6 / 9
第一章 東京近郊区間
京成本線快速
しおりを挟む
その後、姿勢を変えさせられて、バックでもう一回犯された。
その後にローターを入れられて、数回後ろでイくと、濡れたタオルを口元に当てられ、いつの間にか眠りに落ちた。
気がつくと、僕はマンションの前の路上に放り投げられていた。
煉瓦造りの花壇に横たわってるまま、目が覚めると、裏の通りを歩く人たちが数人、右から左へ、左から右へと。
ゆっくり頭を上げてみる…ちょっとだけズキズキしていたい。
振り返ると、いつものリュックもそこにあった。
「…はぁ」
ため息をつきながら、持ち物を確認する。
荷物は…何もとられてないみたい。
お金は…ない、、DMで5万円の約束だったんだけど、まあそうだよね…
まあまだ優しい方だ。昔は裸で部屋から蹴り出されたこともあったっけ。
スマホを確認すると、すでにデジタル時計は23:30と表示されていた。
船橋から家までは少なくとも1時間はかかる。
お尻もちんちんもジンジンと痛いし、慣らしてないまま無理やりやられたから、何かしらの傷がついてそう…
幸い昨日ならしておいたおかげでそれほど酷くはないかも
こういうとき、警察に通報もできない。
売春少年が一人で夜の街を出歩いていたら尚更大変だ。
最悪補導されて施設に入れられる始末になる。
運が悪かったとして我慢するしかない。
ここから家に帰るのもめんどくさいし、僕はスマホの緑色のチャットアプリを開き、上から五番目ぐらいのチャットを開いた。
「やられたぁ…」
と送ると、すぐに既読がつき、
「どうしたの?」
と返信がくる。
さっきのことを話すと、
「今日はこっち泊まっていきなよ」
ときたので、返事をしてスマホをポケットにしまう。
ため息を一つついて、花壇から立ち上がる。
ちょっとだけ目眩がした後に、リュックを右肩にかけてマンションを後にする。
二度と来るかこんなとこ。
船橋駅に戻る。
さっき出てきたJRの駅とはまた別、今度は京成の改札にICをタッチする。
京成本線の京成船橋駅ホームは2面2線の対向式ホーム。
1番線、成田空港方面行きのホームに上がると、ホーム端のベンチで一休みする。
「いっ…たたた…」
ベンチに座ろうとすると痛い…
体重を足に乗っけてお尻の負担を減らしてみる。
座れたのはいいけど…これじゃ一息もつけない…
結局ホームの壁にもたれて電車を待っていると、ピンクと青色のラインが入った電車が見えてきた。
「京成成田」と表示された方向幕を輝かせながら入線してきたのは、京成本線快速の京成成田行き。
これから向かうのは勝田台駅。さっきのライン相手が住むまち。
まあ言ってももう長い付き合いだけどね。
ドアが閉まると電車は暗闇の中を突き進むように走る。
深夜だというのに電車の中はサラリーマンが数十人ほど乗っており、決して空いているとはいえない状況だ。
僕はというと、お尻が痛くて座れないので仕方なく手すりにつかまりながらドアに寄りかかっている。
スマホを見ると時間はすでに12時を回っていた。
こりゃ家に帰ってたら終電無くなってたな。
お尻の痛みの他にも気になるのが…
ガタンゴトン!!
「ひぃあっ!?…やばいやばい…」
お尻の中にあるねばねばした液体がいつ外に漏れてもおかしくない。
さっき駅のトイレでトイレットペーパーを数枚仕込んだけど、感触からしてもうふにゃふにゃなはず…
こんなところで濡らしたら周りの目線がきつい…
早く駅につかなければ…
そう念じて十数分、電車はは勝田台駅に到着。
電車の窓は、途中降り出した大雨の雨粒で濡れていた。
結局垂れた液体がズボンをちょっとだけ濡らしたけど、まあギリギリセーフ…みたいだ。
ホームから階段で降りる途中、雨の音がだいぶ大きく聞こえた。
雨の予報なんてあったっけ…ってそもそも天気予報見てなかったな。
勝田台駅の改札を抜けると、外の壁で傘をさして待ってくれている人影が見えた。
続く
その後にローターを入れられて、数回後ろでイくと、濡れたタオルを口元に当てられ、いつの間にか眠りに落ちた。
気がつくと、僕はマンションの前の路上に放り投げられていた。
煉瓦造りの花壇に横たわってるまま、目が覚めると、裏の通りを歩く人たちが数人、右から左へ、左から右へと。
ゆっくり頭を上げてみる…ちょっとだけズキズキしていたい。
振り返ると、いつものリュックもそこにあった。
「…はぁ」
ため息をつきながら、持ち物を確認する。
荷物は…何もとられてないみたい。
お金は…ない、、DMで5万円の約束だったんだけど、まあそうだよね…
まあまだ優しい方だ。昔は裸で部屋から蹴り出されたこともあったっけ。
スマホを確認すると、すでにデジタル時計は23:30と表示されていた。
船橋から家までは少なくとも1時間はかかる。
お尻もちんちんもジンジンと痛いし、慣らしてないまま無理やりやられたから、何かしらの傷がついてそう…
幸い昨日ならしておいたおかげでそれほど酷くはないかも
こういうとき、警察に通報もできない。
売春少年が一人で夜の街を出歩いていたら尚更大変だ。
最悪補導されて施設に入れられる始末になる。
運が悪かったとして我慢するしかない。
ここから家に帰るのもめんどくさいし、僕はスマホの緑色のチャットアプリを開き、上から五番目ぐらいのチャットを開いた。
「やられたぁ…」
と送ると、すぐに既読がつき、
「どうしたの?」
と返信がくる。
さっきのことを話すと、
「今日はこっち泊まっていきなよ」
ときたので、返事をしてスマホをポケットにしまう。
ため息を一つついて、花壇から立ち上がる。
ちょっとだけ目眩がした後に、リュックを右肩にかけてマンションを後にする。
二度と来るかこんなとこ。
船橋駅に戻る。
さっき出てきたJRの駅とはまた別、今度は京成の改札にICをタッチする。
京成本線の京成船橋駅ホームは2面2線の対向式ホーム。
1番線、成田空港方面行きのホームに上がると、ホーム端のベンチで一休みする。
「いっ…たたた…」
ベンチに座ろうとすると痛い…
体重を足に乗っけてお尻の負担を減らしてみる。
座れたのはいいけど…これじゃ一息もつけない…
結局ホームの壁にもたれて電車を待っていると、ピンクと青色のラインが入った電車が見えてきた。
「京成成田」と表示された方向幕を輝かせながら入線してきたのは、京成本線快速の京成成田行き。
これから向かうのは勝田台駅。さっきのライン相手が住むまち。
まあ言ってももう長い付き合いだけどね。
ドアが閉まると電車は暗闇の中を突き進むように走る。
深夜だというのに電車の中はサラリーマンが数十人ほど乗っており、決して空いているとはいえない状況だ。
僕はというと、お尻が痛くて座れないので仕方なく手すりにつかまりながらドアに寄りかかっている。
スマホを見ると時間はすでに12時を回っていた。
こりゃ家に帰ってたら終電無くなってたな。
お尻の痛みの他にも気になるのが…
ガタンゴトン!!
「ひぃあっ!?…やばいやばい…」
お尻の中にあるねばねばした液体がいつ外に漏れてもおかしくない。
さっき駅のトイレでトイレットペーパーを数枚仕込んだけど、感触からしてもうふにゃふにゃなはず…
こんなところで濡らしたら周りの目線がきつい…
早く駅につかなければ…
そう念じて十数分、電車はは勝田台駅に到着。
電車の窓は、途中降り出した大雨の雨粒で濡れていた。
結局垂れた液体がズボンをちょっとだけ濡らしたけど、まあギリギリセーフ…みたいだ。
ホームから階段で降りる途中、雨の音がだいぶ大きく聞こえた。
雨の予報なんてあったっけ…ってそもそも天気予報見てなかったな。
勝田台駅の改札を抜けると、外の壁で傘をさして待ってくれている人影が見えた。
続く
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる