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余命宣告を受けた旦那様
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旦那様は、難病を患っていた。
だから、いつ死んでもおかしくない。そんな状態であった。
そして、とうとう旦那様は、医者から余命宣告を受けてしまった。
私は、悲しみにあけくれた。
だが、事実は変わらない。
だから、少しでも、幸せになって欲しいから、ひとつ、なんでも言うことを聞くと約束しようと思った。
そして、そのことを旦那様に言った。
すると、病弱な旦那様の口から、こんな言葉が出た。
「じゃあ、俺と別れてくれ。最期くらい、本当に好きな人と過ごしたい。」
は?
私は、頭のなかがその一言であった。何を言ってるの?一瞬にして悲しさが消えた。
「実は、浮気相手がいて。お前よりも、好きなんだ。その人のことが。」
あぁ。クズよ。安らかに死ぬが良い。そして、地獄へどうぞ。
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