~異世界女子会~ 蒼い花(ティアラ)は誰が為に……

げんげんだの

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第3夜会 救済と奪取の裏切り者たち-アヴェンジャーズ(前編)

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 この事件は密室から始まった。


 65歳になる講演家のギャスパーが2階の別室で殺害された。首をナイフで切られていた。窓と扉には鍵が掛かっていて他の入り口もなく密室である。容疑者は5名。

 ①サラ(妻)25歳
 ②ドイル(教え子:俳優)27歳
 ③ゼパール(親友:建築家)63歳
 ④リリーナ(メイド)19歳
 ⑤謎の黒服男(犯人?)

 殺害されたギャスパーとの関係性を整理する。ギャスパーは数多くの劇団を成功に導いた講演家である。若い頃は自身も俳優として活躍して多くの人気を誇った。そんなギャスパーは俳優を60歳まで続けて、越えてからは多くの劇団を裏で支える講演家として立ち回ることにした。

 ギャスパーが57歳の時に四周りも離れる当日17歳のサラと出会い結婚をする。遺産目当てと言われていたのだが二人は本当に愛し合って結婚した。

 ドイルはサラの元恋人で現在は友人。ろくでなしなチンピラのようなことをしていた。柄は悪いが赤毛のイケメン。ギャスパーにより俳優に才能を見い出だされ、今では第二のギャスパーと呼ばれるスターにまで成長した。ドイルはギャスパーを先生と尊敬していて、全うな仕事についた今でも周りには噛みついた態度を取る時があるがギャスパーには恩義を感じていて頭が上がらない。

 死体の第一発見者は親友のゼパールである。ゼパールは子どもの頃からのギャスパーの親友であり、半年前にギャスパーと同じ区画に引っ越してきた。事件の一ヶ月前にお互いの仕事が落ち着いた頃に遊びに行く約束をして、その当日にギャスパーの自宅を訪れメイドのリリーナと共に部屋から出てこないギャスパーを不審に思い、ドアを二人で抉じ開け発見した。

 メイドのリリーナは7歳の時に、両親がギャスパーの劇団員で演目の最中舞台道具が落ちてくる事故により二人死亡してしまった。身寄りのいないリリーナはメイドとしてギャスパーに雇われた。暖炉にて薪をくべていたとき『ギャスパーの様子がおかしい』とゼパールに呼び出され、一緒に死体を目撃した。

 そして、事件の一ヶ月前から屋敷の周りをうろつく黒いコート、黒い帽子を被って顔が確認できなかった謎の黒服男。事件当日一階の窓を開けようとしている姿をリリーナに発見された。



……


……


……



「……とまあ、これが今僕が追っている事件なんだよ」

 金髪のストレートのロングヘアーに狐耳。ブラウンのパンツスーツにベストの獣人女性がパイプ煙草をぷかぷかと吹かしながら答える。彼女はティアラ会に招待されたゲストである。そのゲストを呼んだアーニャが続ける。

「シルビアさ~。いくらチェルシーが『今はどんな事件を追っているんだい?』って聞いたからって答えていいものなのかね~?」

 金髪狐耳の獣人女性はシルビアという。歳はアーニャと同じ29歳。アーニャの親友の探偵ということだ。席の後ろに掛けてあるトレンチコートやハンチング帽子から、絵に描いたような【探偵】の姿だ。一人称は【僕】でスラッとしたスタイルから金髪ロングヘアーじゃなければ美男子? と間違えられる。
 そんなシルビアはティアラ会に招待され、会食の際にチェルシーのふとした質問で現在担当している事件を話していたところだ。

「いや、ごめんよ。ここで聞いたことは外には洩らさないからさ」

 シルビアに負けない、綺麗な金髪のチェルシーが詫びる。

「そうですわね。それにしてもよく話してくれましたわね」

 ステーキ肉をナイフとフォークで切り分け優雅に口に運ぶロサナ。

「こっ……これは殺人なのでしょうか? シルビアさん」

 少し恐怖で怯えるユアの質問。

「殺人だね。断言できる」

 シルビアもロサナと同じステーキ肉を切り分け口に運びながら話す。

「んぐ……うま……相変わらず美味しいよ。みなせ」

 後ろにいる給士のみなせに告げる。給士でありオーナーのみなせがその感謝に答える。

「シルビア様、ありがとうございます」

「本当に僕専属の相棒になってもらいたいものだ。人生の相棒(パートナー)でもいい……っと話を戻そうか。殺人と断言できたのは密室という事実が作られたものだからだ。ギャスパーの部屋の扉と窓には鍵が掛かっていた。しかし、上下開きの窓の鍵の部分に何本かの束になった毛糸が結ばれていた。そしてそれは外に伸びていた。窓の外にはリンゴの木があり、犯人は鍵に毛糸を結びつけて、ギャスパー殺害後に窓を締め、外から毛糸を引っ張り鍵を閉めて密室を作り上げた。そして、リンゴの木を梯子代わりに使い逃走……これが殺害ってことだね」

「ちょっと聞き捨てならないことを言ったのは後で言及するとして、どうしてその密室の謎が解けたんだ?」

 少し不機嫌気味に肉を頬張りながらチェルシーは質問をした。

「いま説明してただろ~。窓の鍵に毛糸を結びつけてそれを外から窓を締めてから引っ張ったんだよ」

 変な形に切った肉をアーニャが食べながら反論した。

「でも、チェルシーさんの言う通りです。窓を締め切って毛糸を引っ張るなんてできるんですか?」

「そうですわね。普通は引っ張れないし、引っ張れたとしても毛糸なんて途中で擦りきれてしまうわ」

 ユアとロサナが擁護する。そしてチェルシーも言い返す。

「ほれみろ。そういうことだ。普段の生活がだらしないから気付かないんだよ」

「ぐぬ~……」

「あっはっはっ! 違いない!」

 むくれるアーニャを見てシルビアは爆笑する。

「も~シルビア~そんな笑うなよ~」

「ごめんごめん! でも、人付き合いが下手なアーニャが僕以外でこんなに馴染めるなんて! みんな本当に素晴らしい友人なんだね!」

「……まーね」

「おい! ロサナ! ユア! 見て見ろよ! アーニャ顔が真っ赤だ!」

「あらまあ」

「ふふっ。アーニャさん可愛いですよ」

 アーニャがふくれて反論して、周りがまた賑やかになった。そしてみなせはその隙に全員の皿を片付けて次の料理を運ぶ。

「皆様、コースのサラダ料理【レモン貝の香草ポテトサラダ】でございます」

「レモンをかけたような味の貝、レモン貝は僕大好物だなー!」

 シルビアが喜びポテトを摘まむ。

「それで……気になるので話を戻しますわ。密室の謎が解けたんですか?」

 ロサナは赤いワインを揺らしながら質問をした。

「窓のサッシが綺麗に削られていたんだ。数センチだけどね。そこを通して引っ張れば擦りきれることはない。犯人はそれで密室を作り上げたんだ」

「でも、それだと変ですね。窓の鍵に毛糸が結びっぱなしでは密室のトリックが簡単にバレてしまいます」

「僕が怪しいと思った一つ目のポイントはまさにそこなんだ。【何故犯人は逃走経路の決定的な証拠を残して行ったのか】という部分だ」

「これが殺人であるなら容疑者は五人ではなく、四人ですわね」

「ロサナ校長……どうしてそう思ったんだね?」

 シルビアはニヤリと微笑みながらロサナを見た。

「アーニャから何を聞いたのかはわかりませんが、問題の小出しの推理劇のようなやり方……あなたの性格からして事件はもう解決に近い状態であることがわかりますわ。わざわざ事件の関係者を説明して下さり、新しい登場人物がでないことを考えると【謎の黒服男=容疑者】ということになりますわ」

 ロサナは煙草に火をつけて答えた。そして、シルビアは肩をすくめながら。

「ご明察の通りです。犯人は間違いなくこの登場人物の中にいる。そして、【謎の黒服男=容疑者】の誰かということも現場の調査団もはっきりとわかっている。そこでサラに依頼されたのも僕なんだ」

「なんでシルビアさんが?」

「正直に話すと一番犯人だと思われている容疑者は【ドイル】だ」

『!?』

「ドイルとサラは元恋人関係にある。しかし、ドイルがサラに言い寄る姿をたくさんの劇団員に見られている。講演会後の打ち上げの写真だけどいくつかモロに写っているのがある」

 シルビアは写真をみなせに渡し、みなせがコルクボードに貼っていく。そこにはサラの方に腕を回し顔を近付けるドイルの姿があり、サラもまんざらではない顔をしている写真か七~八枚あった。

「こりゃ酷い」

「ギャスパーさん可哀想ですよ……自分の愛した女性が、世話して信頼していた教え子にこんなことに……裏切りです」

「私もこんなどろどろした感じは嫌ですわ」

「いや~そもそもロサナ結婚してな……ごめんなさい……」

 ロサナの顔が恐ろしく感じたのかアーニャは小さくなり謝った。

「そして事件当日、ギャスパー・サラ・ドイルの三人は喧嘩をしている。メイドのリリーナがギャスパーの怒鳴り声を聞いていて、しばらくすると泣きながらサラが階段を降りて家を飛び出した。それを追いかけたリリーナは家から離れた通りに泣き崩れるサラを見つけた。慰ぐさめていると遅れてドイルがやって来た『今の先生は何も聞いてくれない! 落ち着くまでウチへ』と言いサラを連れて自宅に帰ったそうだ。それとすれ違いでゼパールがリリーナと合流して家に向かい死体を発見した。つまり……」

「動機は十分ということですわね。最後にギャスパーと会っていたのもドイルですわ……」

「しかし、ドイルはギャスパーの死を伝えたとき酷く狼狽して泣き叫んだそうだ。『いつ!? いつそんなことが!?』『殺人!? 誰だっ! 先生っ……俺がっ俺が犯人を見つけ出して殺してやるっ!』とね。個人的な感想だけど経験上彼は犯人でないと思う」

「どうしてですの? 泣きわめいたから? 彼は俳優……演技はお手の物でなくて?」

「確かに状況的にはドイルさんしか考えられないです」

「ロサナ校長……あなたは生徒が悪さ、いたずらをして嘘や言い訳をしたとき、それが真実でないと見極められる?」

「こと私の学校の生徒であるなら十中八九わかるでしょう」

「それと同じように僕もこの仕事に年季がある。素人ではない嘘か嘘でないか大体分かる。ちなみにドイルが犯人の場合【いつそんなことが!?】なんて言わない。なぜなら知っているから。第一声にそのワードで出た時点で僕は犯人の候補から遠ざけた。それに見ていないからわからないだろうが、あの悲しみと殺人犯に対する怒りは本物だよ」

 サラダを食べ終わり口をナプキンで拭きながらシルビアは答えた。

「んで~シルビアからして白なドイルがどうして第一容疑者なんだ?」

 頬杖をつきながらアーニャが質問した。

「状況証拠と物的証拠があるんだ。状況証拠は【喧嘩の内容はギャスパーからの二人の交際に対する罵倒】そして、物的証拠は【窓の鍵を締めるための毛糸の束はドイルの衣装の物】だからさ」

「素人が口を挟んでしまい申し訳ございません。そんなに露骨な状況を仮にドイルさんが犯人だった場合作り出すでしょうか? 私は何者かがドイルさんを犯人に仕立てあげようとしているとしか思えないです」

 ユアが口に出す。それにシルビアは続ける。

「そうなんだ。この事件はドイルを犯人にしようとしている者の犯行だ。しかし、調査団も頭が固くて単純にドイルを犯人にして終わらせようとしている。私の経験則的判断を突いた【露骨な証拠でドイルは調査の裏をかこうとしている】という見方のほうが可能性はたかいのではないかと」

「確かに……証拠が露骨過ぎて【誰かがドイルに罪を着せようとしていると思わせる】そのスジもありえますわね」

「ふっふっふ……」

 急にチェルシーが不敵に笑いだした。

「なんだよ~気持ち悪い笑いをやめろ~」

「どうしたんですか? チェルシーさん」

 全員が注目する中チェルシーが答える。

「……犯人がわかった」

……


「……またか~」
「またですの」
「……あはは」

「ん? みんなどうしたの? チェルシーさん。僕に推理を聞かせては貰えないだろうか?」

 みんなが呆れる理由を唯一知らないシルビアがチェルシーに向かって話しかける。
 そして、チェルシーは語りだす。

「犯人は【謎の黒服男】だ」

「はぁ~、それを誰かみんなで考えてるんだろ~」

「そうだ。しかし話の中でおかしな所があっただろ?」

「おかしな所……おかしな所だらけですわよ」

「何故黒服を【男】だと判断したんだ? 黒服のコートに帽子をすっぽりだぞ?」

「たっ確かにチェルシーさんの言う通りです!」

「つまりは男に偽造した人物で今回の事件の根幹に関わる人物……シルビア! 犯人はお前だ!」

『!?』

 チェルシーの突然の発言に全員が驚く中。





……一人だけ……






 そう。シルビアだけが口角を上げ不適な笑みを浮かべていたのであった……




中編へつづく
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