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第5話 リヴィエール伯爵夫人
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皇宮にやって来て、二日目の朝。
シオンは寝坊した。
いつも起きる時間を二時間も過ぎていて、うわっ、と声が出た。昨日が慌ただしかったこともあり、起きるまで寝かせておくようにとリチャードが言ったらしく、ハンナもシャーリーンも声をかけなかったそうだ。
身支度を終えて食堂に向かうと、朝食が用意されていた。内容はシンプルだったが、パンはふわふわで、オムレツはぷるぷると震えるかと思いきや中からチーズがとろりと溶け出し、サラダの野菜は歯ごたえがよく、スープはきれいな琥珀色だった。
シャーリーンが言うには、料理長ができるだけお腹に優しく、栄養の摂れるメニューを用意してくれたらしい。余計な心配をかけてしまったと申し訳なく思う一方で、朝食からこんなに美味しいものを作って出してくれるなんて、と料理を絶賛した。
「おはようございます。オラシオン様」
朝食を終えると、昨日リチャードの側にいた執事が声をかけてきた。リチャードよりも若い男性である。長めの髪を後ろで一つにまとめて左目にモノクルをかけていた。皺ひとつない執事服姿でなかったら、若い学者のようにも見えただろう。
「執事長のハーデルと申します。昨夜はよくお休みになられたでしょうか?」
「おかげさまで」
「本日はオラシオン様の教師となられる方がお見えになりますので、後ほど応接室にご案内いたします」
いよいよか、とシオンは気を引き締めた。
ハーデルに連れられて応接室に向かうと、そこにはリチャードと凛とした佇まいの美しい婦人がいた。シオンの姿を見るや否や、リチャードはそばに寄って声をかけた。
「具合はどうだ?」
「もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」
そう答えると、そうか、とリチャードはシオンの頭に手をやった。そして、控えている婦人のほうに向き直った。
「オラシオン。こちらはリヴィエール伯爵夫人だ」
「レムリアの新たな星にご挨拶申し上げます。ヴァイオレット・リヴィエールでございます。この度、皇女様の教師を仰せつかりました」
伯爵夫人は優雅に、そして敬意を払った礼をする。淑女とはこういうものなのだろう、とシオンは感心した。
「はじめまして、オラシオンです」
いつもなら深々と頭を下げるのだが、さすがにそれは貴族の作法ではないと識っていた。だが、まだ習ってもいないのに伯爵夫人の仕草を真似るのもどうかと思い、頭を下げ過ぎない丁寧なお辞儀をした。
リヴィエール伯爵夫人は佇まいだけでなく、顔立ちも妍麗だった。少々気が強そうにも見えるが、所作の丁寧さから洗練された気高さを感じる。ヴァイオレットという名前の通り、菫色のドレスがよく似合っている。
一瞬、彼女の表情が柔らかくなった。それは、まるで何かを懐かしむような──シオンの母の話をしていたリチャードと似たような眼差しだった。
「本日は皇女様のために、茶菓子を用意させていただきました。こちらをお召し上がりになりながら、一緒に今後の指導内容を確認いたしましょう」
仕事があるリチャードを応接室から見送り、シオンはリヴィエール伯爵夫人とお茶を囲んだ。伯爵夫人が持ってきた菓子は、睡蓮を模した精巧な砂糖菓子だった。
「これって、リヴィエール領の名産ですよね」
「その通りです。よくご存じですね」
「母から聞いたことがあるんです」
リヴィエール領は温暖な気候に湖が広がる土地で、水生植物の中でも睡蓮が特に有名だった。その睡蓮をモチーフに領地の菓子職人が作ったのというのが、伯爵夫人が持参した砂糖菓子である。繊細で色鮮やかなそれは、味だけでなく見た目でも人々を楽しませる。
「そうでしたか」
そう言いながら、夫人は目を細めた。
「あの、もしかして母のことをご存じなんですか?」
シオンが訊くと、顔に出ていたか、と手で口元を押さえながら夫人は少し恥ずかしそうだった。
「……ええ、実はそうなんです。グラデシアとは幼馴染なのです。幼い頃に、父に連れられて皇宮を訪れたときに出会って、親しくさせてもらっていました」
「そうだったんですか」
だからリチャードは、シオンの教師に彼女を指名したのだろうか。少しでも早く皇宮に慣れるための配慮なのかもしれない。
リヴィエール伯爵夫人に勧められ、シオンは砂糖菓子を摘まんだ。艶やかな花びらを口に含むとスッと溶け、仄かな甘みが舌の上に残る。上品な味わいに、シオンは思わず頬に手を当てた。
「美味しい!」
「気に入ってもらえて何よりです」
伯爵夫人はそうやってしばらくシオンのことを懐かしそうに眺めていたが、ふいに姿勢を正し、シオンのことを真っ直ぐ見た。
「オラシオン様。私はグラデシアが無実だと信じています。しかし、皇宮内にはまだ疑っている者が少なからずいるでしょう。つまり、ここにいるのは味方ばかりではないということです」
シオンは黙ってうなずく。
彼女自身、皇宮に足を踏み入れたときから懸念していたことだった。シオンの母の疑いは完全に晴れたわけではない。それを理由にシオンを敵視する者は少なくないだろう。ただでさえ、この場所には多くの思惑や陰謀が蔓延っている。何も知らない子どもではいられない。
「私はオラシオン様に、皇族にふさわしい礼儀作法だけでなく、ここで生きていくための術をお教えするためにやってきました」
リヴィエール伯爵夫人の眼差しは鋭く、真剣そのものだった。
この人は本気だ、とシオンは直感した。
そして自然と、口角が持ち上がった。味方ができたことへの喜び。そして、この先に起こりえることへの期待。
「よろしくお願いします」
シオンは改めて、そう言った。
〇
シオンが皇宮で暮らし始めて一週間が経とうとしていた。
リチャードは仕事の合間に、授業を終えたリヴィエール伯爵夫人を自らの執務室に招いた。
「オラシオンの様子はどうだ?」
「とても優秀で、呑み込みが早いです。そもそも私が教える前から、ある程度の教養を身に着けていたようです」
そうか、とリチャードは顎に手をやる。
「皇女様が仰るには、呪術師として商売をするにあたって、母親から教えられたとのことですが……。グラデシアのことです。きっと、陛下がいつ迎えに来てもいいように備えていたのではないでしょうか」
グラデシアのことを知っている者同士、彼女の用意周到さは認めざるを得なかった。
しかし、それだけではないだろう、とリチャードは考えていた。
彼が貧民街のシオンのもとを訪れたとき、彼女は成人前にも関わらず、立派に呪術師として生計を立てて暮らしていた。グラデシアは案じていたのだろう。リチャードがいずれ迎えにくることも予期しつつ、自分がいなくても娘が生きていけるように──と。
だからこそ、あの子のことを守らなければ、とリチャードは痛感した。
これまで傍にいることができなかった分、あの子に年相応の暮らしをさせられなかった分──挙げればキリがない。
シオンの興味を惹くために後宮の呪いを引き合いに出した。助けが必要なのは事実だが、そもそもこの問題は子どもに背負わせるべき事柄ではない。
──呪いの真相を解き明かすことも重要だが、あの子がここで安心して暮らしていけるように、できるかぎりの手助けをしよう。
リチャードはそう心に決めたのだった。
シオンは寝坊した。
いつも起きる時間を二時間も過ぎていて、うわっ、と声が出た。昨日が慌ただしかったこともあり、起きるまで寝かせておくようにとリチャードが言ったらしく、ハンナもシャーリーンも声をかけなかったそうだ。
身支度を終えて食堂に向かうと、朝食が用意されていた。内容はシンプルだったが、パンはふわふわで、オムレツはぷるぷると震えるかと思いきや中からチーズがとろりと溶け出し、サラダの野菜は歯ごたえがよく、スープはきれいな琥珀色だった。
シャーリーンが言うには、料理長ができるだけお腹に優しく、栄養の摂れるメニューを用意してくれたらしい。余計な心配をかけてしまったと申し訳なく思う一方で、朝食からこんなに美味しいものを作って出してくれるなんて、と料理を絶賛した。
「おはようございます。オラシオン様」
朝食を終えると、昨日リチャードの側にいた執事が声をかけてきた。リチャードよりも若い男性である。長めの髪を後ろで一つにまとめて左目にモノクルをかけていた。皺ひとつない執事服姿でなかったら、若い学者のようにも見えただろう。
「執事長のハーデルと申します。昨夜はよくお休みになられたでしょうか?」
「おかげさまで」
「本日はオラシオン様の教師となられる方がお見えになりますので、後ほど応接室にご案内いたします」
いよいよか、とシオンは気を引き締めた。
ハーデルに連れられて応接室に向かうと、そこにはリチャードと凛とした佇まいの美しい婦人がいた。シオンの姿を見るや否や、リチャードはそばに寄って声をかけた。
「具合はどうだ?」
「もう大丈夫です。ご心配をおかけしました」
そう答えると、そうか、とリチャードはシオンの頭に手をやった。そして、控えている婦人のほうに向き直った。
「オラシオン。こちらはリヴィエール伯爵夫人だ」
「レムリアの新たな星にご挨拶申し上げます。ヴァイオレット・リヴィエールでございます。この度、皇女様の教師を仰せつかりました」
伯爵夫人は優雅に、そして敬意を払った礼をする。淑女とはこういうものなのだろう、とシオンは感心した。
「はじめまして、オラシオンです」
いつもなら深々と頭を下げるのだが、さすがにそれは貴族の作法ではないと識っていた。だが、まだ習ってもいないのに伯爵夫人の仕草を真似るのもどうかと思い、頭を下げ過ぎない丁寧なお辞儀をした。
リヴィエール伯爵夫人は佇まいだけでなく、顔立ちも妍麗だった。少々気が強そうにも見えるが、所作の丁寧さから洗練された気高さを感じる。ヴァイオレットという名前の通り、菫色のドレスがよく似合っている。
一瞬、彼女の表情が柔らかくなった。それは、まるで何かを懐かしむような──シオンの母の話をしていたリチャードと似たような眼差しだった。
「本日は皇女様のために、茶菓子を用意させていただきました。こちらをお召し上がりになりながら、一緒に今後の指導内容を確認いたしましょう」
仕事があるリチャードを応接室から見送り、シオンはリヴィエール伯爵夫人とお茶を囲んだ。伯爵夫人が持ってきた菓子は、睡蓮を模した精巧な砂糖菓子だった。
「これって、リヴィエール領の名産ですよね」
「その通りです。よくご存じですね」
「母から聞いたことがあるんです」
リヴィエール領は温暖な気候に湖が広がる土地で、水生植物の中でも睡蓮が特に有名だった。その睡蓮をモチーフに領地の菓子職人が作ったのというのが、伯爵夫人が持参した砂糖菓子である。繊細で色鮮やかなそれは、味だけでなく見た目でも人々を楽しませる。
「そうでしたか」
そう言いながら、夫人は目を細めた。
「あの、もしかして母のことをご存じなんですか?」
シオンが訊くと、顔に出ていたか、と手で口元を押さえながら夫人は少し恥ずかしそうだった。
「……ええ、実はそうなんです。グラデシアとは幼馴染なのです。幼い頃に、父に連れられて皇宮を訪れたときに出会って、親しくさせてもらっていました」
「そうだったんですか」
だからリチャードは、シオンの教師に彼女を指名したのだろうか。少しでも早く皇宮に慣れるための配慮なのかもしれない。
リヴィエール伯爵夫人に勧められ、シオンは砂糖菓子を摘まんだ。艶やかな花びらを口に含むとスッと溶け、仄かな甘みが舌の上に残る。上品な味わいに、シオンは思わず頬に手を当てた。
「美味しい!」
「気に入ってもらえて何よりです」
伯爵夫人はそうやってしばらくシオンのことを懐かしそうに眺めていたが、ふいに姿勢を正し、シオンのことを真っ直ぐ見た。
「オラシオン様。私はグラデシアが無実だと信じています。しかし、皇宮内にはまだ疑っている者が少なからずいるでしょう。つまり、ここにいるのは味方ばかりではないということです」
シオンは黙ってうなずく。
彼女自身、皇宮に足を踏み入れたときから懸念していたことだった。シオンの母の疑いは完全に晴れたわけではない。それを理由にシオンを敵視する者は少なくないだろう。ただでさえ、この場所には多くの思惑や陰謀が蔓延っている。何も知らない子どもではいられない。
「私はオラシオン様に、皇族にふさわしい礼儀作法だけでなく、ここで生きていくための術をお教えするためにやってきました」
リヴィエール伯爵夫人の眼差しは鋭く、真剣そのものだった。
この人は本気だ、とシオンは直感した。
そして自然と、口角が持ち上がった。味方ができたことへの喜び。そして、この先に起こりえることへの期待。
「よろしくお願いします」
シオンは改めて、そう言った。
〇
シオンが皇宮で暮らし始めて一週間が経とうとしていた。
リチャードは仕事の合間に、授業を終えたリヴィエール伯爵夫人を自らの執務室に招いた。
「オラシオンの様子はどうだ?」
「とても優秀で、呑み込みが早いです。そもそも私が教える前から、ある程度の教養を身に着けていたようです」
そうか、とリチャードは顎に手をやる。
「皇女様が仰るには、呪術師として商売をするにあたって、母親から教えられたとのことですが……。グラデシアのことです。きっと、陛下がいつ迎えに来てもいいように備えていたのではないでしょうか」
グラデシアのことを知っている者同士、彼女の用意周到さは認めざるを得なかった。
しかし、それだけではないだろう、とリチャードは考えていた。
彼が貧民街のシオンのもとを訪れたとき、彼女は成人前にも関わらず、立派に呪術師として生計を立てて暮らしていた。グラデシアは案じていたのだろう。リチャードがいずれ迎えにくることも予期しつつ、自分がいなくても娘が生きていけるように──と。
だからこそ、あの子のことを守らなければ、とリチャードは痛感した。
これまで傍にいることができなかった分、あの子に年相応の暮らしをさせられなかった分──挙げればキリがない。
シオンの興味を惹くために後宮の呪いを引き合いに出した。助けが必要なのは事実だが、そもそもこの問題は子どもに背負わせるべき事柄ではない。
──呪いの真相を解き明かすことも重要だが、あの子がここで安心して暮らしていけるように、できるかぎりの手助けをしよう。
リチャードはそう心に決めたのだった。
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