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巨根王宮騎士の妻となりまして
しおりを挟む「はぁはぁはぁ。気持ちいいだろ。メリオット(彼の妻の名前であり私の名前)。」
「う、うん。き、気持ちいいよぉ。」
今、私は絶賛夜の営みをしている途中である。夫のハンラマンは、王宮騎士であり、同時に巨根である。
男らしさ満点で、フェロモン(?)が出ているようにも感じる。そして、なによりもイケメンだ。
そして、彼は夜の営みが大好きで、新婚当初は(今も結婚して間もないが)毎日のようにしていた。
騎士というのは、いつ死んでもおかしくないような、命に関わる仕事であり、そのため同時に大変な仕事である。だから、少しでもそんな騎士の夫を支えてあげるために、自分の体を彼に捧げた。
そして、私自身も夜の営みは嫌いではない。さらに、彼はテクニシャンである。つまり、上手なのだ。私は、完全に彼に身を任せる。そして、彼が好きなように私の体を扱ってもらう。
「はぁはぁはぁ。仕事の疲れが吹っ飛ぶよ。今、最高に幸せだよ。」
「そ、そう?もっと私を使ってもいいんだよ?」
毎日のように夜の営みをすることで、浮気や不倫防止にもなると思う。夜の営みを通して、彼は私を心から愛してくれていることが分かるし、私も心から彼を愛していることを証明できる。
だから、私達は、離婚なんてしない。
と、思っていた。
友達から、仕事中に他の女子と不倫をしているのを見たと報告があった。
アイツは、所詮私を身体関係でしか愛していなかったのだ。
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