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敗北宣言
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「ひぎッ!?」
次にリースの目覚めを誘ったのは、身体を真っ二つに裂かれるような、ひどく残酷な衝撃だった。
その衝撃に、覚醒の自覚も持たぬままに突っ張らせた四肢からは、じゃらりと重たげな鎖の音が鳴った。――拘束されている、と。気付くや否や、至近距離でねっとりとした囁き声が耳に触れた。
「ああ、起きちゃったかあ……ごめんね、たくさん拡げたんだけど、まだちょっと大きいかな? でも、これが入らないと僕のも挿れられないからねっ」
――怒涛の機械責めで失神したリースが意識を飛ばしている間に、連れ込まれたのは悪趣味なベッドルームだった。
ギトギトとした欲望の色に輝く黄金のフレームに四肢を鎖で繋がれ、寝台から直に生えているように思える巨大なディルドを、後孔にぐっぽりと捻じ込まれたのが今だ。尻に触れるごわごわとした感触はお漏らし対策の防水シーツの感触で「遠慮せずにいっぱいイってね♡」などと、ハアハアと湿った息を吹き込まれ、屈辱に震える。
だがしかし、物理的に拘束をされてしまった後では、リースの怒りなどなんということもない。腕力に秀でた種族でもないリースには、この皮と鎖の頑丈な拘束は破れない。正に手も足も出ない状況に、リースは唇を震わせた。
「く、くそっ! 離せ、このっ……!」
シーツを波打たせながら、精一杯の強がりを吐いたリースは、自分に伸し掛かる肥満体をせめて押し退けようともがく。男は微かに驚いたように目を見開くと、にやにやと脂ぎった笑みを浮かべた。
「情熱的だね♡ ああ、そういうところも素敵だよ♡」
馴れ馴れしくリースの頬を撫でた男の物言いに、何を戯言をと睨みつけた淫魔は次の瞬間、己の下半身に押し付けられたものの感触に目を見開いた。
(な、何だこの大きさは……!?)
リースを召喚した汚らしい男は、今は全裸になっていて――その裸体もまた、みっしりとした肉に黒々とした毛を生やした汚らしいものであったが――その股間にぶら下がる逸物は、正に規格外の代物だった。
馬並みと言って過言ではないだろう。人体にぶら下がるには不釣り合いなほどのその男根は、リースの痴態に興奮してか逞しく勃起し、生々しく濡れながら隆々と血管を浮き上がらせてさえいた。精力漲るその雄々しい様に、飢えたリースの喉が無意識の内にごくりと鳴る。
「淫魔なら、これくらい見慣れてるのかなあ。人間には全然入らなくて……キミが応えてくれなかったら、一生独り身だったんだ。へへ」
大事にするねえと一方的に告げた男は、呆然としたままの無防備なリースの唇にブチュッと音を立てながら吸い付いた。うっかりその口付けを受け入れてしまったリースはそのまま体重をかけて押し倒され、尻に押し込まれたものが胎に食い込む刺激に身悶えながら必死に抵抗する。
「んふふ、大丈夫、怖くないよ。柔らかい素材だからねえ」
(こっ、このっ、男……っ!)
あやすように告げられ頭まで撫でられて、屈辱に目の前が赤く染まる。尻穴に深く食い込んだ巨大な人造ペニスは男の言う通りに柔らかく折れてリースの背を寝台に沈め、しかしその弾性力でリースの肉膣内で腹側に置き上がろうとし、リースの前立腺に容赦のない圧を加えた。
苦しいほどの刺激に勃ち上がったリースの花芯をむんずと掴んだ男は、ひくひくと震える鈴口を軽くくじるように愛撫すると、くぱくぱと開閉しながら愛液を垂らしていた尿道口に――悪趣味なブジーを、勢いよく奥まで捻じ込んだ。
「お゛っ♡!? あぎィっっ♡♡♡」
痛みと圧迫感、異物感に悲鳴をあげたリースは、直後びくびくと腰を跳ねさせながら反り返った。
「ああ、ビックリしちゃったかな? ここもたくさん拡張しておいたからねえ、大丈夫だよ。安心して気持ちよくなろうね♡」
無体に震えるリースの花芯をがっしりと固定した男が、一気に奥まで挿入されていたブジーを今度はずるずると引き抜いていく。決して太さはないそれが肉壁をごりごりと押し広げながら抜けていく感覚は痛みを伴ったが、すでに開発済みだと言う男の言葉も残念ながら嘘ではないらしい。その強烈な刺激は甘美な毒となって、リースの全身を駆け巡った。
「あ゛っ♡! お゛おッ♡♡ んお゛ッ♡! あぎィっ♡♡♡!!」
喉からひっきりなしに漏れるのは、快楽に身悶える雌の声だ。ブジーが抜ける度に絶頂しているかのように腰が跳ね上がり、頭が真っ白になるほどの快感に脳髄が痺れる。
引き抜かれるブジーを追いかけるように花芯の内を精液が登り、そして再び無情にも奥まで押し込まれる。その繰り返しは最早、拷問に近い快楽責めだった。
「グフッ♡ 気持ちよくなってくれて嬉しいなあ……♡ うん、それじゃあ、そろそろ固定しようねえ♡」
(な、何……!?)
リースの足の間に陣取った男は、改めて最奥までブジーをねじ込むと、震えるリースの花芯の根元にコックリングを嵌め、ブジーの先端に輝く悪趣味な宝石飾りと接続させた。これでもう、ブジーは容易くは抜けない。少なくとも、リースの側からは。
淫魔は、精気の補充なく精を放ち続ければ、即ち魔力枯渇で死に至る。男の機械責めが続く限り、即ちリースも消滅の危機にされされていたわけだが――これで、精が外に漏れる速度は、格段に遅くなった。
故に、死と言う逃げ道も塞がれた形になる、と。気付いたリースは、その絶望的な状況にさぁっと蒼褪めていった。
「あ、あぁ……っ」
それだけではない。寝台から生えた巨大な人造ペニスに尻穴を貫かれ、鎖に余裕はあるとはいえ四肢を寝台の四隅に括り付けられる形で緩く磔にされて。その上華奢な身体の上には、万全の状態であってもどうかという巨躯の男に完全にマウントを取られているのだ。
もはや抵抗の術もなく、開かれた股の間で悪趣味に戒められた花芯ごと肉塊に圧し潰され、リースはみっともない悲鳴を上げた。
「ひん♡ あっ、はぁ……っ♡ くうっ、あ♡ や、やだ……やめ、やめろぉ! あっ♡ あっ♡ はぁん♡」
「ああ、なんて可愛い声なんだろう♡ 感じてくれてるんだね」
もっとたっぷり感じてね、と。ねっちょりとした声に囁かれながら、妖しいピンクの粘液を満たした注射針を、見せつけるように眼前に付き付けられる。その針の太さ、そして中を満たす粘液の色に恐怖を感じる間もなく、男はリースの乳首にぶつりと音を立てて針を突き立てた。
「あ゛ぁっ!♡ お゛っ!? おおおッ♡♡!」
殊更ゆっくりと押し込まれた淫液が、リースの細胞組織を侵し、肉に染み込んでいく。その悍ましい感覚にはしたない悲鳴を上げて仰け反るリースは、しかし恐怖とは裏腹に見る間に芯を持って硬く勃起していく乳首に、信じがたいものを感じた。
次にリースの目覚めを誘ったのは、身体を真っ二つに裂かれるような、ひどく残酷な衝撃だった。
その衝撃に、覚醒の自覚も持たぬままに突っ張らせた四肢からは、じゃらりと重たげな鎖の音が鳴った。――拘束されている、と。気付くや否や、至近距離でねっとりとした囁き声が耳に触れた。
「ああ、起きちゃったかあ……ごめんね、たくさん拡げたんだけど、まだちょっと大きいかな? でも、これが入らないと僕のも挿れられないからねっ」
――怒涛の機械責めで失神したリースが意識を飛ばしている間に、連れ込まれたのは悪趣味なベッドルームだった。
ギトギトとした欲望の色に輝く黄金のフレームに四肢を鎖で繋がれ、寝台から直に生えているように思える巨大なディルドを、後孔にぐっぽりと捻じ込まれたのが今だ。尻に触れるごわごわとした感触はお漏らし対策の防水シーツの感触で「遠慮せずにいっぱいイってね♡」などと、ハアハアと湿った息を吹き込まれ、屈辱に震える。
だがしかし、物理的に拘束をされてしまった後では、リースの怒りなどなんということもない。腕力に秀でた種族でもないリースには、この皮と鎖の頑丈な拘束は破れない。正に手も足も出ない状況に、リースは唇を震わせた。
「く、くそっ! 離せ、このっ……!」
シーツを波打たせながら、精一杯の強がりを吐いたリースは、自分に伸し掛かる肥満体をせめて押し退けようともがく。男は微かに驚いたように目を見開くと、にやにやと脂ぎった笑みを浮かべた。
「情熱的だね♡ ああ、そういうところも素敵だよ♡」
馴れ馴れしくリースの頬を撫でた男の物言いに、何を戯言をと睨みつけた淫魔は次の瞬間、己の下半身に押し付けられたものの感触に目を見開いた。
(な、何だこの大きさは……!?)
リースを召喚した汚らしい男は、今は全裸になっていて――その裸体もまた、みっしりとした肉に黒々とした毛を生やした汚らしいものであったが――その股間にぶら下がる逸物は、正に規格外の代物だった。
馬並みと言って過言ではないだろう。人体にぶら下がるには不釣り合いなほどのその男根は、リースの痴態に興奮してか逞しく勃起し、生々しく濡れながら隆々と血管を浮き上がらせてさえいた。精力漲るその雄々しい様に、飢えたリースの喉が無意識の内にごくりと鳴る。
「淫魔なら、これくらい見慣れてるのかなあ。人間には全然入らなくて……キミが応えてくれなかったら、一生独り身だったんだ。へへ」
大事にするねえと一方的に告げた男は、呆然としたままの無防備なリースの唇にブチュッと音を立てながら吸い付いた。うっかりその口付けを受け入れてしまったリースはそのまま体重をかけて押し倒され、尻に押し込まれたものが胎に食い込む刺激に身悶えながら必死に抵抗する。
「んふふ、大丈夫、怖くないよ。柔らかい素材だからねえ」
(こっ、このっ、男……っ!)
あやすように告げられ頭まで撫でられて、屈辱に目の前が赤く染まる。尻穴に深く食い込んだ巨大な人造ペニスは男の言う通りに柔らかく折れてリースの背を寝台に沈め、しかしその弾性力でリースの肉膣内で腹側に置き上がろうとし、リースの前立腺に容赦のない圧を加えた。
苦しいほどの刺激に勃ち上がったリースの花芯をむんずと掴んだ男は、ひくひくと震える鈴口を軽くくじるように愛撫すると、くぱくぱと開閉しながら愛液を垂らしていた尿道口に――悪趣味なブジーを、勢いよく奥まで捻じ込んだ。
「お゛っ♡!? あぎィっっ♡♡♡」
痛みと圧迫感、異物感に悲鳴をあげたリースは、直後びくびくと腰を跳ねさせながら反り返った。
「ああ、ビックリしちゃったかな? ここもたくさん拡張しておいたからねえ、大丈夫だよ。安心して気持ちよくなろうね♡」
無体に震えるリースの花芯をがっしりと固定した男が、一気に奥まで挿入されていたブジーを今度はずるずると引き抜いていく。決して太さはないそれが肉壁をごりごりと押し広げながら抜けていく感覚は痛みを伴ったが、すでに開発済みだと言う男の言葉も残念ながら嘘ではないらしい。その強烈な刺激は甘美な毒となって、リースの全身を駆け巡った。
「あ゛っ♡! お゛おッ♡♡ んお゛ッ♡! あぎィっ♡♡♡!!」
喉からひっきりなしに漏れるのは、快楽に身悶える雌の声だ。ブジーが抜ける度に絶頂しているかのように腰が跳ね上がり、頭が真っ白になるほどの快感に脳髄が痺れる。
引き抜かれるブジーを追いかけるように花芯の内を精液が登り、そして再び無情にも奥まで押し込まれる。その繰り返しは最早、拷問に近い快楽責めだった。
「グフッ♡ 気持ちよくなってくれて嬉しいなあ……♡ うん、それじゃあ、そろそろ固定しようねえ♡」
(な、何……!?)
リースの足の間に陣取った男は、改めて最奥までブジーをねじ込むと、震えるリースの花芯の根元にコックリングを嵌め、ブジーの先端に輝く悪趣味な宝石飾りと接続させた。これでもう、ブジーは容易くは抜けない。少なくとも、リースの側からは。
淫魔は、精気の補充なく精を放ち続ければ、即ち魔力枯渇で死に至る。男の機械責めが続く限り、即ちリースも消滅の危機にされされていたわけだが――これで、精が外に漏れる速度は、格段に遅くなった。
故に、死と言う逃げ道も塞がれた形になる、と。気付いたリースは、その絶望的な状況にさぁっと蒼褪めていった。
「あ、あぁ……っ」
それだけではない。寝台から生えた巨大な人造ペニスに尻穴を貫かれ、鎖に余裕はあるとはいえ四肢を寝台の四隅に括り付けられる形で緩く磔にされて。その上華奢な身体の上には、万全の状態であってもどうかという巨躯の男に完全にマウントを取られているのだ。
もはや抵抗の術もなく、開かれた股の間で悪趣味に戒められた花芯ごと肉塊に圧し潰され、リースはみっともない悲鳴を上げた。
「ひん♡ あっ、はぁ……っ♡ くうっ、あ♡ や、やだ……やめ、やめろぉ! あっ♡ あっ♡ はぁん♡」
「ああ、なんて可愛い声なんだろう♡ 感じてくれてるんだね」
もっとたっぷり感じてね、と。ねっちょりとした声に囁かれながら、妖しいピンクの粘液を満たした注射針を、見せつけるように眼前に付き付けられる。その針の太さ、そして中を満たす粘液の色に恐怖を感じる間もなく、男はリースの乳首にぶつりと音を立てて針を突き立てた。
「あ゛ぁっ!♡ お゛っ!? おおおッ♡♡!」
殊更ゆっくりと押し込まれた淫液が、リースの細胞組織を侵し、肉に染み込んでいく。その悍ましい感覚にはしたない悲鳴を上げて仰け反るリースは、しかし恐怖とは裏腹に見る間に芯を持って硬く勃起していく乳首に、信じがたいものを感じた。
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