正義のテンペスト

shou

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1章 それぞれの正義

始まり

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今日も紲成はただの高校生として学校に登校していた。

「おーはよう!紲成!今日のニュース見た?」

紲成のクラスの友人であるゆいかが元気に声をかけてきた。それに紲成は答える

紲「あぁ見たぞ!それがどうしたんだ?」

ゆいか「それがどうしたんだって、ひと事だな~また高校生複数人と先生の失踪だよ。これって絶対革命軍が覚醒者集めてるよね。距離も近くなってきてるし、そろそろ紲成も危ないんじゃない?」

紲成は信用できる人にだけ自分が覚醒者であること、脳の覚醒の知る限りの知識を話している。ゆいかはその内の一人だ。

紲「そうだな~もうそろそろここまで調べにくるだろうな、、だけどゆいも一応普通の人よりは覚醒してんだから気を付けろよ」

ゆいか「わかってるよ、でも私は8%くらいしか覚醒してないんでしょ?それくらいならバレないでしょ!でも紲成は別!覚醒率がもはやわからんし、絶対隠せないよ」

紲「そうだな、見つかるのは時間の問題だな、、そろそろ俺も動かないとダメだな。でもなゆい、俺は見つかっても大丈夫だ、心理操作もできるし、逃げ切る方法はいくらでもある、でもゆいはそうではない、革命軍の覚醒者相手だとすると、そう簡単に逃げきれないだろう、、それに俺なりに調べてたんだけど失踪してるのは覚醒率10%以下がほとんどだ、覚醒してしまえば30%ぐらいまでなら時間も掛かるし、センスにもよるけど修練でさらに覚醒させることが可能だから、もしかしたら革命軍はその術を手にしてしまったとみて間違えない、ここまで聞けばゆいわかるよな。」

ゆいか「うん、育成して勢力を拡大するつもりだね、都合のいい兵を増やす為には見込みのある弱いものを集めてマインド操作する方がいいもんね、そう考えると私の方が対象て事だね。でもマインド操作出来るほど覚醒してる人が革命軍にもいるってこと?」

紲「そうだろうな、まあこれからは俺から離れるなよ!後でみんな集めて今後の方針を伝える、ここから俺たちが平和な世の中を作る!ゆいはついてきてくれるか?」

ゆい「もちろんついていくよ~みんな集めておくね~放課後に屋上でいい?」

紲「あぁ!ありがとう!」

放課後、紲成、ゆいかは脳の覚醒について話しているしょう、はじめ、あゆ、まいを集めて今後の事を話している。

紲「みんな集まってくれてありがとう」

全「いいよ~」

はじめ「で、どうしたんだよこのメンツだけてのは久しぶりじゃん」

まい「覚醒者であるメンバーを集めてるあたりなんか大事な話なんだよね、きっと」

紲「そう、大事な話、今後について、」

しょう「失踪事件と関係あるよな、おそらくうちの高校そろそろだし。」

紲「あぁ、みんなニュースで見て気付いてる通り、あれは革命軍の兵隊集めだ、しょうの言う通り次のターゲットがおそらくうちだ政府もろくな策を考えられていない。俺たちは自分たちで身を守るしかない」

あゆ「そうだよね、そうなんだと思ってたけど、いざ紲成に言われると怖いなー」

ゆい「それな、、怖い、、でも紲成が身を守る術を教えてくれる、だから頑張ろう!」

はじめ「紲成、俺たちにも出来るのか?」

紲成「あぁ出来る、俺がみんなを覚醒率30%まで育てる!だから俺についてきてくれ、ただ、力をつけて世間に能力がバレたら、どうなるかわからない、もちろん革命軍には狙われる、政府も今は覚醒者は敵と見ている。
間違いなく、命の危険がある、それは覚悟してくれ」

全「わかった、ついてくよ」

しょう「でもさ実際革命軍と政府てどういう状況なんだ?仮に俺らが覚醒者として革命軍に入ったらそんなにまずいのか?」

紲「そうだな、革命軍の野望、政府の野望はまだ教えてなかったな。明日全部教えるな、全て、俺の能力で集めた情報だからまちがえない、とりあえずこれからもよろしくな」

しょう「おう、てか紲成ほんとにチートだななんでも出来るじゃん、お前の事も全部教えろよ」

紲「わかった俺の事も教える、お前達ならいい、それも明日からな!今日は帰ろう、明日からは普通の日常は過ごせなくなる、しっかり準備してくれ」

そうして解散してみんなが去っていく中、紲成はこちらを見ている人影に気づいて睨みつけていた。

ゆいか「紲成、どうしたの?」

紲「あぁ、なんにもない、先に帰ってくれ、ちょっと行ってくる。」

そういうと、紲成はすでにその場にはいなかった。

紲「何者だ!俺らになんか用か?」

紲成は高速で移動してその人間に接触していた。










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