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Ready Move!!!
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お昼の情報番組も終わり、片付けして前に録画した地上波全テレビ局合同リレー式ドラマ『Can’not・・・』を見ることに。こう言う時じゃないと一気見出来ないからね。
とある連続殺人事件から始まる各局4話のミステリー。某有名プロデューサーの企画なので前評判は上々。
始めは『刑事編』次に『報道編』『ネット編』『被害者編』『過去編』と。
よくある『続きや特別版は有料ネット配信で』的なのはなかったので高評価。
『ネット編』以外は人気の若手俳優が出演しているのも売りのひとつ。
「そう言えば、公式のSNSが匂わせ書き込みしたって」
「あー、カウントダウンね。円盤化の意見が多いけど」
「再放送パターンや有料ネットでの特別版も意見もあるね」
なんだろうね?と顔を見合わせながら本編を一気見し始めた。
一気見終わりました・・・
あまりにもの怖さに2人で抱き合いながらガクブルと震えてました。
『刑事編』はグロ過ぎてヤバいし、その他は人の恐怖が・・・
少し前の火照りが消えて良かったけど、その倍背筋が凍ったよ。
「ココア入れるね。心身落ち着かせたいから」
エイレンがキッチンに向かった時にスマホが鳴ったので誰か見るとエイレンの姉である莉杏さんからだった。
「はーい。莉杏さんどうしましたか?」
向こうの莉杏さんは少し沈黙と言うよりも、言葉を選んでる感じがする。
「あーっとね、翼ちゃん・・・『 It’s Cooler!』って雑誌知ってる?」
「何で莉杏さんがそれを知ってるんですか?」
「えっと・・・エイレンに仕事が入ったら私に連絡が行くようになってるのよ。で、さっき担当マネからその雑誌社から仕事依頼が来たって連絡があってね。あのバカたれ電話出ないから翼ちゃんにかけたの。そうだ!翼ちゃんも一緒に来ない?と言うか来て!!」
何かエイレンに不利な流れになってるかもしれない。で、ブチ切れられて闇堕ちならないようにだな。それにちょっと芸能事務所興味あるからね。
「いいですよ。エイレンにも伝えておきますね」
「翼ちゃんありがとう!!大好きっ!!19時恵比寿駅で待ち合わせね。夜ご飯は私が奢るよ」
今が17時30分だから、部屋着から着替えて・・・一応シャワー浴びたほうがいいかな。
丁度ココアをエイレンが持って来たので報告もしないと。
「エイレン、莉杏さんからさっきの雑誌の件で事務所の方に連絡が来たってことなので私と一緒に事務所に来てくださいだって。で、19時に莉杏さんと恵比寿駅で待ち合わせして向かうのと、夕食は莉杏さんが奢ってくれるってさ」
「いよっし、叙々苑!!」
両人差し指を唇につけ、それを天に掲げる・・・これ、よく芸人さんがやってる奴だよね?テンション爆上がりだな!!
急いでシャワー浴びてちょっとTPOに合った雑誌に載ってたお洒落な服に着替えて部屋を出ると、黒のスキニージーンズに白T姿のエイレンが笑顔で・・・
急いで部屋に戻り、クローゼットを急いで確認しカーキーのジャケットを取り出す。
「流石に叙々苑行くんだからジャケット羽織るくらいはしようね」
『叙々苑』が効いたのか唇を尖らせながらも着てくれたので出発。
山手線外回りに乗って恵比寿に行き、改札を出ると珍しく地味めなスーツ姿の莉杏さんが秘書っぽい眼鏡姿の男性と待っていた。
すぐにエイレンに気付くと高速で駆け寄り、ゲンコツを一発。
「アンタにとってスマホって何?かけたならすぐに出なさいよ!」
「チッ、拒否したのバレたか」
「おいおい、愚弟よ。何姉の電話着拒してるんですか?」
「俺のスマホから流れる声は翼だけでいいんだよ!」
エイレン、嬉しいが2人とも声がでかいから周りの人が立ち止まってジロジロ見ていますよ。恥ずかしい!!
莉杏さんの秘書の男性も同じ思いだったみたいで顔を合わせてため息をついた。
姉弟喧嘩は終わる気配ないので、エイレンに先に芸能事務所行ってるよとメールして秘書の男性と先に芸能事務所にお互いの相方の惚気話しながら向かった。
行った先は私でも知ってる有名な芸能事務所だった。
10分後、プリプリとした表情の姉弟が芸能事務所に来た。
側から見たら2人とも所属タレントにしか見えない。
(エイレンは一応所属タレントらしいが)
莉杏さんは警備員の人に話をして皆んな止められずに入り、受付で名前を記入して入館証を貰い中に入った。エイレンの担当の人が忙しいそうなので直接向かうことに。
とある連続殺人事件から始まる各局4話のミステリー。某有名プロデューサーの企画なので前評判は上々。
始めは『刑事編』次に『報道編』『ネット編』『被害者編』『過去編』と。
よくある『続きや特別版は有料ネット配信で』的なのはなかったので高評価。
『ネット編』以外は人気の若手俳優が出演しているのも売りのひとつ。
「そう言えば、公式のSNSが匂わせ書き込みしたって」
「あー、カウントダウンね。円盤化の意見が多いけど」
「再放送パターンや有料ネットでの特別版も意見もあるね」
なんだろうね?と顔を見合わせながら本編を一気見し始めた。
一気見終わりました・・・
あまりにもの怖さに2人で抱き合いながらガクブルと震えてました。
『刑事編』はグロ過ぎてヤバいし、その他は人の恐怖が・・・
少し前の火照りが消えて良かったけど、その倍背筋が凍ったよ。
「ココア入れるね。心身落ち着かせたいから」
エイレンがキッチンに向かった時にスマホが鳴ったので誰か見るとエイレンの姉である莉杏さんからだった。
「はーい。莉杏さんどうしましたか?」
向こうの莉杏さんは少し沈黙と言うよりも、言葉を選んでる感じがする。
「あーっとね、翼ちゃん・・・『 It’s Cooler!』って雑誌知ってる?」
「何で莉杏さんがそれを知ってるんですか?」
「えっと・・・エイレンに仕事が入ったら私に連絡が行くようになってるのよ。で、さっき担当マネからその雑誌社から仕事依頼が来たって連絡があってね。あのバカたれ電話出ないから翼ちゃんにかけたの。そうだ!翼ちゃんも一緒に来ない?と言うか来て!!」
何かエイレンに不利な流れになってるかもしれない。で、ブチ切れられて闇堕ちならないようにだな。それにちょっと芸能事務所興味あるからね。
「いいですよ。エイレンにも伝えておきますね」
「翼ちゃんありがとう!!大好きっ!!19時恵比寿駅で待ち合わせね。夜ご飯は私が奢るよ」
今が17時30分だから、部屋着から着替えて・・・一応シャワー浴びたほうがいいかな。
丁度ココアをエイレンが持って来たので報告もしないと。
「エイレン、莉杏さんからさっきの雑誌の件で事務所の方に連絡が来たってことなので私と一緒に事務所に来てくださいだって。で、19時に莉杏さんと恵比寿駅で待ち合わせして向かうのと、夕食は莉杏さんが奢ってくれるってさ」
「いよっし、叙々苑!!」
両人差し指を唇につけ、それを天に掲げる・・・これ、よく芸人さんがやってる奴だよね?テンション爆上がりだな!!
急いでシャワー浴びてちょっとTPOに合った雑誌に載ってたお洒落な服に着替えて部屋を出ると、黒のスキニージーンズに白T姿のエイレンが笑顔で・・・
急いで部屋に戻り、クローゼットを急いで確認しカーキーのジャケットを取り出す。
「流石に叙々苑行くんだからジャケット羽織るくらいはしようね」
『叙々苑』が効いたのか唇を尖らせながらも着てくれたので出発。
山手線外回りに乗って恵比寿に行き、改札を出ると珍しく地味めなスーツ姿の莉杏さんが秘書っぽい眼鏡姿の男性と待っていた。
すぐにエイレンに気付くと高速で駆け寄り、ゲンコツを一発。
「アンタにとってスマホって何?かけたならすぐに出なさいよ!」
「チッ、拒否したのバレたか」
「おいおい、愚弟よ。何姉の電話着拒してるんですか?」
「俺のスマホから流れる声は翼だけでいいんだよ!」
エイレン、嬉しいが2人とも声がでかいから周りの人が立ち止まってジロジロ見ていますよ。恥ずかしい!!
莉杏さんの秘書の男性も同じ思いだったみたいで顔を合わせてため息をついた。
姉弟喧嘩は終わる気配ないので、エイレンに先に芸能事務所行ってるよとメールして秘書の男性と先に芸能事務所にお互いの相方の惚気話しながら向かった。
行った先は私でも知ってる有名な芸能事務所だった。
10分後、プリプリとした表情の姉弟が芸能事務所に来た。
側から見たら2人とも所属タレントにしか見えない。
(エイレンは一応所属タレントらしいが)
莉杏さんは警備員の人に話をして皆んな止められずに入り、受付で名前を記入して入館証を貰い中に入った。エイレンの担当の人が忙しいそうなので直接向かうことに。
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