女泣村の夜・女王蜂の妖しく揺れる淫ら腰

糺ノ杜 胡瓜堂

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第五十一話 漆黒の闇から響く菊の声 ~幸介を誘う暗黒世界への入り口~

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 男と違い、女の性の悦楽に終わりはない・・・セツは逝ったばかりの子宮に再び火を点けられ、絶頂に押し上げられたまま彼のペ〇スに翻弄され咆哮する!

 「グヒイイイイ~ッ、またイグぅ!イグうう~っ!オオオ~ンッ、ウオオオオ~ンッ!」

 ・・・幸介の激しい責め!まるでセツを手籠めにするような容赦のない交合!

 それは単なる肉欲だけではない・・・幸介には目的があった。

 セツは元々性的絶頂の深い体質らしく、激しく気を遣ると失神状態に陥ってしまうのである!
 それは前回セツを抱いたときに知った彼女の秘密だった。

 「ヒイイイ~ッ、イグううう~っ!ま〇こイグうう~っ!ぐひひひひ~っ!」

 幸介は抜かずの二発を披露する奮闘を見せ、さらに三度目の射精迎えた頃には、案の定セツは白目を剥いてピクピクと彼女自身の「潮」と小便にまみれた布団の上に沈んでいた。

 「・・・セツさん、ごめんなさい・・・少しの間だけです・・・」

 まだ絶頂の波間を漂い意識の戻らないセツの両手足を寝巻の帯で縛り、手拭いを使って口に軽く猿ぐつわを噛ませ、肩まで布団をかけてやると、幸介は素っ裸の身体に手早く洋服を着て、私物をボストンバックに詰めて自分の部屋を抜け出る。

 ・・・そして忍び足でセツの言った屋敷の炊事場へと急ぐ。

 真っ暗な廊下を歩き、何度か足を運んだことのある炊事場を目指す幸介。
 途中で誰かに見つからないか、それが心配だったが、幸いな事に午前二時頃の屋敷の中は皆寝静まり、人影はなかった。


 「・・・・地下に繋がる扉か・・・・」

 幸介は広い炊事場へ入ると、マッチを擦ってランプに火を灯す。

 彼が血眼になって炊事場の中を探すと、食器棚や米櫃こめびつが整然と置かれている広い炊事場の一番奥の、細くなった壁際に小さな扉があり、古めかしい南京錠がかかっているのを発見した。

 「あった!ここか・・・これが地下の洞窟に繋がる入り口だな・・・僕としたことが、ここには気づかなかった」

 幸介は床の小さな木製の扉を前にしばし考え込み、ランプを掲げて炊事場の流しに戻ると、なにか頑丈な棒状のものを探し出す。

 「・・・火箸か・・・これならいいだろう!」

 彼は火鉢とセットになっている三十センチほどの太い鍛鉄製の火箸を手にすると、扉の前に戻り、小さな南京錠がかかっている金属の輪に火箸を差し込み、テコの原理で力任せによじる。

 ・・・ゴリッ、ゴリッ・・・ゴトリッ!

 建てられてから百年以上は経過している炊事場の床の扉の木製部分が朽ちかけているのも幸いしたのか、南京錠が掛けられている錆びた金属の輪の台座部分がネジごと外れる。

 「・・・やった!これで開くぞ!」

 幸介は心の中で小躍りしながら、小さな扉を持ち上げる。

 ・・・・フウウウ~ッ・・・・

 下から冷たい風が吹き上げてくる・・・この下がセツの言った自然の洞窟に繋がっているのは間違いなさそうだ。
 扉の下には伸縮式の下ろし梯子があり、幸介はそれを伸ばして右手にランプをかざし、左の脇にボストンバックを抱えて闇の中へ降りてゆく。

 ランプに照れされた地下は入り口の周辺だけは木製の壁が造られ、白菜やジャガイモなど大量の食材が木箱に詰められて貯蔵されていた。

 「・・・奥は意外と深そうだな・・・」

 「・・・幸介さん?・・・」

 突然、洞窟の奥の方から女の声がする・・・弱々しい小さな声だ。
 幸介はその声に聞き覚えがあった。

 「・・・菊さん?菊さんだね?」

 「・・・ああっ!やっぱり・・・幸介さんだったのね!菊ですっ・・・」

 「よかった、やっと見つけたよ菊さんっ、今行くよ!」

 幸介は洞窟の闇の中にランプをかざし、洞窟の奥へと走る。

 洞窟は五メートルほど行くと、左右に道が分かれており、かなり深いものだった。
 元々自然に出来た鍾乳洞のようなところをのみつちで削って加工した跡があり、所々に蠟燭ろうそくを灯す金属製の燭台が取り付けられていた。

 幸介が洞窟の奥の行き止まりを右に折れると、十畳ほどの空間が広がり、その一角が鉄格子で囲まれていた。




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