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落ちこぼれ王子を全力で愛します!
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落ちこぼれ王子と言われる、ハンリー テノール王子のメイドをつとめる私は、彼を全力で支えた。
というか、私は普通に、彼のことが好きなんだ。
彼は、落ちこぼれではあるものの、容姿は一級品であった。
妖精のような子なのである。
弱々しいが、美しい。
だから、どんなに彼が落ちこぼれようと、全力で愛する。愛してしまう。
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「なぁ、ラミリア……話があるんだ。」
王子から、そう言われた。
「どうなさいましたか?」
「いつも、迷惑をかけてごめんな……」
そう。こんな謙虚なところも好きだ。
「大丈夫ですよ。王子様が頑張っているのは良く分かりますから。」
「つい、甘えちゃうんだよな。好きだから……」
「え?」
「僕、たぶん、君のことが好きなんだよな……」
一歳年下の彼は、私にそう言った。
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