正義のテンペスト

shou

文字の大きさ
5 / 5
1章 それぞれの正義

始まり〜2〜

しおりを挟む
学校から300メートルほど離れた高層ビルの屋上で紲成は謎の男に接触している。

紲「何者だ!俺らになんか用か?」

?「ほぉ、この距離、この高度を一瞬で詰めるか、かなりレベルの高い覚醒者だな。」

紲「うるせぇ、いいから答えろ!お前は何者だ!俺たちになんの様だ!」

?「君ほどのレベルなら私が答えずとも気づいているだろう」

紲「そう言うって事は革命軍か、覚醒者集めで俺たちを監視していた訳か」

?「そう言う事だ、わかってるなら大人しく私たちと来い、そうすれば手はあげない」

紲「悪いが、革命軍には興味がない、それにお前は俺に勝てないぞ」

?「ほぉ、自信がある様だな。その根拠を聞かせてもらおうか」

紲「教えて欲しければ、お前もそれなりの情報をよこせ、そんなに自信があるなら俺に情報を与え、その分の情報を引き出した後に始末すればいいだろ」

?「いいだろう、私は君が思う通り革命軍だコードネームはジャックだ革命軍に所属するメンバーは全員コードネームを持っている。これくらいでどうだ。」

紲「ほぉ、幹部はトランプに関係する名前を名乗ってる噂は本当だったか、しかし、まだ情報が弱いな、革命軍は何を企んでる、覚醒者だけの世界を作る、そんなことよりももっと大それたこと企んでるんだろ。」

ジャック「それは答えられないが、その通りだ、真の革命は組織の上層3%しか知らない、簡単にはわからないだろう。そろそろ、君が答える番だ、私が君に勝てない理由を」


紲「そうだな、一つだけアドバイスをやる。覚醒者の事をそんなに理解しないで、強がらない方いいぞ、俺にはお前の脳覚醒率が見えてる。これでお前には俺に勝てない理由が理解できただろう。ちなみにずっとこっちを見てる奴ら4人全員でかかって来ても、無駄だぞ」

ジャック「なるほど、味方にも気づいてましたか、あなたの覚醒率は50パーセントを超えているという事ですね。
それなら確かに私たちはあなたに敵いませんね、しかし、君のお友達は大丈夫ですかね」

紲「お前、馬鹿だな今の話でお前の組織にも視覚的に覚醒率など多くの事を見ることのできる人間がいて、そいつは
50%以上、それに俺が学校付近に潜伏している覚醒者に気づいてない訳ないだろ、俺の仲間をなめるなよ!!!」

ー学校サイドー
紲成が高速移動した時
ゆいか「ちょっと紲成、どこ行くのよ~」

ゆいかの思考と心境
紲成が高速で移動するほどの用事て事はただ事ではない、それに私たちを置いて、きっと何かある、おそらく革命軍絡み、とりあえずみんなを引き止めて考えなくちゃ、、、

ゆいか「みんな待って!多分私たちは革命軍に狙われてる!」

はじめ「ゆいか、どうしたんだ急に、紲成は?」

ゆいか「紲成は高速移動でどっか行った、用があるていって」

はじめ「なるほど、紲成が急に行動するときは何かあるな。」

あゆ「え、まって、どう言うこと?なんかあるのはわかるけどそれがなんで革命軍に狙われてるになるの?それなら紲成なら私たちのそばにいてくれそうじゃん」

まい「あゆは相変わらずおバカだね~説明するからよく聞いてね」

あゆ「もぉーまい!あゆはおバカじゃない、、、でも聞く、、」

まい「素直でいい子ね、よし説明するよ、おそらくさっきまでの話を革命軍に聞かれていた。それに紲成は気づいていた。じゃないとあの場で全部教えてくれていたと思う。でも、今日の紲成はいつもよりまわりくどかった。そして紲成は相手の実力を見れる、だから紲成は高速移動して情報を集めに行った。そして学校周りに覚醒者がいるかも確認して。」

あゆ「なるほど、確かに!わかったー」

しょう「となると、学校周りに革命軍がいるとしても俺たちならなんとか出来るて事だな。」

まい「そう言うこと!」

ゆいか「多分だけど、紲成が何も言わずに行った理由て、相手が完全にこっちの会話を理解できるだけの覚醒率を持っていて伝言を残しても、仲間に伝えられて余計に私たちが危険になるからだと思う。

まい「おそらくそうね。気を引き締めて、紲成が戻ってくるまでなんとかしよ」

はじめ「そうだな、ならまず敵がいるか確認しよう、俺たちも一応覚醒者、それぞれ得意分野が違うそれをふまえて作戦組もう」

ゆいか「うん、なら目がいい私と耳と鼻がいいまいで敵の居場所を把握して、戦闘能力の高いはじめと隠密行動のできるしょうで一人ずつ戦闘不能にしていこう、私とまいも未覚醒者の倍ぐらいは動けるしサポートする。」

まい「そうだねとりあえずそうしよう、でも相手も覚醒者だよ索敵能力が高い人もいるんじゃない?」

ゆいか「そっかーならそこまで見極めながら索敵能力を持つ覚醒者から制圧するか、待機するかのどっちかだね」

しょう「そうだな、情報を集めてからだな。」

まい「待って!4人の足跡が近づいてきてる!!!多分30メートルくらい離れたところ!」

5人にせまる足跡正体は何者だ?覚醒者?それとも、、


しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

二度目の勇者は救わない

銀猫
ファンタジー
 異世界に呼び出された勇者星谷瞬は死闘の果てに世界を救い、召喚した王国に裏切られ殺された。  しかし、殺されたはずの殺されたはずの星谷瞬は、何故か元の世界の自室で目が覚める。  それから一年。人を信じられなくなり、クラスから浮いていた瞬はクラスメイトごと異世界に飛ばされる。飛ばされた先は、かつて瞬が救った200年後の世界だった。  復讐相手もいない世界で思わぬ二度目を得た瞬は、この世界で何を見て何を成すのか?  昔なろうで投稿していたものになります。

悪役令嬢は手加減無しに復讐する

田舎の沼
恋愛
公爵令嬢イザベラ・フォックストーンは、王太子アレクサンドルの婚約者として完璧な人生を送っていたはずだった。しかし、華やかな誕生日パーティーで突然の婚約破棄を宣告される。 理由は、聖女の力を持つ男爵令嬢エマ・リンドンへの愛。イザベラは「嫉妬深く陰険な悪役令嬢」として糾弾され、名誉を失う。 婚約破棄をされたことで彼女の心の中で何かが弾けた。彼女の心に燃え上がるのは、容赦のない復讐の炎。フォックストーン家の膨大なネットワークと経済力を武器に、裏切り者たちを次々と追い詰めていく。アレクサンドルとエマの秘密を暴き、貴族社会を揺るがす陰謀を巡らせ、手加減なしの報復を繰り広げる。

処理中です...