僕に取り憑く君と異世界攻略計画

ホハイタケ

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1話

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僕は不運な人間だ
幼い頃から何かと事件に巻き込まれてしまう。
強盗、殺人事件、交通事故、その他諸々、、
両親はそんな僕を心配してお祓いに連れて行った。
そこはお祓いに関して1番有名なところだった。
到着して鳥居をくぐり中に入ると何かを感じ取ったのか住職達が全員出てきた。
彼等は僕を見るなり僕の周りを囲み何かを唱え始めた。

しかし、彼等は時間が経つにつれてどんどん倒れていった。

祓えません、、、、

代表者であろう男は膝を突き両親にそう告げた。

やはり息子には何かついているのですか?

はい、、、
凶悪な何かがついています。
しかし、その正体がなんなのかも全く分かりませんでした。

どうすればいいのでしょうか?

母が心配そうに尋ねた。

ついているものが息子さんから自然と去るのを待つしかありません。

そんな、、、、

母はそれを聞いて泣き崩れてしまった。
その日は何も解決することも出来ずに帰路についた。
道中慰めるように両親は色々と気を遣って話してくれた。
そんな帰りの途中僕はトイレに行きたくなった。
お祓いする場所は山中にあったため帰りの途中にはトイレがなく最悪道端でするしかなかった。
暫くは我慢をしていたが、限界が来てしまい
意を決して森の中に入り用を足すことにした。
車のライトで森を照らしてもらい少し中に入り済ませた。
戻ろうとした時車のライトが唐突に消えてしまった。
急に暗闇に残されてしまいパニックになり次第に方向感覚がわからなくなってしまった。
僕は何度も叫んで両親を呼んだが返事がなかった。
スマホで連絡しようとポケットを探したが、
トイレをするだけに出たので車に置いてきてしまっていた。

はぁ~

叫び疲れその場に座り込んだ。
車の故障ならそのうち復旧するだろうし
大人しく待つしかないのか、、、
それにしてもこれだけ叫んでも両親の反応がないのはおかしいよな?

不安が押し寄せてくる。

考えても仕方ない
信じて待とう、、、

体感時間だと大体1時間くらいは経ったんじゃないかと思う。
光も何もない暗闇に取り残されているとなんだか怒りが込み上げてきた。
いつもこんなことに巻き込む
僕についているものそいつに対する怒りだ。

おい、、、僕についているなら聴こえているよな?
誰かわからないけどどうしてお前はこんなことをするんだ!!!

思わず叫んでしまった。

ふふふ
やっと私に話しかけてくれたの

身体の内側から声が響いてくるように聞こえた。

誰だ‼︎⁉︎

それは答えられん

なら何が目的なんだ⁉︎

うーーーん特に目的はないが
君といると楽しいからかの?

ふざけんなよ、、、、、
こっちはお前のせいでこんなに苦労しているのに、、

そうなのか??

そうだよ!!!

なんか調子が狂うな、、、

この状況いい加減元に戻してくれよ

かまわないが
代償はしっかりもらうぞ?

お前がこの状況作ったのに何を言ってんだよ、、、

何事にも代償を伴うと言いたいところだけどここは少し変じゃの、、、
私たちがいた世界とは少し異なるような気がする。

何を言ってるんだ?

本来であれば戻すことは簡単だからなんじゃが、、、
私の力が遮断されている空間のように感じるぞ

だから何を、、、、

目の前が急に光出した。
やっと車のライトが直ったのかと僕は立ち上がった。
しかし、次の瞬間

伏せるのじゃ!!!

僕の中の何かが叫んだ
びっくりしたのと同時に咄嗟に伏せた。

次の瞬間背後で衝撃音が響いた。

なんだ⁉︎

顔を上げると目の前に見知らぬ光景が広がっていた。

さっきまで夜で山の中だったよな、、、
なのに目の前に広がる光景は広大な草原で、、、目の前には人間のサイズくらいある犬?
いや、狼が存在していた。

どうなってんだこれ⁉︎

本当君といると退屈しないの~

これはお前の仕業じゃないのか⁉︎

世界を変えるなんて力は私にはない
それにさっきからお前お前って私にはツクヨって言う名前があるのじゃ!!

そんなの知るか‼︎
というか狼がこっちに来たんだけどどうにかならないのか⁉︎

ほーーそういう態度取るのか~
自分でなんとかすればよいじゃないか

狼が牙を剥き出しにして突進してきた。

うわっ!!

僕は横に飛び辛うじて避けた。
しかし、追い討ちをかけるように再び突進してくる。

ほら
このままだと死んでしまうぞ~
助けて欲しかったら名前を呼ぶのじゃ

なんでだよ⁉︎

さっき言ったじゃろ
力には代償が伴うのじゃ
こんなのが代償なんだから軽いものじゃないか

あーーもうわかった!ツクヨ助けてくれ‼︎

ツクヨちゃん

はぁ⁉︎

ツクヨちゃんじゃ

ツクヨちゃん助けて‼︎

すると身体の中で指をパチンと鳴らす音が聞こえた。
次の瞬間狼が潰れた。
表現の仕方が難しいが一瞬で跡形も無くなってしまった。
血痕がある部分に何やら結晶だけが残っていた。

ほう、、、
ちゃんと力は使えるのか

助かった
とりあえずありがとう、、、

よいよい
これからもツクヨちゃんと呼ぶんだぞ

考えておく、、、

僕は落ちていた結晶を拾った。

なんだこれ?
それにこの場所はどこなんだ、、、

なぁこれもあんたがやったのか?

さっきも言ったが世界を変えるなんて力はないぞ
それにツクヨちゃんじゃ

ということはあまり考えたくないがこれって異世界に転移したということなのか、、、
確かにあの山は昔から行方不明になる人が多いと言われていた山だけどまさかそれが異世界に繋がっていたなんて、、、
きっと両親も探しているだろう、、、

ツクヨちゃん、、、
元の世界に戻る方法はあるのか?

うーーん
現状だとないとしか言えん
とりあえずもっとこの世界のことを知るしかないかの

そうだな

焦っても仕方ない、、、
とりあえずここから移動しよう
またあんなのに襲われても嫌だしな

暫く歩いているとさっきのオオカミと戦闘している人達を発見した。
とりあえず様子を見るために物陰に身を潜め眺めていた。
4人組のパーティーだった。

タンクそっちに行くぞ!

おう‼︎‼︎
シールドバッシュ‼︎‼︎

よし!怯んだぞ!!
攻撃隊一斉攻撃‼︎
ブースト‼︎

強化サンキュー‼︎
行くぞ!

ソードアタック‼︎
ファイアーボルト‼︎

サポーター1人
タンク1人
アタッカー2人
バランスの取れたパーティーに見えた。

4人でやっと倒すモンスターをツクヨは指を鳴らしただけで倒したのか、、、
一体どんな力があるんだ、、、

ほう、、、
チームワークのあるパーティーじゃの

ツクヨちゃんから見てもそう思う?

連携がしっかり取れておったからの
あやつらに何か聞いてみるのはどうじゃ?

そうだね!
なんとなく良さそうな人に見えるから

僕は物陰から出て彼等のいる方に歩いて行った。

あの、、、すみません

言葉が通じるかわからなかったが話しかけてみた。

はい、どうしましたか?

普通に言葉も通じて会話もできそうだ‼︎

あの実は記憶を失ってしまい街の場所がわからなくなってしまったんです、、、

異世界からきたなんて言っても信じてもらえないだろうからとりあえず記憶を失ったことにして話した。

そうだったんですか、、、
それは大変でしたね
ちょうど私達もこらから街に戻るところだったので一緒に行きましょう

ありがとうございます‼︎‼︎

道中彼等にこの世界のことを色々と聞かせてもらった。
やはりここは僕がいた世界ではなく
この世界には獣人、エルフ、ヒューマン、魔族が存在しており共存しながら世界の中心にある塔の中のダンジョンを攻略しているとのことだった。

その塔をクリアしたものにはなんでも一つ願いを叶える権利が与えられると言われていた。
それは、死者を蘇らせるなどの不可能を可能にする力があるとのことだった。
皆様々な理由で塔の最上階を目指しているとのことだった。
しかし、現在まだ攻略できたものは確認できていなかった。

不可能を可能にする能力、、、
これなら僕が元の世界に戻ることも可能なんじゃないか
とりあえず目的は出来た。
先ずは街に行き攻略のための準備をしよう

僕らがいた草原は街から思った以上に遠いらしく日が暮れたのでキャンプをすることになった。
夜間もモンスターはうろついているので見張りを交代でやった。

ユキトさん交代しますね

メイさんありがとうございます

彼女はこのパーティーの魔法使いで、優しい頼れるお姉さんだ。

ユキトさん少しお話しませんか?

はい
どうしました?

ユキトさんも街に戻ったら塔の攻略を目指すんですか?

そうですね、、、
それが僕の目的のためになるかなと思うので

記憶を戻すためですか?

とりあえずはそうですね、、、

私は寝たきりの妹がいるんです。
妹は元々塔の攻略をしていたんです。
私なんかよりも実力もあって最前線の攻略組にいました。

妹のパーティーは最初の頃はとても良いチームでした。
しかし、塔を攻略するに連れてパーティーの中で誰の願いを叶えるかで争いが起きました。
その時初めに標的になったのが妹でした。
ある階の塔の攻略の時タンクを務めていたリーダーがそれを怠り妹にモンスターのターゲットを集中させたんです。
周りのアタッカーやサポーターもこれは良い機会だと思い助けなかったんです。
妹は生き残るために命を燃やしながら魔力を使い魔力不足に陥って眠りにつきました。
生きていますが、目覚めるかは分かりません。

塔を攻略するためには絶対パーティーが必要です。
ソロで攻略するのは不可能に近いと思います。

どうか信頼できるパートナーを見つけてください。

わかりました
メイさんは今のパートナーは信頼できていますか?

はい
彼等はきっと信頼できる人たちだと思っています。
ですが、裏切られた時は私も妹の為に死ぬ気で戦うつもりです。

そうですね、、、

僕はそれしか言えなかった。
願いを叶えてくれる塔それは夢のような話だけど、人間は各々の欲望のために生きている。

いざ願いが叶えられるとなった時僕はどうなるんだろう、、、
僕にもパーティーがいた時自分の願いを諦めて譲れるのだろうか、、、

面白い塔じゃの
人間の汚い部分を利用しておる
攻略を進めるに連れて必ず争いが生まれる。
皆同じ願いのものなんていないのだからの

元の世界に戻るために塔の攻略は僕は1人でやるべきかな
仲間で争うのは辛すぎる

そうじゃの
だか忘れては困るぞ
お主には私がおるじゃろ

ツクヨちゃん、、、
いやちょっと待て何か企んでいたりしないよな、、、

それはどうかの~

1番身近に危ない奴がいたことを忘れてた、、、
気を付けておかないとな
僕はその後すぐに眠りについた。

翌日少し移動をして目的地の街に着いた。

ここが僕らが拠点にしている街ユグルです‼︎

街はレンガ造りの建物が沢山あり様々な種族の人が行き交っていた。

私達はギルドに行き魔石の換金をしてきます。
ユキトさんも塔の攻略するのであれば先ずギルドへの登録が必要なんでそこまでは一緒に行きましょう!

はい!何から何までありがとうございます。

この人達ならきっとメイさんの願いも叶えてくれるんじゃないかな、、、
悪い人ばかりじゃないかもしれない。

その後僕らはギルドで別れた。
僕はその後教えてもらった通りギルドの受付に登録しに行った。

初めまして塔の攻略のための冒険者の登録ですか?

はい

誰でも冒険者になれますがステータスや能力によってランクが決められますので、その特定をさせていただきます。
こちらの魔法陣に手をかざしてください。

言われるがまま魔法陣に手をかざすと少し熱を感じた。

アツッ!

はい、もう大丈夫ですよ

暫く待っていると再び受付嬢に名前を呼ばれてカードのようなものを貰った。

そこにはステータスと冒険者ランクが書かれていた。

ステータスオールF
スキル なし
冒険者ランクF

まぁ、予想通り最低ランクなんだけど
異世界転移なんだからもしかしたら良い能力とかがあったりなんて期待をしていたんだけど現実そんなに甘くないよね。

あはははは
オールFとはな
これは面白い

ツクヨの笑い声が頭に響いてくる。

はぁ~塔の攻略なんて出来るのかな、、、
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