殺し屋JD、時給1,000万円 厄災ハントする

ぺぺ

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第一章

セカンドオーダー

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飲んだ分だけ液面が下がり、溢れんばかりに盛り盛りだったアイスクリームが、テーブルに崩れ落ちないくらいの位置に落ち着いた。

「アイスクリームも溶けないうちにどうぞ」

「おっサンドウィッチも来ましたよ、ご一緒に」

まだ玉子の温かさの残るサンドウィッチも、合間に口にするアイスクリームも美味しくて、あっという間に平らげた。

「ご馳走様でした…」

お腹が一杯になり落ち着きはしたが、全く何がなんだか分からない状況は変わらない。

「突然失礼致しました。分からないことだらけですよね?」

「は、はぃ、何がなんだか何から聞いていいかも分かりません…」

「全くその通りですね、失礼致しました。では、順を追って説明させて下さい」

「私の名前は〝青鷺火アオサギノヒ〟と申します。以後お見知り置きを」

「我々のいるこの場所は、雫さんがいらっしゃる人界と、その下層に在る修羅界とのはざまにある屯所とんしょという場所で、私は人界と修羅界の往来を管理する管理官みたいなものです」

「人界?…ですか?」

「はい、後々詳しく説明致しますが、いわゆる人間が暮らす世界と認識下されば結構です」

「では、アオサギさんは人間ではないという事ですか?」

「んーそれは現段階では説明しづらいのですが、雫様が色々ご体験下されば自ずと分かる事ですので、今は割愛させて頂き、説明を進めて参ります」

空いた食器が下げられて、私にはオーンジジュース、青鷺火にはお代わりのコーヒーが運ばれて来た。
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