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Ready Move!!!
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周囲のギャラリーも読モの集団もエイレンが男性を蹴り飛ばして私にデレッデレな笑顔でスタ◯のフラペチーノを渡している流れが理解できずに固まってしまっていた。
「翼はピーチフラペチーノね。俺さ苺フラペチーノにしたから交換して飲もう。へへへっ、翼と間接キス!キス!キス!」
「エイレン、ありがとう・・・って人蹴り飛ばしたら傷害罪で逮捕されるよ」
「えーっ?あれって『せいとうぼうえい』でしょ?あっちから翼に攻撃しかけたんだからね。その前に能力使って記憶改ざんしちゃった方が手っ取り早いか。アハハ」
暴力を振るったエイレンを心配して聞いてみるとめちゃくちゃ可愛らしい”キョトン”とした顔を見せたので『推せる』とガッツポーズをするが直後の発言がまずい。瞳の色が闇堕ちの赤色に徐々に変わってきてるし。
「それに1km先からめちゃくちゃ分かりやすい殺気もしたからすぐにそいつ殴りに行かないと」
◯ャゲ&ア◯カかい!!
ジタバタしているエイレンの背中からギュッと抱きしめると言うか引き止めている間にエイレンに吹っ飛ばされたキンヤが意識を取り戻すと起き上がり、ビシッ”とご機嫌斜めのエイレンに向けて指をさしながらいきなり叫んだ。
「俺とお前で紙面勝負だ!お前の様なポッと出の奴に負けてたまるか!」
なんだか、向こうが正義でエイレンが悪役ってまあ淫魔だから悪役っちゃあ悪役なんだよね。
「はぁ?おたく何言ってんの?一応芸能事務所入ってるけど芸能活動全くしてない奴にモデルが勝負するって?行こう翼。こんなアホにかまっている時間が勿体ない」
面倒な事になるの間違いないから私もエイレンと同意見なのでさっさとこの場から立ち去りたいので読モ集団の方を見ずにエイレンは私を前にして歩き出そうとしたら聞き捨てならない発言が聞こえた。
「嫌だ!栄君って『ブス専』だったんだ。ショック。狙っていたのに」
「ブス専だったら私もワンチャンあるよね」
・・・はいぃぃぃぃぃっ!!!!!!!
私彼女だよ!!彼女の前でワンチャン!?おかしくない?
で、ブスって自覚はしてるけど、エイレンの横に立てるように少しずつだけど身嗜みに気をつけてきてるから他人に言われると、闇堕ちしそうなくらい苛立ってきてるのがわかる。
「つーばーさーちゃーん」
久しぶりにちゃん付けで呼ばれたので??と思いながら振り向いたらエイレンの唇と私の唇が音を立てて合わさり、痛いほど強く抱きしめられた。
「ご馳走様」と最凶の笑顔で微笑むエイレンの姿。
「エイレン!何で人がいっぱいいる所で恥ずかしいじゃないの」
「嫌ですぅ。今、この場所で俺は翼にキスしたかったの。それに、誰が何か言っても俺にとっては最高の彼女だってこいつら、いや全世界の奴らに見せびらかしたいんだよ。とくに1km先の奴にはね」
ちょっと・・・後半低音エロエロイケボイスで言わないでよ、特に最後の方。下半身が、ちょっと痛い。
インキュバスのフェロモンもムンムンだから周囲の老若男女も「ほぅ」と赤面しながら下半身をモゾモゾと。
「で!その件は事務所に書類送ってくださいね!!翼コケにされたなら俺も本気出してぶっ潰しますから!!」
視線を上に上げると、エイレンが目の前の読モ集団を挑戦的な目で見ていた。
ヤバイって!うちのよ・・・彼氏優勝じゃん。
「じゃあ翼帰るよ。話は終わったし、スゲー唆られるいい匂いしてるから今すぐ帰ってしたい」
少年のような笑顔を見せながら耳元で囁くのはエロい発言。
「バッ!!!バカっ!!!」
暑さと熱さで顔がすぐに真っ赤になり、耳も急いで手で押さえる。
帰宅したら部屋に逃げ込んだ方がいいのかな?
「アイツは、いつか会った時にタイマンはればいいかな」
後ろのエイレンが少し遠くを見つめボソッと呟いたが、アワアワしている私は全く気がつかなかった。
叙々苑は電話した予約しなかったので、また後日のお楽しみにして別のテイクアウト出来るお店でちょっと豪華な昼ご飯買って帰宅。
すぐにクーラーガンガンかけ、私は砂塗れになって肘と膝怪我したからシャワー浴びて着替えてエイレンから消毒を受けることに。
ソファーの前に跪いて右手に消毒液左手にピンセットに綿を挟んで待機。
テーブルには傷口が塞がる絆創膏が何種類も置いてあった。
「ほら、傷口出して。少し染みるけど我慢してね」
綿に消毒液を染み込ませてまずは右肘の消毒から。シャワーの時もしみたけど、消毒液は倍しみる。
「んっ!!」と痛みに少し顔をしかめた私を見るエイレンは。
「俺の翼を傷付けやがって!アイツ絶対◯す!アイツ絶対◯す!」
雰囲気が切れた時の悠理ちゃんに近いものを感じたので少し恐怖を感じ手足がピーンと伸びて消毒がしやすくなったらしいです。
消毒からのお昼ご飯の準備が終わった頃にお昼の情報番組が始まったので2人で見ることに。
私の怪我もあるのか、いつもひっついてくるはずのエイレンがひっついてこないのが寂しくて私からちょっとひっついて行ったら”ビクッ”とちょっと飛び上がり耳を真っ赤にしていたのが可愛くて、自分の中のS心がムズムズと盛り上がって来たのは秘密。
「翼はピーチフラペチーノね。俺さ苺フラペチーノにしたから交換して飲もう。へへへっ、翼と間接キス!キス!キス!」
「エイレン、ありがとう・・・って人蹴り飛ばしたら傷害罪で逮捕されるよ」
「えーっ?あれって『せいとうぼうえい』でしょ?あっちから翼に攻撃しかけたんだからね。その前に能力使って記憶改ざんしちゃった方が手っ取り早いか。アハハ」
暴力を振るったエイレンを心配して聞いてみるとめちゃくちゃ可愛らしい”キョトン”とした顔を見せたので『推せる』とガッツポーズをするが直後の発言がまずい。瞳の色が闇堕ちの赤色に徐々に変わってきてるし。
「それに1km先からめちゃくちゃ分かりやすい殺気もしたからすぐにそいつ殴りに行かないと」
◯ャゲ&ア◯カかい!!
ジタバタしているエイレンの背中からギュッと抱きしめると言うか引き止めている間にエイレンに吹っ飛ばされたキンヤが意識を取り戻すと起き上がり、ビシッ”とご機嫌斜めのエイレンに向けて指をさしながらいきなり叫んだ。
「俺とお前で紙面勝負だ!お前の様なポッと出の奴に負けてたまるか!」
なんだか、向こうが正義でエイレンが悪役ってまあ淫魔だから悪役っちゃあ悪役なんだよね。
「はぁ?おたく何言ってんの?一応芸能事務所入ってるけど芸能活動全くしてない奴にモデルが勝負するって?行こう翼。こんなアホにかまっている時間が勿体ない」
面倒な事になるの間違いないから私もエイレンと同意見なのでさっさとこの場から立ち去りたいので読モ集団の方を見ずにエイレンは私を前にして歩き出そうとしたら聞き捨てならない発言が聞こえた。
「嫌だ!栄君って『ブス専』だったんだ。ショック。狙っていたのに」
「ブス専だったら私もワンチャンあるよね」
・・・はいぃぃぃぃぃっ!!!!!!!
私彼女だよ!!彼女の前でワンチャン!?おかしくない?
で、ブスって自覚はしてるけど、エイレンの横に立てるように少しずつだけど身嗜みに気をつけてきてるから他人に言われると、闇堕ちしそうなくらい苛立ってきてるのがわかる。
「つーばーさーちゃーん」
久しぶりにちゃん付けで呼ばれたので??と思いながら振り向いたらエイレンの唇と私の唇が音を立てて合わさり、痛いほど強く抱きしめられた。
「ご馳走様」と最凶の笑顔で微笑むエイレンの姿。
「エイレン!何で人がいっぱいいる所で恥ずかしいじゃないの」
「嫌ですぅ。今、この場所で俺は翼にキスしたかったの。それに、誰が何か言っても俺にとっては最高の彼女だってこいつら、いや全世界の奴らに見せびらかしたいんだよ。とくに1km先の奴にはね」
ちょっと・・・後半低音エロエロイケボイスで言わないでよ、特に最後の方。下半身が、ちょっと痛い。
インキュバスのフェロモンもムンムンだから周囲の老若男女も「ほぅ」と赤面しながら下半身をモゾモゾと。
「で!その件は事務所に書類送ってくださいね!!翼コケにされたなら俺も本気出してぶっ潰しますから!!」
視線を上に上げると、エイレンが目の前の読モ集団を挑戦的な目で見ていた。
ヤバイって!うちのよ・・・彼氏優勝じゃん。
「じゃあ翼帰るよ。話は終わったし、スゲー唆られるいい匂いしてるから今すぐ帰ってしたい」
少年のような笑顔を見せながら耳元で囁くのはエロい発言。
「バッ!!!バカっ!!!」
暑さと熱さで顔がすぐに真っ赤になり、耳も急いで手で押さえる。
帰宅したら部屋に逃げ込んだ方がいいのかな?
「アイツは、いつか会った時にタイマンはればいいかな」
後ろのエイレンが少し遠くを見つめボソッと呟いたが、アワアワしている私は全く気がつかなかった。
叙々苑は電話した予約しなかったので、また後日のお楽しみにして別のテイクアウト出来るお店でちょっと豪華な昼ご飯買って帰宅。
すぐにクーラーガンガンかけ、私は砂塗れになって肘と膝怪我したからシャワー浴びて着替えてエイレンから消毒を受けることに。
ソファーの前に跪いて右手に消毒液左手にピンセットに綿を挟んで待機。
テーブルには傷口が塞がる絆創膏が何種類も置いてあった。
「ほら、傷口出して。少し染みるけど我慢してね」
綿に消毒液を染み込ませてまずは右肘の消毒から。シャワーの時もしみたけど、消毒液は倍しみる。
「んっ!!」と痛みに少し顔をしかめた私を見るエイレンは。
「俺の翼を傷付けやがって!アイツ絶対◯す!アイツ絶対◯す!」
雰囲気が切れた時の悠理ちゃんに近いものを感じたので少し恐怖を感じ手足がピーンと伸びて消毒がしやすくなったらしいです。
消毒からのお昼ご飯の準備が終わった頃にお昼の情報番組が始まったので2人で見ることに。
私の怪我もあるのか、いつもひっついてくるはずのエイレンがひっついてこないのが寂しくて私からちょっとひっついて行ったら”ビクッ”とちょっと飛び上がり耳を真っ赤にしていたのが可愛くて、自分の中のS心がムズムズと盛り上がって来たのは秘密。
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