77 / 173
第2章
2話(4)
しおりを挟む
「ふぅー。今日も一日頑張ったわね」
あのあとギルドで報告をして、武器屋さんで安物の剣を一つ補充してから宿・『サンガス』にチェックイン。紹介状を渡して美味しい夕ご飯(煮込みハンバーグとパンとコンソメスープの定食)を食べて浴場で汗を流した私は、今夜もお行儀悪くベッドで大の字になった。
ちなみにこの部屋は二人用で、ベッドは別々。それと今は折角ティルがお直ししてくれたので、前の服を着ています。
「街に来て早々、騒がしかったな。魔王ゲーランはいい歓迎をしてくれた」
「ホント、そうよね。おかげで明日も、リアの森に行かないといけなくなっちゃったしね」
ギルドからの要請で、翌日もう一度現場をチェックすることになった。おかげで午前中は全部クエストに拘束されて、好きな行動を取れなくなっちゃったのよね。
「テオさんの服を宣伝してあげたいのに、誰もいない森を歩き回らないといけない。はっ! もしや悪評の犯人は、ギルドの人間っ!? 宣伝役を遠ざけるためにゲーランに頼んで騒ぎを起こし、私達を遠ざけてるんだわ!」
「ミファ探偵の名推理、だな。ミファは眠たくなっている時によく、こういう発言をするよな」
「なんか就寝前って、変なテンションになっちゃうのよね。ふぁぁ……」
私は大きな欠伸をして、ここで顔をパチンっ。今夜は午後の予定をしっかり決めてから寝ないといけないので、強引に眠気を追い出した。
あのあとギルドで報告をして、武器屋さんで安物の剣を一つ補充してから宿・『サンガス』にチェックイン。紹介状を渡して美味しい夕ご飯(煮込みハンバーグとパンとコンソメスープの定食)を食べて浴場で汗を流した私は、今夜もお行儀悪くベッドで大の字になった。
ちなみにこの部屋は二人用で、ベッドは別々。それと今は折角ティルがお直ししてくれたので、前の服を着ています。
「街に来て早々、騒がしかったな。魔王ゲーランはいい歓迎をしてくれた」
「ホント、そうよね。おかげで明日も、リアの森に行かないといけなくなっちゃったしね」
ギルドからの要請で、翌日もう一度現場をチェックすることになった。おかげで午前中は全部クエストに拘束されて、好きな行動を取れなくなっちゃったのよね。
「テオさんの服を宣伝してあげたいのに、誰もいない森を歩き回らないといけない。はっ! もしや悪評の犯人は、ギルドの人間っ!? 宣伝役を遠ざけるためにゲーランに頼んで騒ぎを起こし、私達を遠ざけてるんだわ!」
「ミファ探偵の名推理、だな。ミファは眠たくなっている時によく、こういう発言をするよな」
「なんか就寝前って、変なテンションになっちゃうのよね。ふぁぁ……」
私は大きな欠伸をして、ここで顔をパチンっ。今夜は午後の予定をしっかり決めてから寝ないといけないので、強引に眠気を追い出した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,895
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる