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5話
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バイオギアの訓練区画は、学園の地下に広がる近未来的なホールだった。
人工重力と温度管理により、あらゆる状況を再現できるこの場所は、戦術育成科や護衛技能科の生徒にとって“聖域”のような存在だ。
その片隅、今は貸切モード。
文哉は、バリアフィールドの外側から、赤く発光する一体のバイオギアを見つめていた。
「どう? あたしの――スカーレット=アストレア」
静かなステップで歩み寄ってくるその姿は、まるで赤い彗星。
メタリックレッドの装甲が、光を受けて艶やかに揺れる。
胸元や腹部、太ももにかけて大胆に開いたデザインは、ただの戦闘装備というにはあまりに挑発的だった。
「……めっちゃ、似合ってる」
「……っ!」
梨羽の顔が、一瞬で赤く染まる。
「ちょ、ちょっとぉ! そ、そういうの、普通に言わないでよっ!」
「え? でも本当に、似合ってるって思ったから……」
真顔でそう返す文哉に、梨羽は言葉を詰まらせた。
装甲の隙間から見える肌。
まるで素肌に直接、光の羽衣を纏ったかのような演出。
赤く燃える発光ラインは、彼女の脈動すら表現しているかのようだった。
「これさ……結構、恥ずかしいんだよ? 着るの」
バイザーを外し、髪を結い直しながら、梨羽はぽつりと漏らした。
「戦闘特化っていうより、で敵を牽制するコンセプトなんだって。……もう、難しくって意味わかんないよね」
「でも、すごく強そうに見える。綺麗で……堂々としてて」
「……それ、ほんとに思ってる?」
「うん。俺、梨羽がこうして真剣な顔で立ってるの、けっこう好きだよ」
「っ~~~!」
耳まで真っ赤に染めながら、梨羽は慌てて背を向ける。
「バ、バカ……! 言い方がずるいよ、それ……!」
だが、声に怒気はなかった。
むしろ、どこか嬉しそうに震えていた。
「……本当はね、今日、見せたかったの。文哉くんに」
「俺に?」
「うん……。初めて着るこのギアを、いちばん最初に見てほしかったの。……他の子じゃなくて、文哉くんに」
そう言って、梨羽はそっと振り返る。
その瞳は、普段の明るさとは違う、少しだけ弱さをにじませた色だった。
「……ねぇ、文哉くん」
「ん?」
「ドキドキ……した?」
真剣な声だった。
挑発でもなく、冗談でもなく。
ただ、ひとりの少女として、ひとりの少年に、想いをぶつけているような――。
文哉は迷わず、頷いた。
「……したよ。すごく、綺麗だったから」
「そっか……ふふっ、よかった」
梨羽はそっと歩み寄り、装甲越しに文哉の手をとった。
その手は冷たい金属ではなく、体温の残る“彼女そのもの”のぬくもりを帯びていた。
「じゃあ、これはご褒美ね」
「え?」
次の瞬間――頬に、そっと唇が触れた。
「っ……なっ!?」
「キスじゃないよ? ご褒美の“感謝のほっぺタッチ”!」
梨羽は照れ笑いを浮かべながら、指で自分の頬をトントンと叩く。
「でも……ドキドキしてくれたなら、次は“本物”も、期待してていいかもね?」
言葉とは裏腹に、彼女の指先はほんのり震えていた。
そのギャップに、文哉は不覚にも胸が高鳴るのを感じた。
「梨羽って、攻めてくるのに……本番はけっこう弱いよね」
「う、うるさいっ! それ言っちゃダメなやつ!」
二人の声が、静かな訓練場に響く。
だがその空間は、戦場ではなく、たったふたりの甘い秘密基地のようだった。
――そして、燃えるような装甲の少女は、確かにその瞬間だけ、誰よりも輝いていた。
✿✿✿✿
訓練用ホールの空気が、緊張で少しだけ張り詰めていた。
今日は戦術育成科と一般教養科の混合による、実装バイオギア模擬戦の日。
その形式は1対1。観覧席には、関係者と見学希望者――そして、男子生徒たちの姿もある。
「……梨羽、大丈夫かな」
文哉は、観客用のガラス越しに訓練場を見つめていた。
視線の先には、赤く輝く彼女のギア――〈スカーレット=アストレア〉。
華奢でありながらも、挑発的なその姿は、まさに“戦場のヴィーナス”。
だが今は、装甲の色よりも熱く、彼女の心が燃えていることを――文哉はなんとなく感じ取っていた。
梨羽の対戦相手は、護衛技能科の先輩モブ生徒。
搭乗機は汎用格闘型ギア〈アークブレイカー=ルシフェラ〉。
その戦歴は豊富で、圧倒的なフィジカルと近接制圧力で知られている。
『模擬戦――スタート』
電子音とともに、両機が跳ねるように動き出す。
〈ルシフェラ〉の先制。鋭く地を蹴り、稲妻型のフィンブレードが弧を描いて唸る。
「――っ!」
梨羽は一瞬の回避。しなやかに跳び退くと、背部のエナジーフィンが扇状に展開される。
紅の光が戦場を照らす。
視線だけで挑発するような、機体の佇まい。
だが彼女は、ただの見せギアではない。
次の瞬間、梨羽は跳ねるように前進した。
「いけっ、アストレア!」
叫びながら、踵のブレードヒールを使った鋭い回し蹴り。
ルシフェラの構えたブロック装甲が、強烈な衝撃波で弾ける。
「うそっ……こんな一撃……!」
対戦相手が驚くのも当然だった。
梨羽の動きは、以前の彼女より格段に洗練されている。
それは、文哉に“かっこいいところ”を見せたいという思いから生まれた、本気の戦意。
(……見てて、文哉くん。あたし、強いんだから)
だが、戦いは一筋縄ではいかない。
ルシフェラは反撃に転じ、ギアの肘部を展開。スパイク付きの突撃を仕掛ける。
迫る刺突。距離が近い――!
「っ……くぅっ!」
梨羽は腹部装甲にダメージを受け、体勢を崩す。
その瞬間、観客席からどよめきが起こる。
「梨羽っ!」
文哉の声が、誰よりも先に上がった。
一瞬、戦場が静止する――ように、感じられた。
だが。
梨羽の瞳は、まだ折れていなかった。
「……あたし、負けたくないんだよ」
損傷警告が鳴る中、彼女はふらりと立ち上がる。
装甲の隙間から光が溢れ、スカーレットのエネルギーラインが再び脈動を始める。
「絶対に、負けないんだから……! “あの人”にだけは、弱いところ見せたくない!」
全身の赤が燃え上がる。
それは、〈スカーレット=アストレア〉の固有展開――“煌熱解放(ブライト・バーニング)”。
眩い炎がフィールドに拡散し、ルシフェラが一瞬、動きを止める。
梨羽は、そこを逃さなかった。
「――必殺、スカーレット・ラッシュ!」
高速連撃。ブレードヒールから繰り出される、熱波を伴った連続蹴撃。
最後の一撃が、ルシフェラの肩装甲を砕き、そのまま地に膝をつかせる。
『……勝者、桜葉 梨羽!』
アナウンスとともに、観客席からは自然と拍手が沸き起こる。
だが、梨羽はただ、観覧席の“ある一点”だけを見つめていた。
「……ふふっ、見てた?」
フィールド越し、文哉の視線と、梨羽の瞳が――かち合う。
機体越しでもわかる、どこか照れたような微笑み。
けれど、その奥には“誇らしさ”と“少女らしさ”が、柔らかく溶け合っていた。
(……うん、見てたよ。すごく、かっこよかった)
文哉は心の中で、そう呟いた。
――この世界では、男子が不用意に“触れられる”ことは重大な風紀違反。
けれど、彼女のこの戦いは、“触れなくても伝わる”想いだった。
そう、強く、まっすぐに。
人工重力と温度管理により、あらゆる状況を再現できるこの場所は、戦術育成科や護衛技能科の生徒にとって“聖域”のような存在だ。
その片隅、今は貸切モード。
文哉は、バリアフィールドの外側から、赤く発光する一体のバイオギアを見つめていた。
「どう? あたしの――スカーレット=アストレア」
静かなステップで歩み寄ってくるその姿は、まるで赤い彗星。
メタリックレッドの装甲が、光を受けて艶やかに揺れる。
胸元や腹部、太ももにかけて大胆に開いたデザインは、ただの戦闘装備というにはあまりに挑発的だった。
「……めっちゃ、似合ってる」
「……っ!」
梨羽の顔が、一瞬で赤く染まる。
「ちょ、ちょっとぉ! そ、そういうの、普通に言わないでよっ!」
「え? でも本当に、似合ってるって思ったから……」
真顔でそう返す文哉に、梨羽は言葉を詰まらせた。
装甲の隙間から見える肌。
まるで素肌に直接、光の羽衣を纏ったかのような演出。
赤く燃える発光ラインは、彼女の脈動すら表現しているかのようだった。
「これさ……結構、恥ずかしいんだよ? 着るの」
バイザーを外し、髪を結い直しながら、梨羽はぽつりと漏らした。
「戦闘特化っていうより、で敵を牽制するコンセプトなんだって。……もう、難しくって意味わかんないよね」
「でも、すごく強そうに見える。綺麗で……堂々としてて」
「……それ、ほんとに思ってる?」
「うん。俺、梨羽がこうして真剣な顔で立ってるの、けっこう好きだよ」
「っ~~~!」
耳まで真っ赤に染めながら、梨羽は慌てて背を向ける。
「バ、バカ……! 言い方がずるいよ、それ……!」
だが、声に怒気はなかった。
むしろ、どこか嬉しそうに震えていた。
「……本当はね、今日、見せたかったの。文哉くんに」
「俺に?」
「うん……。初めて着るこのギアを、いちばん最初に見てほしかったの。……他の子じゃなくて、文哉くんに」
そう言って、梨羽はそっと振り返る。
その瞳は、普段の明るさとは違う、少しだけ弱さをにじませた色だった。
「……ねぇ、文哉くん」
「ん?」
「ドキドキ……した?」
真剣な声だった。
挑発でもなく、冗談でもなく。
ただ、ひとりの少女として、ひとりの少年に、想いをぶつけているような――。
文哉は迷わず、頷いた。
「……したよ。すごく、綺麗だったから」
「そっか……ふふっ、よかった」
梨羽はそっと歩み寄り、装甲越しに文哉の手をとった。
その手は冷たい金属ではなく、体温の残る“彼女そのもの”のぬくもりを帯びていた。
「じゃあ、これはご褒美ね」
「え?」
次の瞬間――頬に、そっと唇が触れた。
「っ……なっ!?」
「キスじゃないよ? ご褒美の“感謝のほっぺタッチ”!」
梨羽は照れ笑いを浮かべながら、指で自分の頬をトントンと叩く。
「でも……ドキドキしてくれたなら、次は“本物”も、期待してていいかもね?」
言葉とは裏腹に、彼女の指先はほんのり震えていた。
そのギャップに、文哉は不覚にも胸が高鳴るのを感じた。
「梨羽って、攻めてくるのに……本番はけっこう弱いよね」
「う、うるさいっ! それ言っちゃダメなやつ!」
二人の声が、静かな訓練場に響く。
だがその空間は、戦場ではなく、たったふたりの甘い秘密基地のようだった。
――そして、燃えるような装甲の少女は、確かにその瞬間だけ、誰よりも輝いていた。
✿✿✿✿
訓練用ホールの空気が、緊張で少しだけ張り詰めていた。
今日は戦術育成科と一般教養科の混合による、実装バイオギア模擬戦の日。
その形式は1対1。観覧席には、関係者と見学希望者――そして、男子生徒たちの姿もある。
「……梨羽、大丈夫かな」
文哉は、観客用のガラス越しに訓練場を見つめていた。
視線の先には、赤く輝く彼女のギア――〈スカーレット=アストレア〉。
華奢でありながらも、挑発的なその姿は、まさに“戦場のヴィーナス”。
だが今は、装甲の色よりも熱く、彼女の心が燃えていることを――文哉はなんとなく感じ取っていた。
梨羽の対戦相手は、護衛技能科の先輩モブ生徒。
搭乗機は汎用格闘型ギア〈アークブレイカー=ルシフェラ〉。
その戦歴は豊富で、圧倒的なフィジカルと近接制圧力で知られている。
『模擬戦――スタート』
電子音とともに、両機が跳ねるように動き出す。
〈ルシフェラ〉の先制。鋭く地を蹴り、稲妻型のフィンブレードが弧を描いて唸る。
「――っ!」
梨羽は一瞬の回避。しなやかに跳び退くと、背部のエナジーフィンが扇状に展開される。
紅の光が戦場を照らす。
視線だけで挑発するような、機体の佇まい。
だが彼女は、ただの見せギアではない。
次の瞬間、梨羽は跳ねるように前進した。
「いけっ、アストレア!」
叫びながら、踵のブレードヒールを使った鋭い回し蹴り。
ルシフェラの構えたブロック装甲が、強烈な衝撃波で弾ける。
「うそっ……こんな一撃……!」
対戦相手が驚くのも当然だった。
梨羽の動きは、以前の彼女より格段に洗練されている。
それは、文哉に“かっこいいところ”を見せたいという思いから生まれた、本気の戦意。
(……見てて、文哉くん。あたし、強いんだから)
だが、戦いは一筋縄ではいかない。
ルシフェラは反撃に転じ、ギアの肘部を展開。スパイク付きの突撃を仕掛ける。
迫る刺突。距離が近い――!
「っ……くぅっ!」
梨羽は腹部装甲にダメージを受け、体勢を崩す。
その瞬間、観客席からどよめきが起こる。
「梨羽っ!」
文哉の声が、誰よりも先に上がった。
一瞬、戦場が静止する――ように、感じられた。
だが。
梨羽の瞳は、まだ折れていなかった。
「……あたし、負けたくないんだよ」
損傷警告が鳴る中、彼女はふらりと立ち上がる。
装甲の隙間から光が溢れ、スカーレットのエネルギーラインが再び脈動を始める。
「絶対に、負けないんだから……! “あの人”にだけは、弱いところ見せたくない!」
全身の赤が燃え上がる。
それは、〈スカーレット=アストレア〉の固有展開――“煌熱解放(ブライト・バーニング)”。
眩い炎がフィールドに拡散し、ルシフェラが一瞬、動きを止める。
梨羽は、そこを逃さなかった。
「――必殺、スカーレット・ラッシュ!」
高速連撃。ブレードヒールから繰り出される、熱波を伴った連続蹴撃。
最後の一撃が、ルシフェラの肩装甲を砕き、そのまま地に膝をつかせる。
『……勝者、桜葉 梨羽!』
アナウンスとともに、観客席からは自然と拍手が沸き起こる。
だが、梨羽はただ、観覧席の“ある一点”だけを見つめていた。
「……ふふっ、見てた?」
フィールド越し、文哉の視線と、梨羽の瞳が――かち合う。
機体越しでもわかる、どこか照れたような微笑み。
けれど、その奥には“誇らしさ”と“少女らしさ”が、柔らかく溶け合っていた。
(……うん、見てたよ。すごく、かっこよかった)
文哉は心の中で、そう呟いた。
――この世界では、男子が不用意に“触れられる”ことは重大な風紀違反。
けれど、彼女のこの戦いは、“触れなくても伝わる”想いだった。
そう、強く、まっすぐに。
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