心も身体も健康で幸せな人生を生きるには？

辛い時にはどうすればいいか？

　毎日起きるのが辛い。

　会社に行きたくない。

　失恋して立ち直れない。

　落ち込むことは誰にでもあります。落ち込んでもすぐに立ち直れる人、なかなか立ち直れない人、様々です。

　なかなか立ち直れない人へ。

　以下で、辛いと感じる原因、またそこから立ち直る方法を紹介します。


一、　なぜ辛いと感じるのか？

　「辛い」と感じるのはストレスがかかっているときです。

　人が落ち込む代表的な原因として、恋愛、お金、病気が挙げられます。

　その具体的な例としては、仕事で大きなミスをした、失恋をした、収入が不安定、人間関係がうまくいかない、等があります。

　そんな時に、人は辛いと感じるのです。

　「何であの人はあんなこと言うんだろう」

　「何で病気になったんだろう」

　「何で会社をクビになったんだろう」

　このように、自分の影響が及ばないことや、既に起きてしまったことに対して考え出すと、正確な答えが見つからなくて、どんどん辛くなってしまいます。

二、 辛い時にはどうすればいいか？

　誰も好き好んで辛い状況に居続けたいわけではないですよね？

　次にある辛い時の対処法を試してみてください。

１、　睡眠時間をしっかり確保する

　悩みが頭を離れず眠れなくなる人もいるかもしれませんが、身体が健康でなければ精神を健康にすることは難しいです。

　まずは、睡眠時間をしっかりと確保して、体調を整えましょう。

２、　誰かに話を聞いてもらう
　
　辛い時に一人で悩みだすと悪い方向に考えがちです。

　悩んでいても状況が良くならない場合には、友達など信頼できる相手に相談してみましょう。

　相手のアドバイスで救われたり、話を聞いてくれる人がいることに安心感を感じられたりして、辛さが軽減されます。

３、　紙に書く
　
　自分はどうして辛いのか、何が辛いのかを紙に書きます。

　自分の気持ちを紙に書き出すことで、ストレス発散になり、自分を客観的に見て感情を整理する事ができます。

　なぜ辛いのかを整理する事で、具体的な解決策を立てられるようになります。

４、　自分の好きなことをする

　辛い時は、その辛い事を考えがちですが、そうすると余計に辛くなります。

　趣味でも食べ物でも何でもよいので、自分の好きなことに没頭して、頭を辛い事から離す時間を持ちましょう。

　そうしているうちに、気持ちが前向きになってくるのがわかるはずです。

５、　しっかり休む

　自分に嘘をついて、辛いのに無理をして頑張ってしまうと、ストレスがどんどん溜まっていきます。

　まずは自分を第一に考えて、自分は辛いのだと認めて、しっかりと休みましょう。

　アロマオイルを入れたお風呂にゆっかりと浸かって疲れを取ってもいいかもしれません。

　仕事が忙しくて休めない、迷惑がかかるから休めない、と頑張った挙句に、自分が潰れてしまっても、会社や他人は責任を取ってくれません。

６、　前を向く

　悶々としても時間は過ぎていくだけです。

「今の状況で自分にできることは何だろう？」と頭を切り替えて、前を向きます。

　そして、自分にできることが見つかったら、とりあえずやってみます。

　そうすると、今まで出口がないと思っていたことにも、何らかの変化が現れます。

　ネガティブなことを考える暇を作らず、少しずつ、自分にできることを毎日やっていきます。

　主体的に行動する人には、結果がついてきます。

　たとえ失敗しても、失敗から学んで成長することができます。


三、　辛い時にやってはいけないこと

１、　自分を責める

　完璧主義の人にありがちですが、辛い時に自分を責めて、さらに辛い状態へと自分追いやります。

　自己嫌悪に陥っても辛い気持ちから解放されることはないです。

　自分を責めてしまう時は、「大丈夫！」と口に出して自分に言ってみましょう。

　意識して自分を励ますことで、脳が「大丈夫なんだ」と思い込んで、自然と気持ちが和らいでいきます。

２、　ネガティブな言動ばかりを口にする、八つ当たりをする

　自分が辛いからって、相談に乗ってくれている人にネガティブな言動ばかりを口にしていると、ネガティブなエネルギーが相手に移って、相手も辛くなってしまいます。

　また、自分が辛いからと言って、苛々して他の人に八つ当たりすると、相手を不快にさせてしまいます。

　相手は助けたいと思っていたのに、見放されてしまうでしょう。

　ネガティブな言動をする癖を避け、周囲の人の助けを素直に受け入れて感謝しましょう。

　まとめ：

　辛い時は休む。休んだら目の前のできることから一歩ずつ前に進む。そうするといつのまにか辛くなくなる。