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第6話 SNS(1)
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『無理無理! 無理だって!』
『SNSは駄目だよ! 駄目!!』
『もう嫌よ……。あんな思いはしたくない……』
『トラウマものだ……。傷口に塩を塗り込まないでくれ……』
『むかし、安倍のヤツに倒された時より辛かったぞ……』
『都で安倍を初めて見た時、化け物だって震え上がったんだよ……。あの時より震えたぞ……』
『太陽が落ちてくる……』
『ボクらはマゾじゃないんだよぉ……』
『うぁああああああああああああああああああ!!』
さっきまでとは真逆。
二つ返事で同意してくださっていたあやかしさん達が、もれなく難色を示しだした。中には、頭を抱えて崩れ落ちた人もいる。
「嬢ちゃん……。俺達がSNSをやってたのを、知っているか……?」
「もちろんです。いただいていた資料で知りました」
3つのSNSで天地村公式アカウントが立ち上げられていて、日々呟きやショート動画の投稿が行われていたものの、先々月に更新終了。今ではどのアカウントも消滅している。
「僕も協力させていただいていて、いつも素晴らしい投稿ができていると思っていたのですが……」
「俺らがいくら投稿しても、一切反応がなかったんだよ……。どんなにやっても、リアクションがねぇんだよ……」
「私達以外に人がいないんじゃないの? 私もシンも後ろの連中も、本気でそう思ったねぇ……」
「この村の連中は、SNS恐怖症になっちまってるんだ……。村の話なんてしても、誰も気にすらしねぇ……。いくら嬢ちゃんでも、どうにもならない……」
「心問答さん、操形さん、皆さんも。そうじゃないんですよ。そのですね……。はっきり言わせてもらいますが、運用の仕方に原因があるんですよ」
SNSアカウントその1。
《天地村SNS担当です。今日からアカウントを開設しました。
よろしくお願いします。
公式ですがふざけ倒していく所存でござる。
みんなついて来てくれるかな~? いーよ~!》
文章のみ&絵文字顔文字なし+いきなりボケる+アイコンとヘッダーは手書きで『黒背景にレインボーカラーで、あまちむら♡』。
SNSアカウントその2
《天地村が愉快だった件について》
心問答さん、地栄さん、食楽さん、力比さんが、畑の真ん中でひたすら笑い続けるショート動画を投稿。
SNSアカウントその3
《むしろ田舎はステータス。お前も高みに来ないか?》
サングラスをかけた操形さんが縁側に座って、グラスに入ったアイスティーを小指を立てながらストローで飲む写真を投稿。
アカウント1は、入りから異様。
アカウント2は、シンプルに怖い。
アカウント3は、困惑する。
ここでもあやかしさん&安倍さんのセンスがさく裂していて、試しに先輩に見せてみたら『関わりたくないよコレは……』とドン引きしていた。0からのスタートはただでさえ難しいのに、こんなことばかりやっていたので誰も寄り付かなかったのです。
『SNSは駄目だよ! 駄目!!』
『もう嫌よ……。あんな思いはしたくない……』
『トラウマものだ……。傷口に塩を塗り込まないでくれ……』
『むかし、安倍のヤツに倒された時より辛かったぞ……』
『都で安倍を初めて見た時、化け物だって震え上がったんだよ……。あの時より震えたぞ……』
『太陽が落ちてくる……』
『ボクらはマゾじゃないんだよぉ……』
『うぁああああああああああああああああああ!!』
さっきまでとは真逆。
二つ返事で同意してくださっていたあやかしさん達が、もれなく難色を示しだした。中には、頭を抱えて崩れ落ちた人もいる。
「嬢ちゃん……。俺達がSNSをやってたのを、知っているか……?」
「もちろんです。いただいていた資料で知りました」
3つのSNSで天地村公式アカウントが立ち上げられていて、日々呟きやショート動画の投稿が行われていたものの、先々月に更新終了。今ではどのアカウントも消滅している。
「僕も協力させていただいていて、いつも素晴らしい投稿ができていると思っていたのですが……」
「俺らがいくら投稿しても、一切反応がなかったんだよ……。どんなにやっても、リアクションがねぇんだよ……」
「私達以外に人がいないんじゃないの? 私もシンも後ろの連中も、本気でそう思ったねぇ……」
「この村の連中は、SNS恐怖症になっちまってるんだ……。村の話なんてしても、誰も気にすらしねぇ……。いくら嬢ちゃんでも、どうにもならない……」
「心問答さん、操形さん、皆さんも。そうじゃないんですよ。そのですね……。はっきり言わせてもらいますが、運用の仕方に原因があるんですよ」
SNSアカウントその1。
《天地村SNS担当です。今日からアカウントを開設しました。
よろしくお願いします。
公式ですがふざけ倒していく所存でござる。
みんなついて来てくれるかな~? いーよ~!》
文章のみ&絵文字顔文字なし+いきなりボケる+アイコンとヘッダーは手書きで『黒背景にレインボーカラーで、あまちむら♡』。
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アカウント3は、困惑する。
ここでもあやかしさん&安倍さんのセンスがさく裂していて、試しに先輩に見せてみたら『関わりたくないよコレは……』とドン引きしていた。0からのスタートはただでさえ難しいのに、こんなことばかりやっていたので誰も寄り付かなかったのです。
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