上 下
175 / 381
11章

175 笑顔

しおりを挟む
カグリア 視点

昨日ルナとイチャイチャ出来たカグリアよ!
ルナはまだ寝ている…チュ!
可愛い寝顔だ。
さて、我が娘達の寝顔もみようかな?

ベッドの夢ウサギの毛皮パジャマを着たティー達を見ると2人は顔を布団に埋めお尻を突き出し四つん這いになり寝ていたって…

「わー!?」

あたしは慌てて2人を抱き上げた。

「ぷはー!すーすー…」

「ふぅ~…すー…」

2人とも問題なく呼吸をしている。
ルナに相談して早急に対策を考えないと、クリスが窒息しそうだ。

パチッ!

あ!ティーが目が覚めた!

「まーま!」

「ティーおはよう!」

「はよー!!」

「よく出来ました!」ナデナデ…

「うい!」むふぅ!

クリスはまだ寝ている…
だが、着替えはさせ朝練には参加させる。

「じゃあ、ティー着替えするからベッドで服を脱いでてね。」

「あい!」

いつも通りに支度をして子供達に朝練の課題を出す。
そして、終われば畑に行き野菜を収穫するとティーが芋の様子を見に奥に向かった。
その間に収穫した野菜を収納して…と!

カサカサカサカサ…

ティーが大急ぎで戻って来た。

「ティー?どうしたの?何かあった?」

「あ~きゃー!!」

どうやら今や畑の管理人の大ミミズが芋の収穫頃と言ったらしい。
ティーの顔は物凄く笑顔だ。可愛い!ナデナデ…

「じゃあ収穫しようか?」

フルフル…

「あきゃあきゃ!!」

どうやらルナも一緒がいいらしい。
家族想いのいい子だ!ナデナデ…
みんなで収穫しようね。

「朝ごはん食べたらみんなで採ろうか?」

「あい!」

あたし達は家に入り、汗を流し朝ごはんを食べた。
しおりを挟む
1 / 2

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!


処理中です...