9 / 42
9話:ソティラスにするとこうなる
しおりを挟む
館に戻ったカエは、ベッドに俯せに倒れ込んだ。
「あー、疲れたああ…」
疲労が全身を覆い尽くしている。
カイラとルドラは、明日館に来ることになり、カエは先に戻った。しかし車中でシャムに滅茶苦茶説教を食らいながら、帰路につく羽目になった。
「足がつっておぼれるとか、迂闊すぎんだよおまえは!」
「う、うっさいシャムのくせに!」
車が走り出した途端、シャムの説教がスタート。
「今回は事なきを得たが、これで死んだらシャレにならねえんだぞ! 次また似たような展開になったら、尻引っ叩いてでも止めるからな!」
「泳ぎは得意だから、まさか足が攣って溺れるとか思わなかったんだもん!」
シャムの座席を掴み、カエは身を乗り出した。
「姫様お座りください、危のうございます!」
マドゥに窘められ、カエは素直に従った。
「起き抜けで、準備体操もせずに飛び込むバカがどこにいる! ――あ、ここにいた」
「キィイイイッ!」
サリーの裾を噛んでカエは悔しがった。
こうしてシャムの説教+嫌味は、館に到着するまで延々続いた。
「シャムのくせにー…、お腹空いたなあ…」
突っ伏したまま呟くが、同時に気持ちのいい眠気が全身を侵食していた。
「ちょっとだけ寝ようっと」
カエはうと、うとと瞬きを繰り返したが、やがて目を閉じ眠りについた。
結局カエは朝までぐっすり眠り、マドゥに起こされて憮然とした。ちょっとだけ眠るつもりだったのに。
「まあ、色々あったしね…」
昨日のことをザっと思い出して、小さく息をつく。そしてカエはベッドを出た。
「湯あみをなさってください。その後朝食に致しましょう」
「はーい」
学校のプールほどあるデカイ風呂に入って、見るだけでお腹いっぱいになりそうな朝ごはんがズラッ。
「恐るべし、王族…」とカエは朝からゲッソリする。
食事のあと、マドゥに案内されて館の離れに連れてこられた。
「あ!」
カエはパッと顔を明るくして声を上げた。
「カイラ、ルドラ!」
2人は真っ白なアオザイのような服を着て、右手を胸に当てて頭を下げた。館の召使たちがしているような挨拶だ。
カエがちょっと首を傾げたことに気付き、マドゥが声を顰める。
「あの者たちは、姫様のソティラスになります。それで簡易挨拶が許されたのです」
「ふむり」
(本来なら土下座するところなのに、ってコトか)
マドゥの声音でカエは察した。
「2人ともその服、似合ってる」
カエが褒めると、カイラははにかみ、ルドラはちょっと照れくさそうに目線をずらした。
「来たか」
カルリトスはルドラの肩に乗って、前脚を組んでカエを見た。
「ソティラスの儀式を始めよ」
「始めよ、って、どうやるの?」
「簡単じゃ。2人の額に人差し指を押し付けよ。そして”我に従え”と言うのじゃ。そうすれば2人の額にチャクラが浮かび上がる。それでソティラスになる」
「え、そんだけ?」
「そんだけじゃ」
(簡単すぎる…)
内心ちょっとガッカリする。
もっと、おどろおどろしい儀式でもするんだと想像していたからだ。
「それじゃあ、カイラからいくね」
「はい」
ドキドキしたような緊張気味のカイラの額に、カエは人差し指をあてる。
「我に従え」
次の瞬間、カエの指先が黄金色の光を大きく放った。
(――これ)
カエの脳裏に、あらゆるビジョンが再生されていく。
――圧倒!
宇宙にいくつもの銀河系が吸い込まれ、闇の中に幾重にも光の線が張り巡らされる。それは巨大な木の形を成し、枝からは沢山の葉が生えた。
朝焼けを映す池には、無数の蓮が葉を連ね、やがて大きな一つの蕾が花開く。後光が射し込み、光が弾けて強く輝いた。
「ハッ」
意識が現実に引き戻され、カエはカイラの額から指を離した。
(な、なに今の…?)
(あれか、悟りを開いちゃった系??)
目の前のカイラの額には、涙型をした赤いチャクラが浮き出た。
カイラは額のあたりをまさぐっている。なんだかヘンな感じがするみたいだ。
「一瞬、姫様の記憶のようなものが、頭の中を流れて行きました」
「ナント」
カエとは違うビジョンを見たようだ。
「成功したようじゃの。これで王女とカイラは魂で繋がった」
「マジ?」
「マジじゃ。そなたが死ねば、一蓮托生でカイラも死ぬ」
「なんだって!」
それまで黙っていたルドラが声を荒げた。
「主従の契りが結ばれたんじゃ。お主はカイラを死なせたくなければ、王女をしっかりと護らねばならんの」
「任せろ!」
(ルドラ頼もしいっす!)
カエはガッツポーズする。
「ちなみに、カイラが死んでも王女は死なぬ」
「老師、それ一蓮托生とは言わないと思うんだけど!」
「ものの例えじゃ、例え」
「そっすか…」
カルリトスに促され、カエはルドラにも同じようにした。
やはり、同じビジョンがカエの脳内を走り抜けていった。
「ソティラスにするたんびに、この映像見せられんの? しんどいわよ…」
肩を落としてガックリした。
「どれ、≪分身≫を見ようかの」
「≪トイネン≫?」
「まあ百聞は一見に如かずじゃ。カイラ」
「はい」
≪トイネン≫の出し方が判るのか、カイラはぐっと顎を引き、意識を集中させた。すると、彼女の足元から黒い影がズズズと伸び、静かに、けれど確実に空気を変えた。ひんやりとした冷気が一帯を包み込む。
カエは頬に冷たさを感じ、ゾクっと背筋が震えた。
影が盛り上がり、中心に灯った小さな光が――星のように弾けて一閃した。
ドンッ!!
爆音とともに地面が震え、黒い霧が弾け飛ぶ。カエの長い髪が風に踊った。。
霧の中から、一歩、そしてもう一歩――
桃色の髪をショートにした、凛とした女戦士が現れた。
スラリと伸びた体躯、切れ味の鋭い瞳、身にまとう漆黒のアオザイ風装束が、光を受けて鈍く煌めく。
「うおおおおお!」
カエは大興奮して吠えた。
今のカイラをグッと大人にしたような顔立ちは、凛々しさこのうえない。
「どうやら格闘士のようじゃな」
見かけの愛らしさとは裏腹に、カイラは格闘士の特性の持ち主だった。
「萌える! 萌えるわ!! さあルドラはよ、はよ!」
「お、おう…」
カエの異常なテンションに引きつつも、ルドラもカイラと同じように意識をこらす。
その瞬間、館全体に重苦しい圧が走った。
彼の背後に伸びた影が、ぐにゃりと蠢く。ただの影だったはずのそれが、ゆっくり、確かに人の形を作り上げていく。
ズズズ……ッ
影から漏れる音は、聞く者の背筋を撫でた。
不気味さを醸し出す気配に、カエはゴクリと唾を飲み込んだ。
空気がビリリと震え、床に淡い光の紋様が浮かび上がる。一拍遅れて、今度は雷鳴のような音が轟いた。
バアァァンッ!!!
闇が弾け、ルドラそっくりの、だがひと回り大きく、精悍な男が現れた。
濃紺のアオザイのような装束が白い面に映える。しなやかな体つきに、鋭く憂いを帯びた切れ長の目――凛々しく美しい、完璧な姿だ。
「きゃああっ! ナイスよ、ナイスよおおおお!」
カエのテンションは最高潮だ。
「オレって、あんな顔になるのか…」
自分の≪トイネン≫を見て、ルドラは思わず呟いた。
「うむうむ、ルドラは剣士じゃの」
「ど、どうしよう…どっちも良すぎて心臓発作起こすかも」
「馬鹿もん…」
カルリトスはマドゥの肩の上で、深々とため息をついた。
「あー、疲れたああ…」
疲労が全身を覆い尽くしている。
カイラとルドラは、明日館に来ることになり、カエは先に戻った。しかし車中でシャムに滅茶苦茶説教を食らいながら、帰路につく羽目になった。
「足がつっておぼれるとか、迂闊すぎんだよおまえは!」
「う、うっさいシャムのくせに!」
車が走り出した途端、シャムの説教がスタート。
「今回は事なきを得たが、これで死んだらシャレにならねえんだぞ! 次また似たような展開になったら、尻引っ叩いてでも止めるからな!」
「泳ぎは得意だから、まさか足が攣って溺れるとか思わなかったんだもん!」
シャムの座席を掴み、カエは身を乗り出した。
「姫様お座りください、危のうございます!」
マドゥに窘められ、カエは素直に従った。
「起き抜けで、準備体操もせずに飛び込むバカがどこにいる! ――あ、ここにいた」
「キィイイイッ!」
サリーの裾を噛んでカエは悔しがった。
こうしてシャムの説教+嫌味は、館に到着するまで延々続いた。
「シャムのくせにー…、お腹空いたなあ…」
突っ伏したまま呟くが、同時に気持ちのいい眠気が全身を侵食していた。
「ちょっとだけ寝ようっと」
カエはうと、うとと瞬きを繰り返したが、やがて目を閉じ眠りについた。
結局カエは朝までぐっすり眠り、マドゥに起こされて憮然とした。ちょっとだけ眠るつもりだったのに。
「まあ、色々あったしね…」
昨日のことをザっと思い出して、小さく息をつく。そしてカエはベッドを出た。
「湯あみをなさってください。その後朝食に致しましょう」
「はーい」
学校のプールほどあるデカイ風呂に入って、見るだけでお腹いっぱいになりそうな朝ごはんがズラッ。
「恐るべし、王族…」とカエは朝からゲッソリする。
食事のあと、マドゥに案内されて館の離れに連れてこられた。
「あ!」
カエはパッと顔を明るくして声を上げた。
「カイラ、ルドラ!」
2人は真っ白なアオザイのような服を着て、右手を胸に当てて頭を下げた。館の召使たちがしているような挨拶だ。
カエがちょっと首を傾げたことに気付き、マドゥが声を顰める。
「あの者たちは、姫様のソティラスになります。それで簡易挨拶が許されたのです」
「ふむり」
(本来なら土下座するところなのに、ってコトか)
マドゥの声音でカエは察した。
「2人ともその服、似合ってる」
カエが褒めると、カイラははにかみ、ルドラはちょっと照れくさそうに目線をずらした。
「来たか」
カルリトスはルドラの肩に乗って、前脚を組んでカエを見た。
「ソティラスの儀式を始めよ」
「始めよ、って、どうやるの?」
「簡単じゃ。2人の額に人差し指を押し付けよ。そして”我に従え”と言うのじゃ。そうすれば2人の額にチャクラが浮かび上がる。それでソティラスになる」
「え、そんだけ?」
「そんだけじゃ」
(簡単すぎる…)
内心ちょっとガッカリする。
もっと、おどろおどろしい儀式でもするんだと想像していたからだ。
「それじゃあ、カイラからいくね」
「はい」
ドキドキしたような緊張気味のカイラの額に、カエは人差し指をあてる。
「我に従え」
次の瞬間、カエの指先が黄金色の光を大きく放った。
(――これ)
カエの脳裏に、あらゆるビジョンが再生されていく。
――圧倒!
宇宙にいくつもの銀河系が吸い込まれ、闇の中に幾重にも光の線が張り巡らされる。それは巨大な木の形を成し、枝からは沢山の葉が生えた。
朝焼けを映す池には、無数の蓮が葉を連ね、やがて大きな一つの蕾が花開く。後光が射し込み、光が弾けて強く輝いた。
「ハッ」
意識が現実に引き戻され、カエはカイラの額から指を離した。
(な、なに今の…?)
(あれか、悟りを開いちゃった系??)
目の前のカイラの額には、涙型をした赤いチャクラが浮き出た。
カイラは額のあたりをまさぐっている。なんだかヘンな感じがするみたいだ。
「一瞬、姫様の記憶のようなものが、頭の中を流れて行きました」
「ナント」
カエとは違うビジョンを見たようだ。
「成功したようじゃの。これで王女とカイラは魂で繋がった」
「マジ?」
「マジじゃ。そなたが死ねば、一蓮托生でカイラも死ぬ」
「なんだって!」
それまで黙っていたルドラが声を荒げた。
「主従の契りが結ばれたんじゃ。お主はカイラを死なせたくなければ、王女をしっかりと護らねばならんの」
「任せろ!」
(ルドラ頼もしいっす!)
カエはガッツポーズする。
「ちなみに、カイラが死んでも王女は死なぬ」
「老師、それ一蓮托生とは言わないと思うんだけど!」
「ものの例えじゃ、例え」
「そっすか…」
カルリトスに促され、カエはルドラにも同じようにした。
やはり、同じビジョンがカエの脳内を走り抜けていった。
「ソティラスにするたんびに、この映像見せられんの? しんどいわよ…」
肩を落としてガックリした。
「どれ、≪分身≫を見ようかの」
「≪トイネン≫?」
「まあ百聞は一見に如かずじゃ。カイラ」
「はい」
≪トイネン≫の出し方が判るのか、カイラはぐっと顎を引き、意識を集中させた。すると、彼女の足元から黒い影がズズズと伸び、静かに、けれど確実に空気を変えた。ひんやりとした冷気が一帯を包み込む。
カエは頬に冷たさを感じ、ゾクっと背筋が震えた。
影が盛り上がり、中心に灯った小さな光が――星のように弾けて一閃した。
ドンッ!!
爆音とともに地面が震え、黒い霧が弾け飛ぶ。カエの長い髪が風に踊った。。
霧の中から、一歩、そしてもう一歩――
桃色の髪をショートにした、凛とした女戦士が現れた。
スラリと伸びた体躯、切れ味の鋭い瞳、身にまとう漆黒のアオザイ風装束が、光を受けて鈍く煌めく。
「うおおおおお!」
カエは大興奮して吠えた。
今のカイラをグッと大人にしたような顔立ちは、凛々しさこのうえない。
「どうやら格闘士のようじゃな」
見かけの愛らしさとは裏腹に、カイラは格闘士の特性の持ち主だった。
「萌える! 萌えるわ!! さあルドラはよ、はよ!」
「お、おう…」
カエの異常なテンションに引きつつも、ルドラもカイラと同じように意識をこらす。
その瞬間、館全体に重苦しい圧が走った。
彼の背後に伸びた影が、ぐにゃりと蠢く。ただの影だったはずのそれが、ゆっくり、確かに人の形を作り上げていく。
ズズズ……ッ
影から漏れる音は、聞く者の背筋を撫でた。
不気味さを醸し出す気配に、カエはゴクリと唾を飲み込んだ。
空気がビリリと震え、床に淡い光の紋様が浮かび上がる。一拍遅れて、今度は雷鳴のような音が轟いた。
バアァァンッ!!!
闇が弾け、ルドラそっくりの、だがひと回り大きく、精悍な男が現れた。
濃紺のアオザイのような装束が白い面に映える。しなやかな体つきに、鋭く憂いを帯びた切れ長の目――凛々しく美しい、完璧な姿だ。
「きゃああっ! ナイスよ、ナイスよおおおお!」
カエのテンションは最高潮だ。
「オレって、あんな顔になるのか…」
自分の≪トイネン≫を見て、ルドラは思わず呟いた。
「うむうむ、ルドラは剣士じゃの」
「ど、どうしよう…どっちも良すぎて心臓発作起こすかも」
「馬鹿もん…」
カルリトスはマドゥの肩の上で、深々とため息をついた。
0
あなたにおすすめの小説
女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます
ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。
前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。
社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。
けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。
家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士――
五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。
遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。
異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。
女性希少世界の社交界で、自分の幸せを選べるようになるまでの
ほのぼの甘い逆ハーレム恋愛ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あやかし帝都の婚姻譚 〜浄癒の花嫁が祓魔の軍人に溺愛されるまで〜
鳴猫ツミキ
キャラ文芸
【完結】【第一章までで一区切り】時は大正。天羽家に生まれた桜子は、特異な体質から、家族に虐げられた生活を送っていた。すると女学院から帰ったある日、見合いをするよう命じられる。相手は冷酷だと評判の帝国陸軍あやかし対策部隊の四峰礼人だった。※和風シンデレラ風のお話です。恋愛要素が多いですが、あやかし要素が主体です。第9回キャラ文芸大賞に応募しているので、応援して頂けましたら嬉しいです。【第一章で一区切りで単体で読めますので、そこまででもご覧頂けると嬉しいです】。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる