召喚勇者と関西弁エルフ

えびまる

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本編

☆媚薬の迷宮4

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 ゴウシュは、鏡に触れようとしたシャンを止めようと手を伸ばしたはずだった。

 ……だが、今はそのシャンに押し倒されている。

「……シャン?」

 見上げたシャンは甘く蕩けるような目で優しく微笑み、こちらを見下ろしていた。
 見たこともないシャンの表情に、心臓がドクリと嫌な音を立てる。

『……ゴウシュ、かわいい♡』
「っ、な、何言って」
『もっともっとかわいくなって?♡』

 何がどうなっている……?

 シャンの指と手が優しくゴウシュの身体をなぞって行く。魔道具を取り扱う、火傷の跡や切り傷がある少しかさついた手は確かにシャンのものだった。

「……んっ♡」

 内腿を撫でられ、思わず出た媚びたような自分の声にゴウシュは戸惑いを隠せない。

『ゴウシュ、きもちい……?♡もっと気持ちよくなっていいんだよ♡』

 ……シャンの事は、愛おしいと思っていた。
 無邪気で、危なっかしくて、でも芯のある真っ直ぐで綺麗な目をしている……そんなシャンの事をいつの間にか好きになっていた。
 だからこそ、思いも伝えず、1番近くで、何があっても、何からも守りたかった。
 気持ちを秘めて、側にいて、シャンの綺麗な心が傷つくような事から遠ざけてやりたかった。

 だと言うのに。
 今ゴウシュはシャンに触れられるのを喜んでしまっていた。
 抱き締めたい、と思うより、抱き締められたい、と望んでしまっている。
 媚薬の効いた身体はどんどん熱を持ち、シャンに身体を明け渡そうとしていた。

 (そんな、俺はっ……!)

「んっ♡……くッ、シャン……ッ♡」

 頭では冷静にならなければ、と思っているのに自分の意思で身体を動かすことが出来ない。
 目の前のシャンはゴウシュを甘い声で呼ぶ。
 その度に喉の奥が詰まって、心臓が嫌な音を立てた。

『ねぇ、ゴウシュ♡もっと気持ちいいとこ教えて……?♡あ、ここ、膨らんでるね♡かわいい♡』
「んぁ……!♡♡」 

 いつの間にか、服の上からでも分かるぐらいに立ち上がった乳首をキュッ♡と摘まれた。
 軽く撫ぜられ、優しくカリッ♡カリッ♡と引っかかれる。

「だ、めだ……ッ♡♡や、シャン……♡」

 抑えようとするのに、上擦った声が止められない。
 身体の奥からじわじわと熱が湧き上がる。
 
『どうして?♡ここ、すきなんでしょう?♡』

 身体を捩って逃げることも出来ずに、ただ快感を受け止めるしかない。
 そのうちシャンは、ゴウシュの鍛え上げられた胸筋をむにぃ♡と大きく包み込み、寄せたり、円を書くように揉み出した。
 マッサージのような手つきだが、その間も指先は乳首から一切離れない。
 押し込まれるように乳首を押されると、ゴウシュは身体を捩って逃げ出したくなる。

「んぁっ♡ぁ、あぁ……ッ♡」
『おっぱい気持ちいい?♡ぼくもゴウシュのおっぱい気持ちいいよ♡おっきくてふわふわでかわいい♡』
「ん"っ、ぅ"……♡あ♡ッ……あぁっ!♡」

 日々の鍛錬で鍛え上げられた胸筋は、今やシャンのおもちゃにされ、為す術もなかった。

 そのうちにシャンの指がつつつ……♡とゴウシュのへそから下腹部までをなぞる。

『ここもかわいくしたいなぁ……♡ね、いいでしょ?♡……ゴウシュ♡』

 ひくっと喉を引き攣らせたゴウシュの目から、1粒の涙がこぼれ落ちた。
 
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