僕の推しが彼女になるはずがない‼︎

なおまる

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2話 彼女の恩返し

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推しのスマホを拾った1週間後、美海からラインが入った。
美海「この前はありがとうございました。明日仙台に行く予定があるので、また会いませんか?」
祐一「明日はちょうどお休みなので会えますよ。いつ頃会えますか?」
美海「17:00から19:00までなら会えるから…、17:30に仙台駅のペデストリアンデッキに集合ね!😉」
美海は絵文字入りLINEを送ったあとに、彼女の演じたキャラが「おなかすいたー」と言っているスタンプを押していたため、祐一は同じキャラが笑っているスタンプを押してラインを閉じ、ホーム画面を見た。明日はちょうどお休み、仙台で遊んでから向かおうと思った祐一だった。

翌日、EBeanSやロフトなどに行ったあとに、ペデストリアンデッキで待っていた。数分後、
美海「祐一くーん、待った~?」
と言いながら、小走りで駆けてきた。
祐一のところに着いた美海は息を切らしていた。
祐一「美海ちゃん、大丈夫?」
美海「だいじょ~ぶ~」
そんな様子を見た祐一は、
祐一「美海ちゃん、近くのカフェに入ろう。」
と声をかけ、仙台PARCO2にあるアロハテーブルというカフェに入った。
テーブルに着くと、2人でメニューを見た。
美海「私、ロコモコのグレービーソースと、ブラウニーバナナショコラと、飲み物がアイランドフルーツクーラーで、祐一くんは?」
祐一「…」
美海「どうしたの?祐一くん。」
祐一「僕、乳製品のアレルギーがあるんだ。だから、乳製品の入ってるものは食べられないんだ。」
美海「…そうなんだ。じゃあ、スパイシーロティサリーチキンなら食べられるんじゃない?」
祐一「じゃあ、ロティサリーチキンのライス付きとロミロミサーモンとハワイアンコナブレンドコーヒーを注文しようかな?」
と注文を終えたあと、世間話をした。
祐一「この前ビジュウに来てた時って何かの収録だったの?」
美海「うん、『政宗のお昼ドキ』って番組のナレーション取りに来たんだけど早く着きすぎちゃって時間を潰してたんだ。」
そんな話をしていると、料理が運ばれてきた。
美海「うわぁー、美味しそう!」
と目を輝かせていた。
料理を口に運ぶと、
美海「う~ん、美味しい!」
と可愛い声で言っていた。
祐一も運ばれてきた料理を口にして、
祐一「うん、本当美味しい」
と言って食べ進めた。

一通り食べ終わり、再度話に花を咲かせていると
美海「すみません、ちょっとお手洗いに。」
と席を立った。彼女がお手洗いに向かったのを確認すると、祐一は伝票を手に取りレジに向かって会計を済ませた。
美海がお手洗いから帰ってくると、
祐一「じゃあお店を出ようか。」
と言って店を出ようとすると、
美海「あれ?お会計は?」
祐一「先に払っちゃったよ!」
美海「えー、私が払おうと思ったのに!」
とほおをプクーッと膨らませて怒っていた。
祐一「とりあえず、お店を出よう!」
と美海をなんとか宥めて店を後にした。

PARCO2出入り口のペデストリアンデッキに着いた瞬間
美海「ねぇ!なんで払っちゃったの?私が払おうと思ったのに!」
祐一「だって、女性に払わせるなんて出来ないって思ったもん!」
美海「お会計してこの前のお返しをしようと思ったのに!」
祐一「この前のお返しは、してもらったよ。」
美海「なんで?私何もしてないよ?」
祐一「僕と食事してくれただけでとても嬉しかったよ。」
と美海の頭を優しく撫でながら言った。
美海「じゃあ…、また今度会ってよ。次は出来るだけ1日空けるからさ…。」
と少し小声で言った。
祐一「う、うん。じゃあ連絡待ってるよ。…そういえばそろそろ時間じゃない?」
と声をかけると美海はスマホを開くと20:45を示していた。
美海「もうこんな時間!じゃあまた今度ね!バイバイ!」
と手を振りながら仙台駅の方に駆けて行った。
祐一もゆっくり仙台駅に歩き出す。
今度はいつ会えるのかな?

To Be Continued
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