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カフェオレボウル【千弦と聡二】
すてきなマスター【千弦】
しおりを挟む高校入学後、初めてできた友達であるケイちゃんに、「hinokiに行ってみない?」と誘われた。
そのカフェは学校から割と近いものの、駅からのメインの通学路から外れた場所にあるため、行ったことはなかった。
ケイちゃんは中等部から英明だったけれど、そこには一度も行ったことがない。でも興味があったという。
いつもは駅前のクレープ屋さんに行くけれど、たまには別な店も面白そうだと思い、「うん、行こう行こう」と快諾した。
そしてうっかりマスターに一目ぼれした。
あれは反則だよ!
背が高くて物静かで、しかもめちゃくちゃ声がいい。
その店の雑誌や本のコーナーに、杉村蓮の本が何冊もあった。私、この人の小説大好きなんだ。
「え、ひょっとして今冗談言ったの?」って思っちゃうくらい、しれっとセリフやストーリーを転がしていっちゃう感じとか、行きずりの男女が突如ベッドに入っていちゃいちゃし始めたりとかって展開も多いんだけど、エロいのに全然嫌らしい感じがしないし、ちょっと憧れちゃう。いい意味で淡々としてる感じ。
あのマスターもこういうの好みなのかな?
コーヒー、カフェモカ、カフェオレ、エスプレッソ…って感じの飲み物メニューしかなくて、「ケーキくらい置いてほしいよね」と、残念ながらケイちゃんはあまりお店が気に入らなかったみたいなんだけど、私は1人でまた行こうと思った。だからショップカードもしっかりもらい、生徒手帳に大事にしまった。
あと、ケイちゃんが「それにあのマスター、ちょっと不気味じゃない?」って言ったのも、ちょっとムカッとしたけど、ライバルは1人でも少ない方がいいと考え直したら、すごーく寛大な気持ちになれた。
おじさま、と呼ぶには若すぎるけど、お兄さんというのも軽い。
名前が分れば、心の中だけでもいいから名前を呼びたい。
あんなすてきな大人の人が、私みたいな子供を相手にするわけないけど、心の中で思うだけなら迷惑はかからないよね?
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