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第4話 自慰行為 私の場合
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ひとり遊びには、ひとり遊びのよさがあります
◇◇◇
世の中の皆さんは、いつ、どのようにしてオナニーを覚えるのだろう。
そもそも女性で経験の全くない人がいるってホント?
「チョコレート好きですか?」って10人に聞くと、9人が「Yes」と答えて、最後の1人がウソをつく、だっけ(※)。
これ、「オナニー」に置き換えたらどうなるかな。
※元ネタ ジョン・G.トゥーリス
Nine out of ten people like chocolate. The tenth person always lies.
(The Little Book of Chocolate, Brockhampton Press, 1996)
つまり「私」が語っているこの時点(80年代)では、この言葉はまだ世に出ていないことになりますし、日本では学生向けの英語のテキストに出てくる程度の、あまり認知度の高い言葉ではないかもしれませんが、ものすごく腑に落ちるというか、しっくりくる言葉だったので、引用いたしました。
◇◇◇
私はオナニーが大好きだ。
兄とセックスするようになるまで一番好きだったかも。
眠れない夜に乳首とクリトリスに指を這わせてゆるゆる動かすだけで、とってもイケない気持ちになって、アソコが濡れて、さらにスムーズに指が滑るって流れ、たまんない。
太ももに緊張が走り、熱いような、痛いような、かゆいような何かがやってくる。
心拍や呼吸がマトモじゃないことを自覚し、絶頂を感じると、あとは甘い眠気が来て、それがまた気持ちいい。
夏場なんかオナニーの途中のしどけない姿で目をさまして慌てたりね(笑)。
もし兄と二人暮らしなら、こんな姿見たら、「そんなに欲しかったの?」ってニヤニヤしながら、朝の光の中で抱いてくれるだろう。
…なんてことを想像しながら、おマメをつまんだり、こすったりするのが好き。
セックスするようになっても、オナニーはしたくなったらしている。
寝る前のベッドの中がほとんどだけど、時にはリビングとか玄関、バスルームだってしちゃう(ポーズは勝手に想像していいよ)。
私にとってはセックスの代替行為じゃなく、どっちも「同率一位」で好きなコトだ。
兄が家を出ていったら、毎晩しちゃうかもしれない。
そういえば兄は、高校の入学祝いにポラロイドカメラをねだったの。
私の裸とか、オナニーしてるとことか撮って、こっそりしまってる。私とデキないときは、それで抜くんだって。
こんなのママたちに見つかったら一巻の終わりだから、隠し場所に細心の注意をはらい、掃除もマメにしてる。
ママは平日働いてるから、休みの日はゆっくりできるように、私も兄も手伝いは結構するけど、特にお掃除は、部屋に入らせる口実を潰すために必須だからね。
おかげで私たちは、「よくできた兄妹」として、親の前では仲よく和気あいあい。それぞれのきちんと片付いた部屋では、快適にこっそり「いいこと」を楽しんでいる。
兄は私を抱くとき、「クラスの男どもの6割は…お前で抜いてると思うよ…かわいそうな連中だな…」とか必ず言う。数字は適当らしく、ちょいちょい「7割」になったり「ほぼ100%」になったりするけど、半分より下になることはない。
「お兄ちゃんが…クラスメートだったら…想像する?」
「もちろんだよ…でも…」
「でも…?」
「シたくなっちゃうから…教室で…襲っちゃうかも」
「やだ…強姦魔じゃん…でも…お兄ちゃんなら…ん…はぁん」
レイプなんて絶対ダメだし、本当にされたいわけじゃないけど、「強引に体を開かれて」って想像すると、やっぱり興奮する。
兄みたいにカッコいい人相手なら、そんなことを考える子も多いと思うよ。
女の子が望んでいるのは、「レイプ」じゃなくて「レイプごっこ」だから、そこ間違えないように!
◇◇◇
世の中の皆さんは、いつ、どのようにしてオナニーを覚えるのだろう。
そもそも女性で経験の全くない人がいるってホント?
「チョコレート好きですか?」って10人に聞くと、9人が「Yes」と答えて、最後の1人がウソをつく、だっけ(※)。
これ、「オナニー」に置き換えたらどうなるかな。
※元ネタ ジョン・G.トゥーリス
Nine out of ten people like chocolate. The tenth person always lies.
(The Little Book of Chocolate, Brockhampton Press, 1996)
つまり「私」が語っているこの時点(80年代)では、この言葉はまだ世に出ていないことになりますし、日本では学生向けの英語のテキストに出てくる程度の、あまり認知度の高い言葉ではないかもしれませんが、ものすごく腑に落ちるというか、しっくりくる言葉だったので、引用いたしました。
◇◇◇
私はオナニーが大好きだ。
兄とセックスするようになるまで一番好きだったかも。
眠れない夜に乳首とクリトリスに指を這わせてゆるゆる動かすだけで、とってもイケない気持ちになって、アソコが濡れて、さらにスムーズに指が滑るって流れ、たまんない。
太ももに緊張が走り、熱いような、痛いような、かゆいような何かがやってくる。
心拍や呼吸がマトモじゃないことを自覚し、絶頂を感じると、あとは甘い眠気が来て、それがまた気持ちいい。
夏場なんかオナニーの途中のしどけない姿で目をさまして慌てたりね(笑)。
もし兄と二人暮らしなら、こんな姿見たら、「そんなに欲しかったの?」ってニヤニヤしながら、朝の光の中で抱いてくれるだろう。
…なんてことを想像しながら、おマメをつまんだり、こすったりするのが好き。
セックスするようになっても、オナニーはしたくなったらしている。
寝る前のベッドの中がほとんどだけど、時にはリビングとか玄関、バスルームだってしちゃう(ポーズは勝手に想像していいよ)。
私にとってはセックスの代替行為じゃなく、どっちも「同率一位」で好きなコトだ。
兄が家を出ていったら、毎晩しちゃうかもしれない。
そういえば兄は、高校の入学祝いにポラロイドカメラをねだったの。
私の裸とか、オナニーしてるとことか撮って、こっそりしまってる。私とデキないときは、それで抜くんだって。
こんなのママたちに見つかったら一巻の終わりだから、隠し場所に細心の注意をはらい、掃除もマメにしてる。
ママは平日働いてるから、休みの日はゆっくりできるように、私も兄も手伝いは結構するけど、特にお掃除は、部屋に入らせる口実を潰すために必須だからね。
おかげで私たちは、「よくできた兄妹」として、親の前では仲よく和気あいあい。それぞれのきちんと片付いた部屋では、快適にこっそり「いいこと」を楽しんでいる。
兄は私を抱くとき、「クラスの男どもの6割は…お前で抜いてると思うよ…かわいそうな連中だな…」とか必ず言う。数字は適当らしく、ちょいちょい「7割」になったり「ほぼ100%」になったりするけど、半分より下になることはない。
「お兄ちゃんが…クラスメートだったら…想像する?」
「もちろんだよ…でも…」
「でも…?」
「シたくなっちゃうから…教室で…襲っちゃうかも」
「やだ…強姦魔じゃん…でも…お兄ちゃんなら…ん…はぁん」
レイプなんて絶対ダメだし、本当にされたいわけじゃないけど、「強引に体を開かれて」って想像すると、やっぱり興奮する。
兄みたいにカッコいい人相手なら、そんなことを考える子も多いと思うよ。
女の子が望んでいるのは、「レイプ」じゃなくて「レイプごっこ」だから、そこ間違えないように!
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