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18話
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夜。学園都市《ノア・クロス》、風紀委員寮の一室。
黒崎美苑は、勉強机の前に座ったまま、まだページも開かれていない参考書に手を置き、じっと沈黙していた。灯りは間接照明だけ。整然と並んだ書類と文具が、彼女の几帳面さを物語っている。
だがその静けさは、今夜ばかりは内面の騒がしさを隠しきれていなかった。
(……何をしているのかしら、わたくしは)
机上の反射に映った自分の顔は、少し紅潮しているように見えた。
──図書ラウンジでのあの一幕。
文哉が自分の申し出を受け入れ、隣を歩いてくれたあの瞬間。
確かに、嬉しかった。
けれど、他の女子たちを振り切るような形で、あの行動を取った自分に、今でもどこかで納得できないままでいた。
「風紀委員長として、当然のことをしただけ……そう、わたくしはただ、規律を……」
声に出してみるが、その言葉はまるで他人のもののように響く。
(──違うわ。そう言い訳しているだけ)
今日、あのとき、自分は確かに“女子”としての自我に負けた。
「誰かに優しくする文哉様」を見たくなかった。
「誰にでも微笑む彼」が、自分にだけ向けてくれる何かが、ほしかった。
その感情が怖い。
自分を崩してしまう。
だが──
「……また、お会いしたくなるのですわ。文哉様に……」
夜の静寂の中、誰にも聞かれないようにそっとこぼしたその言葉だけは、嘘ではなかった。
⸻
翌日。戦術演習棟・第3フィールド。
曇天の空の下、ペア形式での模擬訓練が行われていた。
相手は汎用バイオギア〈リファイン=カレント〉を装着したサポート特化型の女子2名。補助分析・回復・妨害能力を駆使して、戦術対応力を測る形式だった。
「……黒崎さん。行けそう?」
その隣に立っているのは、文哉――“俺”だった。
今日は風紀委員による編成枠で、急遽、文哉とのペアが組まれた。
ギアの起動前、美苑はその言葉に小さく息を吸い込む。
「ええ。……お任せくださいませ、文哉様」
彼女は左腕のインターフェースを起動させ、再び〈フェイド=ヴァニッシャ〉を呼び出す。光の粒子が、流れるような動作とともに彼女の身体に装着されていく。
半透明の装甲が脚線をなぞり、肩と腰に浮遊装甲が漂い、視界の端で粒子が揺れるたびに“幻のような美しさ”を見せた。
(──昨日、恥ずかしかったのに。今日もまた、見てほしいと思っている)
誰よりも文哉に、目を逸らさずに見てほしいと、心の奥で願ってしまっている。
「いきますわよ。カバーはお任せくださいませ」
「うん、背中は頼んだ」
文哉の〈アカツキ=バーンブレイカー〉が炎のような赤い光をまとって前方へ突撃していく。その軌跡の後ろで、美苑は視界の全情報を処理する。
「敵バイタル・シグナル、浮上。ドローン型アーム、右斜め上から照準集中……っ、視覚撹乱、開始!」
彼女のギアが、空間にホログラムの残像をばら撒き、文哉を狙う敵のセンサーを翻弄する。
「見えない」――それが、彼女の戦い方だった。
文哉の動きに応じて、光の霧が舞い、粒子の壁が展開される。
1ミリ単位で“誰かを守る”ために動くその姿は、風紀という盾にとどまらない。
「風のように消える」ことは、同時に「確かに守っている」という意志の表れだった。
「──っ、文哉様、右脚に反応! 踏み込み角、後退回避が最適ですわ!」
「了解!」
文哉が足を払われる寸前、彼女の声によって回避が成立する。
演習が終わる頃には、汗がわずかに額を伝っていた。
──勝利。
敵のセンサーは最後まで彼女の“位置”を捉えることができなかった。
✿✿✿✿
ギアを解除した後、控室のロッカールーム。
「今日は、本当に助かったよ。黒崎さん、すごく冷静だった」
「……お褒めにあずかり光栄ですわ」
口調はいつもどおりだが、その視線はどこか揺れていた。
文哉が自分のギアを外しながら、ふと彼女の方を見る。
「でもさ」
「……?」
「黒崎さんって、“誰かの後ろ”にいるっていうより、“隣に並んでる”方が似合ってると思う」
「──っ……!」
その言葉に、心臓が跳ねた。
“並ぶ”というのは、つまり──
「対等」だということだ。
それは、この世界で男性から女性に向けられるには、あまりにも特別な言葉だった。
「そ、そのようなこと……わたくしは風紀委員長として――」
「風紀委員長としてじゃなくて、黒崎美苑として、だよ」
その一言に、美苑の心が震えた。
彼の“まっすぐさ”が怖かった。
けれど、同時に。
──もっと、近くで感じていたいとも思ってしまった。
「……不思議な方ですわ、あなた様は」
そう言って微笑んだ彼女の瞳に、初めて“風紀”ではなく“恋”の光が宿っていた。
✿✿✿✿
夜。風紀委員室。
黒崎美苑は、椅子に座ったまま、書類の上でペンを止めていた。
指先が震えていた。
視線の先には、正式報告として記された〈演習第3フィールド・ペア評価レポート〉。
形式は整っている。用語も、所定の文章規則も、全て満たしている。
──けれど。
その文面の中に、文哉の名が出てくるたび、胸がちくりと痛んだ。
(……どうして、こんなに)
彼と並んで戦った。守った。言葉を交わした。
どれもが風紀委員長として当然の行為であり、役目だったはず。
それなのに──
彼の声が、彼の手が、彼の“優しさ”が、夜になっても身体の奥で熱を残している。
「黒崎さんって、“隣に並んでる”方が似合ってると思う」
──それが、いけなかったのだ。
自分が“誰かと並ぶ”存在として見られるなど、考えたこともなかった。
風紀を律し、他人に寄りかからず、自分を律して生きてきた。
それが、この世界での“強くある女”のかたちであり、美徳でもあった。
──けれど。
「……わたくし、並びたいと、思ってしまったのですわ」
初めて、誰かの隣に立ちたいと。
文哉のとなりで、“対等に”歩きたいと。
それは、恋。
強がりでも、敬語でも、風紀でもない。
ごく当たり前で、ごく人間らしい、女の子の感情だった。
美苑はゆっくりと立ち上がった。窓の外には、夜の学園が広がっていた。
⸻
深夜。学園の南側の廊下。
灯りは少ない。窓際には細長い影が延びている。
歩く音が一つ、静かに鳴っていた。
「……黒崎さん?」
思わず振り向くと、そこには文哉が立っていた。
制服姿のまま、ジャケットを肩に掛け、風に吹かれるまま、歩いてきたようだった。
「……こんな時間に、どうして?」
「俺も同じこと聞こうと思ってたよ」
文哉が笑う。
その笑みがあまりに自然で、何も責めず、ただ“共にいる”ことを許してくれるようで──
美苑の胸がまた、かすかに痛んだ。
「……眠れなかったのですわ。いろいろと、考えてしまいまして」
「……演習のこと?」
「それもございますけれど……」
言葉を濁し、美苑は廊下のベンチに腰を下ろした。文哉も隣に座る。距離は、前よりも近い。
「黒崎さんはさ、すごく真面目で、強くて……なのに時々、すごく綺麗な顔して、ちょっと困ったような表情をするよね」
「っ……っ、困った顔だなんて……失礼ですわ」
抗議の声は、小さかった。
「でも、その顔、俺はけっこう好きだよ」
「っ……っ~~~っ!!」
夜の静寂が破られそうになる。
声を上げそうになる自分を、どうにか堪えた。
(どうして、この方は……)
まるで空気のように隣にいて、まるで光のように心の奥へ差し込んでくる。
誰にでも優しくて。誰のことも大切にしてしまうから。
──けれど、それでも。
「……わたくし、今夜ひとつ、気づいてしまいましたの」
「うん?」
文哉の視線が、そっと向けられる。
目を逸らさずに、それを受け止めた美苑は、はっきりと言葉にした。
「……わたくし、あなた様が、好きなのかもしれませんわ」
静かな夜に、小さな告白が落ちた。
それは叫びでも、演技でもない。
ただ、真実だけがそこにあった。
文哉は、驚いたように目を見開いた。けれど、すぐに柔らかく微笑んだ。
「……ありがとう。そう言ってくれて、すごく嬉しい」
「わたくし……風紀委員長として、こういうことは……決して、軽々しく申し上げるものでは……っ」
「大丈夫。黒崎さんの言葉は、重いくらい真っ直ぐに届いたから」
その瞬間、美苑はようやく、自分の“仮面”を外すことができた。
規律や義務ではなく、素直な感情として。
ひとりの少女として、文哉を想っているのだと。
──そして、その想いは、もう戻せない。
黒崎美苑は、勉強机の前に座ったまま、まだページも開かれていない参考書に手を置き、じっと沈黙していた。灯りは間接照明だけ。整然と並んだ書類と文具が、彼女の几帳面さを物語っている。
だがその静けさは、今夜ばかりは内面の騒がしさを隠しきれていなかった。
(……何をしているのかしら、わたくしは)
机上の反射に映った自分の顔は、少し紅潮しているように見えた。
──図書ラウンジでのあの一幕。
文哉が自分の申し出を受け入れ、隣を歩いてくれたあの瞬間。
確かに、嬉しかった。
けれど、他の女子たちを振り切るような形で、あの行動を取った自分に、今でもどこかで納得できないままでいた。
「風紀委員長として、当然のことをしただけ……そう、わたくしはただ、規律を……」
声に出してみるが、その言葉はまるで他人のもののように響く。
(──違うわ。そう言い訳しているだけ)
今日、あのとき、自分は確かに“女子”としての自我に負けた。
「誰かに優しくする文哉様」を見たくなかった。
「誰にでも微笑む彼」が、自分にだけ向けてくれる何かが、ほしかった。
その感情が怖い。
自分を崩してしまう。
だが──
「……また、お会いしたくなるのですわ。文哉様に……」
夜の静寂の中、誰にも聞かれないようにそっとこぼしたその言葉だけは、嘘ではなかった。
⸻
翌日。戦術演習棟・第3フィールド。
曇天の空の下、ペア形式での模擬訓練が行われていた。
相手は汎用バイオギア〈リファイン=カレント〉を装着したサポート特化型の女子2名。補助分析・回復・妨害能力を駆使して、戦術対応力を測る形式だった。
「……黒崎さん。行けそう?」
その隣に立っているのは、文哉――“俺”だった。
今日は風紀委員による編成枠で、急遽、文哉とのペアが組まれた。
ギアの起動前、美苑はその言葉に小さく息を吸い込む。
「ええ。……お任せくださいませ、文哉様」
彼女は左腕のインターフェースを起動させ、再び〈フェイド=ヴァニッシャ〉を呼び出す。光の粒子が、流れるような動作とともに彼女の身体に装着されていく。
半透明の装甲が脚線をなぞり、肩と腰に浮遊装甲が漂い、視界の端で粒子が揺れるたびに“幻のような美しさ”を見せた。
(──昨日、恥ずかしかったのに。今日もまた、見てほしいと思っている)
誰よりも文哉に、目を逸らさずに見てほしいと、心の奥で願ってしまっている。
「いきますわよ。カバーはお任せくださいませ」
「うん、背中は頼んだ」
文哉の〈アカツキ=バーンブレイカー〉が炎のような赤い光をまとって前方へ突撃していく。その軌跡の後ろで、美苑は視界の全情報を処理する。
「敵バイタル・シグナル、浮上。ドローン型アーム、右斜め上から照準集中……っ、視覚撹乱、開始!」
彼女のギアが、空間にホログラムの残像をばら撒き、文哉を狙う敵のセンサーを翻弄する。
「見えない」――それが、彼女の戦い方だった。
文哉の動きに応じて、光の霧が舞い、粒子の壁が展開される。
1ミリ単位で“誰かを守る”ために動くその姿は、風紀という盾にとどまらない。
「風のように消える」ことは、同時に「確かに守っている」という意志の表れだった。
「──っ、文哉様、右脚に反応! 踏み込み角、後退回避が最適ですわ!」
「了解!」
文哉が足を払われる寸前、彼女の声によって回避が成立する。
演習が終わる頃には、汗がわずかに額を伝っていた。
──勝利。
敵のセンサーは最後まで彼女の“位置”を捉えることができなかった。
✿✿✿✿
ギアを解除した後、控室のロッカールーム。
「今日は、本当に助かったよ。黒崎さん、すごく冷静だった」
「……お褒めにあずかり光栄ですわ」
口調はいつもどおりだが、その視線はどこか揺れていた。
文哉が自分のギアを外しながら、ふと彼女の方を見る。
「でもさ」
「……?」
「黒崎さんって、“誰かの後ろ”にいるっていうより、“隣に並んでる”方が似合ってると思う」
「──っ……!」
その言葉に、心臓が跳ねた。
“並ぶ”というのは、つまり──
「対等」だということだ。
それは、この世界で男性から女性に向けられるには、あまりにも特別な言葉だった。
「そ、そのようなこと……わたくしは風紀委員長として――」
「風紀委員長としてじゃなくて、黒崎美苑として、だよ」
その一言に、美苑の心が震えた。
彼の“まっすぐさ”が怖かった。
けれど、同時に。
──もっと、近くで感じていたいとも思ってしまった。
「……不思議な方ですわ、あなた様は」
そう言って微笑んだ彼女の瞳に、初めて“風紀”ではなく“恋”の光が宿っていた。
✿✿✿✿
夜。風紀委員室。
黒崎美苑は、椅子に座ったまま、書類の上でペンを止めていた。
指先が震えていた。
視線の先には、正式報告として記された〈演習第3フィールド・ペア評価レポート〉。
形式は整っている。用語も、所定の文章規則も、全て満たしている。
──けれど。
その文面の中に、文哉の名が出てくるたび、胸がちくりと痛んだ。
(……どうして、こんなに)
彼と並んで戦った。守った。言葉を交わした。
どれもが風紀委員長として当然の行為であり、役目だったはず。
それなのに──
彼の声が、彼の手が、彼の“優しさ”が、夜になっても身体の奥で熱を残している。
「黒崎さんって、“隣に並んでる”方が似合ってると思う」
──それが、いけなかったのだ。
自分が“誰かと並ぶ”存在として見られるなど、考えたこともなかった。
風紀を律し、他人に寄りかからず、自分を律して生きてきた。
それが、この世界での“強くある女”のかたちであり、美徳でもあった。
──けれど。
「……わたくし、並びたいと、思ってしまったのですわ」
初めて、誰かの隣に立ちたいと。
文哉のとなりで、“対等に”歩きたいと。
それは、恋。
強がりでも、敬語でも、風紀でもない。
ごく当たり前で、ごく人間らしい、女の子の感情だった。
美苑はゆっくりと立ち上がった。窓の外には、夜の学園が広がっていた。
⸻
深夜。学園の南側の廊下。
灯りは少ない。窓際には細長い影が延びている。
歩く音が一つ、静かに鳴っていた。
「……黒崎さん?」
思わず振り向くと、そこには文哉が立っていた。
制服姿のまま、ジャケットを肩に掛け、風に吹かれるまま、歩いてきたようだった。
「……こんな時間に、どうして?」
「俺も同じこと聞こうと思ってたよ」
文哉が笑う。
その笑みがあまりに自然で、何も責めず、ただ“共にいる”ことを許してくれるようで──
美苑の胸がまた、かすかに痛んだ。
「……眠れなかったのですわ。いろいろと、考えてしまいまして」
「……演習のこと?」
「それもございますけれど……」
言葉を濁し、美苑は廊下のベンチに腰を下ろした。文哉も隣に座る。距離は、前よりも近い。
「黒崎さんはさ、すごく真面目で、強くて……なのに時々、すごく綺麗な顔して、ちょっと困ったような表情をするよね」
「っ……っ、困った顔だなんて……失礼ですわ」
抗議の声は、小さかった。
「でも、その顔、俺はけっこう好きだよ」
「っ……っ~~~っ!!」
夜の静寂が破られそうになる。
声を上げそうになる自分を、どうにか堪えた。
(どうして、この方は……)
まるで空気のように隣にいて、まるで光のように心の奥へ差し込んでくる。
誰にでも優しくて。誰のことも大切にしてしまうから。
──けれど、それでも。
「……わたくし、今夜ひとつ、気づいてしまいましたの」
「うん?」
文哉の視線が、そっと向けられる。
目を逸らさずに、それを受け止めた美苑は、はっきりと言葉にした。
「……わたくし、あなた様が、好きなのかもしれませんわ」
静かな夜に、小さな告白が落ちた。
それは叫びでも、演技でもない。
ただ、真実だけがそこにあった。
文哉は、驚いたように目を見開いた。けれど、すぐに柔らかく微笑んだ。
「……ありがとう。そう言ってくれて、すごく嬉しい」
「わたくし……風紀委員長として、こういうことは……決して、軽々しく申し上げるものでは……っ」
「大丈夫。黒崎さんの言葉は、重いくらい真っ直ぐに届いたから」
その瞬間、美苑はようやく、自分の“仮面”を外すことができた。
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