王命で第二王子と婚姻だそうです(王子目線追加)

かのこkanoko

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殿下のお部屋訪問です

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本当に迎えが寄越された。

着替えが無いとか、急だと都合が付かないだとか色々断る口実を述べたが、すべて無視され連行された。

殿下の命令ですもんね、仕方が無いですよね。

有無を言わさず、浴場で丸洗いされ、着替えさせられる。

簡易的な衣類だが、自分が持ってるどの衣類よりも生地が良い。

身支度を済ませると殿下と二人で食事となった。

「急に招いてしまい済まないね、アークス。
婚姻迄に仲良くなりたかったんだ。」

殿下との食事は緊張する。
側仕えが給仕してくれるのだが、このようなかしこまった食事は滅多とした事が無かったのだ。

これから毎日のようにこんな食事かと思うと、気が遠くなりそうだった。

ああ、食べた気がしない。

「アークス、嫌いな物でもあったのか?」

「いえ、大丈夫です。
少し緊張しているだけですので。」

ああ、大衆食堂の安い飯が食べたい。
大皿でドンと盛られてる、繊細さの欠片も無いような茶色い食事が食べたい。

「そうか。
緊張するなと言っても無理だろうな。
だが、少しずつで良いから俺に慣れて欲しい。」

少し寂しそうに微笑んだ。




そして、寝る時間となった。


ーーー自分、殿下の寝台に寝るんですか?


長椅子に寝ても良いですかね。
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