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第6話 始まる対策と、後悔を始める? 妹 ニノン視点(1)
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「……………………」
ウチを出発して、およそ7時間後の午後1時前後。わたしはレテスミナ山の中腹辺りにいて、目の前にある小さな滝を呆然と眺めていた。
あのね。そのね。わたしはこれから、アレに打たれないといけないみたいなの。
『この滝には聖なる力が宿っていて、それを受け止めることによって体内に聖のエネルギーが宿るんだよ』
『身体に聖のエネルギーが増えれば、必然的に負のエネルギーを持つ者は何もできなくなってしまうんだ』
そんな理由で、激しく落ちてくる水に打たれないといけないんだって。10分間も……。
「ニノン、それじゃあ始めようか――ニノン、心配しなくても大丈夫だよ。これが済めば、必ず君は解放されるよ」
泣きそうになっていると、そっと左手が握られた。
ありがとうございます、サンティラス様。でも、違うの。わたしは、霊が怖くてこうなってるんじゃないの。滝に打たれるのが怖いの……。
((サンティラス様も同行してくれている聖職者の人も、滝に打たれても死なないって、危険はないって言ってる。でも……))
落差が10メートル以上あるから、怖いっ! あんな高さから落ちた水に当たると痛いに決まってる!
((でも、でも……))
教会の力も借りてるから……。ここで嘘だったって言い出したら、大騒ぎになって最悪罪になる。
それは、もっと嫌だから……。
「ニノン。これを」
「……は、はい。サンティラス様」
小瓶に入った聖水を全身に振りかけ、その状態で水に入る。そして…………。
「ニノン、ここで見守っているよ。頑張れ……っ」
「……は、はい。サンティラス様、いって、きます」
余計な干渉があってはいけないみたいで、私一人で出発。奥へとゆっくり歩いて行って、ついに……。ついに――
「ぎゃぶぃ!?」
滝に打たれる時間が、始まる。
「びぃぶりぃ!?」
水が痛い! 冷たい! 痛い冷たい! 勝手に変な声が出ちゃう!!
なんなのこれ!? 誰がやり始めたの!? これって他の国でもやってるの!? どうしてこの国で採用されたの!?
ものすごい勢いで様々なことが浮かんで来て、そうしていると――
『む~。わたしもサンティラス様とお喋りとかしたいっ』
『そうだっ。サンティラス様って、霊感が強いんだよねっ? だったら、霊を利用すれば一緒にいられるんだ!』
それに続いて、今までの自分の行動も蘇ってきたのでした。
ウチを出発して、およそ7時間後の午後1時前後。わたしはレテスミナ山の中腹辺りにいて、目の前にある小さな滝を呆然と眺めていた。
あのね。そのね。わたしはこれから、アレに打たれないといけないみたいなの。
『この滝には聖なる力が宿っていて、それを受け止めることによって体内に聖のエネルギーが宿るんだよ』
『身体に聖のエネルギーが増えれば、必然的に負のエネルギーを持つ者は何もできなくなってしまうんだ』
そんな理由で、激しく落ちてくる水に打たれないといけないんだって。10分間も……。
「ニノン、それじゃあ始めようか――ニノン、心配しなくても大丈夫だよ。これが済めば、必ず君は解放されるよ」
泣きそうになっていると、そっと左手が握られた。
ありがとうございます、サンティラス様。でも、違うの。わたしは、霊が怖くてこうなってるんじゃないの。滝に打たれるのが怖いの……。
((サンティラス様も同行してくれている聖職者の人も、滝に打たれても死なないって、危険はないって言ってる。でも……))
落差が10メートル以上あるから、怖いっ! あんな高さから落ちた水に当たると痛いに決まってる!
((でも、でも……))
教会の力も借りてるから……。ここで嘘だったって言い出したら、大騒ぎになって最悪罪になる。
それは、もっと嫌だから……。
「ニノン。これを」
「……は、はい。サンティラス様」
小瓶に入った聖水を全身に振りかけ、その状態で水に入る。そして…………。
「ニノン、ここで見守っているよ。頑張れ……っ」
「……は、はい。サンティラス様、いって、きます」
余計な干渉があってはいけないみたいで、私一人で出発。奥へとゆっくり歩いて行って、ついに……。ついに――
「ぎゃぶぃ!?」
滝に打たれる時間が、始まる。
「びぃぶりぃ!?」
水が痛い! 冷たい! 痛い冷たい! 勝手に変な声が出ちゃう!!
なんなのこれ!? 誰がやり始めたの!? これって他の国でもやってるの!? どうしてこの国で採用されたの!?
ものすごい勢いで様々なことが浮かんで来て、そうしていると――
『む~。わたしもサンティラス様とお喋りとかしたいっ』
『そうだっ。サンティラス様って、霊感が強いんだよねっ? だったら、霊を利用すれば一緒にいられるんだ!』
それに続いて、今までの自分の行動も蘇ってきたのでした。
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