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四章 俺にとってアカリという存在は
21話
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「お邪魔します」
私は今日好きな人の家に泊まることになった。そして、今まで知りたかった真実を知れる機会がやって来たのだ。
黒炎くんの家は普通のアパートなんだけど、2LDKと高校生が住むにはかなり広め。おまけにバルコニーまである。リビングは白と青で統一されており、かなり綺麗だった。
それなりの広さがあることから家賃も高いと思うんだけどバイトもしてる様子はないのに、家賃は親が出してるのかな? と気になってしまった。
想像では玄関入ったところからギャルゲー関連の物が出てくるとばかり思っていたから、これはかなり予想外だ。
「鞄はそこらへんに置いてていいぞ。とりあえず濡れた制服を乾かさないとな」
「まっ…! 黒炎くん、流石にそれは」
目の前で制服を脱ごうとした黒炎くんの姿を見て、私は思わず両手で目を隠す。私には刺激が強すぎる!
「あ、そうか。悪い…」
一応、謝ってるつもりなんだろうけど誠意が伝わってこないのは何故だろう。
黒炎くんは何事もなかったかのように寝室らしき部屋に入っていった。
もしかして私、女として見られてないのでは? と内心焦っていた。
「待たせて悪かったな」
「ううん! 全然大丈夫!」
ラフな服装と、まさかの黒のメガネ姿の黒炎くんに私は不覚にも心を掴まれそうになった。
「あれ? 黒炎くんって視力悪かったっけ?」
「いや、目は良いほうだぞ? ああ、これは伊達なんだ。アカリがメガネ姿の男子がタイプだって言ってたから」
「そ、そうなんだ」
黒炎くんは黒炎くんのままで、なんか安心した。
相変わらず黒炎くんの頭の中はアカリちゃん一色なんだね。
「それで、その…アカリちゃんはいつ帰って来るのかな?」
急に泊まることになってアカリちゃんにもなんだか申し訳ないしと思い、聞いてみた。
「アカリならもう帰って来てるぞ。さっきから寝室にいる」
「え…それなら早く言ってくれたら挨拶したのに!」
まさか帰って来てたとは意外だ。だって、私が家に入ったときも物音一つしなかったから。
「朱里。前に俺たちの関係が誰にも理解されないって言ったこと覚えてるか」
「え、うん」
黒炎くんは前と同じように寂しい顔をしていた。
「これが…アカリだ」
ガチャと寝室の扉を開け、部屋を見せる黒炎くん。
「これって…」
そこに広がっていた光景。それは一面に黒髪ポニーテールをした女の子のポスター。だけど、それはリアルではなく二次元のイラストだった。
「俺は、とあるギャルゲーに出てくるアカリと付き合ってるんだ」
「え?」
黒炎くんの言ってる意味がわからず、フリーズしてしまった私。
私は今日好きな人の家に泊まることになった。そして、今まで知りたかった真実を知れる機会がやって来たのだ。
黒炎くんの家は普通のアパートなんだけど、2LDKと高校生が住むにはかなり広め。おまけにバルコニーまである。リビングは白と青で統一されており、かなり綺麗だった。
それなりの広さがあることから家賃も高いと思うんだけどバイトもしてる様子はないのに、家賃は親が出してるのかな? と気になってしまった。
想像では玄関入ったところからギャルゲー関連の物が出てくるとばかり思っていたから、これはかなり予想外だ。
「鞄はそこらへんに置いてていいぞ。とりあえず濡れた制服を乾かさないとな」
「まっ…! 黒炎くん、流石にそれは」
目の前で制服を脱ごうとした黒炎くんの姿を見て、私は思わず両手で目を隠す。私には刺激が強すぎる!
「あ、そうか。悪い…」
一応、謝ってるつもりなんだろうけど誠意が伝わってこないのは何故だろう。
黒炎くんは何事もなかったかのように寝室らしき部屋に入っていった。
もしかして私、女として見られてないのでは? と内心焦っていた。
「待たせて悪かったな」
「ううん! 全然大丈夫!」
ラフな服装と、まさかの黒のメガネ姿の黒炎くんに私は不覚にも心を掴まれそうになった。
「あれ? 黒炎くんって視力悪かったっけ?」
「いや、目は良いほうだぞ? ああ、これは伊達なんだ。アカリがメガネ姿の男子がタイプだって言ってたから」
「そ、そうなんだ」
黒炎くんは黒炎くんのままで、なんか安心した。
相変わらず黒炎くんの頭の中はアカリちゃん一色なんだね。
「それで、その…アカリちゃんはいつ帰って来るのかな?」
急に泊まることになってアカリちゃんにもなんだか申し訳ないしと思い、聞いてみた。
「アカリならもう帰って来てるぞ。さっきから寝室にいる」
「え…それなら早く言ってくれたら挨拶したのに!」
まさか帰って来てたとは意外だ。だって、私が家に入ったときも物音一つしなかったから。
「朱里。前に俺たちの関係が誰にも理解されないって言ったこと覚えてるか」
「え、うん」
黒炎くんは前と同じように寂しい顔をしていた。
「これが…アカリだ」
ガチャと寝室の扉を開け、部屋を見せる黒炎くん。
「これって…」
そこに広がっていた光景。それは一面に黒髪ポニーテールをした女の子のポスター。だけど、それはリアルではなく二次元のイラストだった。
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「え?」
黒炎くんの言ってる意味がわからず、フリーズしてしまった私。
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