一気に走って敵の下を超えて――1ステージ目、クリアですっ」
《おお~。手際イイ》
《上手い》
《プレイに迷いがない》
「えへへ、ありがとうございます~! この辺りはまだまだ余裕で、ガンガン進んでいきますっ!」
このゲームもそうだけど、キノコを取ったら大きくなれる――1回敵に当たっても死んじゃわないから、安心感がすごくあるんだよね。なので『ミスは2回まで』って決めていても、緊張することは全然ありません。
「これはこうやって……ジャンプして……! やあっ! この敵は踏んづけて、こっちは無視して上を走っていって……」
《ぉぉ……!》
《ボス戦はじまった。いけるか……!?》
「ジャンプ、ジャンプ、ジャンプっ。こうやってこの形で飛んでいれば安全にダメージを与えることができて――はい! クリアです!!」
「このステージは全体的にちょっと難しめだけど、火の玉を出していけば――こんな感じて敵にあてて、その間に飛び移ったら、平気なんだよ~っ。他の面でも、これを繰り返していって……!」
《速い……!》
《なるほどね~。そうやるのか》
《いいこと聞いた》
《このボスは、さっきよりムズイ。いけるかな……?》
「このボスはさっきよりも激しく攻撃するけど、敵の動きを落ち着いてみてたらね、そんなに怖くないよっ。こんな風に避けて、チャンスを待って………………!」
《きた!!》
《すごい!!》
「えへへ、ありがとうございます! この勢いで、最終ステージに乗り込みますー!」
このソフトは前作以上にステージがあるんだけど、それでも問題はなしっ。最後のステージで溶岩に落ちちゃって1機失っちゃったけど、無事目標を達成してクリアできましたっっ!
《おめでとう!》
《拍手。最後惜しかったね》
「あとちょっとでしたね~。ついノーミスクリアを意識しちゃいました」
《分かる。意識するよね》
《でも上手かった》
《ミアちゃんのゲーム配信、やっぱ面白い》
「そう言ってもらえて、嬉しいです。次の配信ももちろんレトロゲームで、みなさんもよく知ってる『あのゲーム』を遊ぶつもりでいるので、楽しみにしててくださいねっ」
ゲームが終わると次回の予告をして、ここからは雑談タイムっ。
《今年の首位打者は、打率3割超えると思いますか?》
「ミアは、超えると思います。オールスターが終わってから打者の成績がどのチームも上がってきてます。それに夏場は――暑くなると調子が良くなってくるバッターさんが多いから、ここからグングン打率が上がっていくと思ってます」
《なんかのニュースで『土俵入り』を見ての質問。なんか『型』ってのがあるんだよね? あれを詳しく教えて欲しい》
「土俵入りですねっ? 土俵入りの型の種類はふたつで、『雲竜型(うんりゅうがた)』と『不知火型(しらぬいがた)』がありますっ。どうやって見分けるのかというと、実は手の添え方などなど色んな部分が全然違っていて――」
こんな感じで視聴者さんと大好きな『野球』と『相撲』のお話をして、
「ありがとうございます! じゃあ今日はここまでっ! みなさんっ、また明日!」
定番のご挨拶をして、今夜の配信はお仕舞。終わった後はまず喉に優しい食べ物? 飲み物? をにゅるっと舐めて、しばらく休んだら明日の打ち合わせを始めて――
「ふえ……?」
「ん……?」
――打ち合わせを始めて、すぐのことでした。
わたし達は、とあるトラブルに襲われちゃうのでした。
《こんばんは》
《こんばんは》
《こんばんみゃあ~》
「みんな、来てくれてありがとうございますっ! 今日も一生懸命配信するからっ、楽しんでいってくださいねっ!」
次の日の午後7時、葉月ミア8回目の配信がスタート! 今日はなんと784人も視聴者さんが見に来てくれていて、みんなに人気のレトロゲー配信が始まりますっ。
「今日はやるのはファニーコンピューターじゃなくて、その次に発売されたスーパーファニーコンピューターのソフトっ。『スーパーブラザーズワールド』だよっ!」
スーパーブラザーズワールド。このゲームはずっと遊んできてるゲームの続編で、人間の兄弟さんが主役のアクションゲーム。このゲームもボスに連れて行かれたお姫様を救うのが目的で、このソフトも全世界でビックリするくらい売れた大々々人気のゲームなのですっ。
「このゲームはノーミスクリアは少し難しくて、今日はノーコンティニューでのクリアが目標っ。でもでもそれだと簡単になりすぎちゃうから、ミス2回まででクリアできるように頑張ります!」
《がんばれ》
《がんばって》
《ファイト》
「ありがとうございますっ。じゃーじゃー、ゲームスタート!!」
いつものようにスタートボタンを押すとゲームが始まって、
「ここは、こうっ! 一気に走って敵の下を超えて――1ステージ目、クリアですっ」
《おお~。手際イイ》
《上手い》
《プレイに迷いがない》
「えへへ、ありがとうございます~! この辺りはまだまだ余裕で、ガンガン進んでいきますっ!」
このゲームもそうだけど、キノコを取ったら大きくなれる――1回敵に当たっても死んじゃわないから、安心感がすごくあるんだよね。なので『ミスは2回まで』って決めていても、緊張することは全然ありません。
「これはこうやって……ジャンプして……! やあっ! この敵は踏んづけて、こっちは無視して上を走っていって……」
《ぉぉ……!》
《ボス戦はじまった。いけるか……!?》
「ジャンプ、ジャンプ、ジャンプっ。こうやってこの形で飛んでいれば安全にダメージを与えることができて――はい! クリアです!!」
「このステージは全体的にちょっと難しめだけど、火の玉を出していけば――こんな感じて敵にあてて、その間に飛び移ったら、平気なんだよ~っ。他の面でも、これを繰り返していって……!」
《速い……!》
《なるほどね~。そうやるのか》
《いいこと聞いた》
《このボスは、さっきよりムズイ。いけるかな……?》
「このボスはさっきよりも激しく攻撃するけど、敵の動きを落ち着いてみてたらね、そんなに怖くないよっ。こんな風に避けて、チャンスを待って………………!」
《きた!!》
《すごい!!》
「えへへ、ありがとうございます! この勢いで、最終ステージに乗り込みますー!」
このソフトは前作以上にステージがあるんだけど、それでも問題はなしっ。最後のステージで溶岩に落ちちゃって1機失っちゃったけど、無事目標を達成してクリアできましたっっ!
《おめでとう!》
《拍手。最後惜しかったね》
「あとちょっとでしたね~。ついノーミスクリアを意識しちゃいました」
《分かる。意識するよね》
《でも上手かった》
《ミアちゃんのゲーム配信、やっぱ面白い》
「そう言ってもらえて、嬉しいです。次の配信ももちろんレトロゲームで、みなさんもよく知ってる『あのゲーム』を遊ぶつもりでいるので、楽しみにしててくださいねっ」
ゲームが終わると次回の予告をして、ここからは雑談タイムっ。
《今年の首位打者は、打率3割超えると思いますか?》
「ミアは、超えると思います。オールスターが終わってから打者の成績がどのチームも上がってきてます。それに夏場は――暑くなると調子が良くなってくるバッターさんが多いから、ここからグングン打率が上がっていくと思ってます」
《なんかのニュースで『土俵入り』を見ての質問。なんか『型』ってのがあるんだよね? あれを詳しく教えて欲しい》
「土俵入りですねっ? 土俵入りの型の種類はふたつで、『雲竜型(うんりゅうがた)』と『不知火型(しらぬいがた)』がありますっ。どうやって見分けるのかというと、実は手の添え方などなど色んな部分が全然違っていて――」
こんな感じで視聴者さんと大好きな『野球』と『相撲』のお話をして、
「ありがとうございます! じゃあ今日はここまでっ! みなさんっ、また明日!」
定番のご挨拶をして、今夜の配信はお仕舞。終わった後はまず喉に優しい食べ物? 飲み物? をにゅるっと舐めて、しばらく休んだら明日の打ち合わせを始めて――
「ふえ……?」
「ん……?」
――打ち合わせを始めて、すぐのことでした。
わたし達は、とあるトラブルに襲われちゃうのでした。
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