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12章

203 元凶目指して

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キラティア視点

目の前にリアママがいた。
そして、少し遠くに大きな飲み物の気配が感じた。

ピク!?元凶はそこか!
一滴残らず飲んでやる!

シュン!
カサカサカサカサ…

僕はリアママから地面に転移し、飲み物を目指した。

「ちょ!?ティー戻っておいで!」

「やー!!ぃ~も…むい!あきゃきゃ!」

やだー!芋掘りするの!邪魔者倒すの!

僕はリアママの声を無視して先に進んだ。
沢山の人がいるが僕の高速ハイハイなら躱せる。

カサカサカサカサ…

森が見えてくると人と魔獣の人集りがあった。

「あきゃーー!!」

じゃまー!!ゴーーーー!!

「なんだ!この威圧は…」

「い、芋につぶされる…」

「ギャーー!?」

「ブォー!!」

僕は人集りを睨めつけると人は止まり、魔獣が逃げ出すので出来た隙間を通って森に近付いた。
そして何故か魔獣は森の方に逃げて行った。

そうだ!魔獣に着いて行けば飲み物にたどり着けるかも!

僕は魔獣達について行った。

カサカサカサカサ…

…魔獣達追わなくても場所わかるじゃん!!
僕は魔獣を追うのを止め、飲み物の場所を目指した。

「なんか小さいのが来るぞ!捕まえて売るか?」

ん?なんか弱そうな人達が邪魔して来た。

「あきゃー!!」

じゃまー!!ゴーーーー!!

「ひぃー!!」バタッ!!

睨めつけて通った。

この先だ!待ってろよ!元凶!!
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