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第5章 いらっしゃい南国パナマナ
第72話 焼きバニャニャと精霊の昔話でしゅ
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黒こげの割に火は短時間だったので、あとは熱と煙で蒸されたようなものだ。
フォークを使って開封しようとすると、過保護兄が作動した。
「はい、危ないから私が開けてあげようね」
「ネトネトのグチョグチョかもちれないでしゅ」
「……うっ!」
「ネトネトのグチョグチョかもちれないでしゅ」
「……どうして二回言ったんだい?」
「大事なことだからでしゅ」
とかやってたら、しゅーさんが器用に自分のフォークとナイフで開封してくれた。
葉っぱをめくると、トロリと溶けたバナナに、焦げた黒砂糖が蜜になって絡んでいた。
「これはっ!」
「焼きバニャニャのキャラメルソースでしゅ」
「凄いっ! 流石はまゆまゆだ!」
私はフォークを溶けたバナナに突き刺すと、身はトロリととろけた。
うん、これはすくって食べるべきだ。
「みんなも、アチチのうちに食べるでしゅよ」
葉っぱの中身を知ると、皆が歓声をあげて飛びついた。
相変わらず、兄がフーフーしてくれる。
しゅーさんは、どこからか水を持ってきてくれた。
ロコは、いそいそとジョージに出来立てを奉納していた。
「何これおいしい!」
喜ぶエバと違い、アールは黙々と食べつつ静かにつぶやいた。
「小僧の味が強くて、チビ姫のは薄めだな」
「ロコの塩使ってるでしゅからね、アタチのは食材に直接の力は使ってないでしゅよ」
「間接的な力の影響だと、この程度か」
「そんなに違うでしゅか?」
「薄めたミルク粥と、肉をぶち込んだ濃厚シチュー程度の差はあるな」
そうか……と、私は食べかけのアールとエバのバナナに手をかざし、最後の力をふり絞った。
「バニャニャよ熟しぇ、おいちくなぁーれ!」
ほんの一瞬だけ瞬いた光が、スッとバニャニャに染みていったのを確認して、私は急いで自分のバニャニャをがむしゃらに貪った。
瞼が落ちてくるのを必死で耐えて、甘いキャラメルソースとバナナの濃厚な味をひたすら堪能しきった後に、私は両掌を合わせて大声を張り上げた。
「ごちそうさまでしゅっ!」
最後の力をふり絞り完食した私は、フラリと後ろに倒れこむ。
「おっと!」
兄に、素早くキャッチされる。
「まゆまゆ!」
「アーリーは、疲れすぎて寝たんだよ。心配ない」
「今日だけで、色々あったもんなぁ」
遠くで声を聞きながら、私はそのままスヤスヤと眠りの船に乗ったのだった。
「小さい体でよく頑張った。流石は私の妹だ」
「ほら、お前達もとっとと寝ろ、チビ共」
夢の中で、アールの声が遠く聞こえた気がする。
そして、夜が明けて朝になると、ああ、なんてことでしょう!
「ふごががっ!」
「んーっ、あら、おはようチビちゃん」
「もごががごっ!」
「あらあら、元気」
あなたもきっとあるはずだ。
目覚めた瞬間に、乳に埋もれていた事が……。
え? ないって?
赤ん坊から、やり直してこいでしゅ!
「この乳デカ族めがでしゅ……ぜぇはぁ」
「きっと、チビちゃんも大きくなるわよ」
集落の小屋の一つで、私はエバに寝かしつけられていたらしい。
聞くと、男性陣と女性陣で、ちゃんと小屋は分かれていた模様だ。
「本当はアールシャンテスと一緒が良かったんだけど、チビちゃん達の寝かせつけとか色々言われちゃってねぇ」
「なんでそんなに狼が好きなんでしゅか? 嫌われてるでしゅよ?」
ストレートに聞いてみた。
けれどエバは顔を赤らめ、もういいかと逃げようとした私の首根っこを捕まえた。
「聞いといてなんでしゅけど、嫌な予感がするんで、もういいでしゅ」
「あのね、彼は私の命の恩人なのよ」
「ふぇ?」
それは、遠い遠い神話の時代。
女神が大地を治めて、生き物たちと少数の人が幸せに暮らしていた。
けれど、人は女神の寵愛を競い合い、やがて他の生き物を巻き込んで争うようになっていった。
「だから女神様は、自分が原因ならばと、天界に帰ることにしたの」
「おーい、逃げるんでしゅかー」
「そこで自分の代わりの守り神、すなわち私達に力を与えて代理にしたのよ」
「押し付けたんでしゅね?」
「私達精霊は、もともと女神様に助けられたペットみたいなものなのよ」
「ふぇふぇ?」
大地に争いが絶えない頃、女神が何度も諫めても、人は争いをやめることはなかった。
巻き込まれ傷ついた狼が女神に救われ、女神を守る。
女神の手には傷ついた亀と、愚かな人が捧げた死にかけの供物の生き物。
そして狼が見つけた、矢を射られた鳥が女神の元に届けられた。
「あら狼ちゃん、その子も巻き込まれて死にかけているのね」
「ウォン! ワンワン!」
「空と海と大地の生き物の全てが傷つけられ、そして私の為にと生贄まで捧げるようになるとは……許せない」
怒りに燃えた女神の髪が、ユラリと金から黒に変わりかけた時に、助けられた生き物達が必死に女神にすり寄った。
「そう……そうね。私まで闇に落ちては全てが終わり。きっと人を導けなかったのは、私が未熟なせいなのよ。私がここにいるせいで、この世界が狂うのならば、あなた達に託していいかしら?」
こうして力を授けられた生き物は、四大精霊として各地を守護し、調和を保つ。
人は女神がいなくなった後も、争うことはあったとしても、自らの守護の精霊の力にひれ伏し、やっと少なからずの平和が訪れたのだった。
「というわけで、私はアールシャンテスに見つけて貰って、女神様に救って貰えたのよ」
「それ、お腹すいたね、ご飯みつけたよ? 一緒に女神も食べようでしゅ……ではないでしゅよね?」
エバは三秒間固まった。
「……愛とは信じるものなのよ」
「少し、そうかも知れないと思う疑惑があったんでしゅね」
「愛とは燃えさかるものなのよーっ!」
「わかったでしゅ、うっさい。ところで生贄の生き物も、助けられたんでしゅよね?」
「ええ、北の国にいるわねぇ」
「どんな生き物で、名前は何て言うてじゅか?」
「それはね……」
話の途中だったが、外からアールが私達を呼ぶ声がした。
「おーい、そろそろ起きろ! 朝だぞ!」
フォークを使って開封しようとすると、過保護兄が作動した。
「はい、危ないから私が開けてあげようね」
「ネトネトのグチョグチョかもちれないでしゅ」
「……うっ!」
「ネトネトのグチョグチョかもちれないでしゅ」
「……どうして二回言ったんだい?」
「大事なことだからでしゅ」
とかやってたら、しゅーさんが器用に自分のフォークとナイフで開封してくれた。
葉っぱをめくると、トロリと溶けたバナナに、焦げた黒砂糖が蜜になって絡んでいた。
「これはっ!」
「焼きバニャニャのキャラメルソースでしゅ」
「凄いっ! 流石はまゆまゆだ!」
私はフォークを溶けたバナナに突き刺すと、身はトロリととろけた。
うん、これはすくって食べるべきだ。
「みんなも、アチチのうちに食べるでしゅよ」
葉っぱの中身を知ると、皆が歓声をあげて飛びついた。
相変わらず、兄がフーフーしてくれる。
しゅーさんは、どこからか水を持ってきてくれた。
ロコは、いそいそとジョージに出来立てを奉納していた。
「何これおいしい!」
喜ぶエバと違い、アールは黙々と食べつつ静かにつぶやいた。
「小僧の味が強くて、チビ姫のは薄めだな」
「ロコの塩使ってるでしゅからね、アタチのは食材に直接の力は使ってないでしゅよ」
「間接的な力の影響だと、この程度か」
「そんなに違うでしゅか?」
「薄めたミルク粥と、肉をぶち込んだ濃厚シチュー程度の差はあるな」
そうか……と、私は食べかけのアールとエバのバナナに手をかざし、最後の力をふり絞った。
「バニャニャよ熟しぇ、おいちくなぁーれ!」
ほんの一瞬だけ瞬いた光が、スッとバニャニャに染みていったのを確認して、私は急いで自分のバニャニャをがむしゃらに貪った。
瞼が落ちてくるのを必死で耐えて、甘いキャラメルソースとバナナの濃厚な味をひたすら堪能しきった後に、私は両掌を合わせて大声を張り上げた。
「ごちそうさまでしゅっ!」
最後の力をふり絞り完食した私は、フラリと後ろに倒れこむ。
「おっと!」
兄に、素早くキャッチされる。
「まゆまゆ!」
「アーリーは、疲れすぎて寝たんだよ。心配ない」
「今日だけで、色々あったもんなぁ」
遠くで声を聞きながら、私はそのままスヤスヤと眠りの船に乗ったのだった。
「小さい体でよく頑張った。流石は私の妹だ」
「ほら、お前達もとっとと寝ろ、チビ共」
夢の中で、アールの声が遠く聞こえた気がする。
そして、夜が明けて朝になると、ああ、なんてことでしょう!
「ふごががっ!」
「んーっ、あら、おはようチビちゃん」
「もごががごっ!」
「あらあら、元気」
あなたもきっとあるはずだ。
目覚めた瞬間に、乳に埋もれていた事が……。
え? ないって?
赤ん坊から、やり直してこいでしゅ!
「この乳デカ族めがでしゅ……ぜぇはぁ」
「きっと、チビちゃんも大きくなるわよ」
集落の小屋の一つで、私はエバに寝かしつけられていたらしい。
聞くと、男性陣と女性陣で、ちゃんと小屋は分かれていた模様だ。
「本当はアールシャンテスと一緒が良かったんだけど、チビちゃん達の寝かせつけとか色々言われちゃってねぇ」
「なんでそんなに狼が好きなんでしゅか? 嫌われてるでしゅよ?」
ストレートに聞いてみた。
けれどエバは顔を赤らめ、もういいかと逃げようとした私の首根っこを捕まえた。
「聞いといてなんでしゅけど、嫌な予感がするんで、もういいでしゅ」
「あのね、彼は私の命の恩人なのよ」
「ふぇ?」
それは、遠い遠い神話の時代。
女神が大地を治めて、生き物たちと少数の人が幸せに暮らしていた。
けれど、人は女神の寵愛を競い合い、やがて他の生き物を巻き込んで争うようになっていった。
「だから女神様は、自分が原因ならばと、天界に帰ることにしたの」
「おーい、逃げるんでしゅかー」
「そこで自分の代わりの守り神、すなわち私達に力を与えて代理にしたのよ」
「押し付けたんでしゅね?」
「私達精霊は、もともと女神様に助けられたペットみたいなものなのよ」
「ふぇふぇ?」
大地に争いが絶えない頃、女神が何度も諫めても、人は争いをやめることはなかった。
巻き込まれ傷ついた狼が女神に救われ、女神を守る。
女神の手には傷ついた亀と、愚かな人が捧げた死にかけの供物の生き物。
そして狼が見つけた、矢を射られた鳥が女神の元に届けられた。
「あら狼ちゃん、その子も巻き込まれて死にかけているのね」
「ウォン! ワンワン!」
「空と海と大地の生き物の全てが傷つけられ、そして私の為にと生贄まで捧げるようになるとは……許せない」
怒りに燃えた女神の髪が、ユラリと金から黒に変わりかけた時に、助けられた生き物達が必死に女神にすり寄った。
「そう……そうね。私まで闇に落ちては全てが終わり。きっと人を導けなかったのは、私が未熟なせいなのよ。私がここにいるせいで、この世界が狂うのならば、あなた達に託していいかしら?」
こうして力を授けられた生き物は、四大精霊として各地を守護し、調和を保つ。
人は女神がいなくなった後も、争うことはあったとしても、自らの守護の精霊の力にひれ伏し、やっと少なからずの平和が訪れたのだった。
「というわけで、私はアールシャンテスに見つけて貰って、女神様に救って貰えたのよ」
「それ、お腹すいたね、ご飯みつけたよ? 一緒に女神も食べようでしゅ……ではないでしゅよね?」
エバは三秒間固まった。
「……愛とは信じるものなのよ」
「少し、そうかも知れないと思う疑惑があったんでしゅね」
「愛とは燃えさかるものなのよーっ!」
「わかったでしゅ、うっさい。ところで生贄の生き物も、助けられたんでしゅよね?」
「ええ、北の国にいるわねぇ」
「どんな生き物で、名前は何て言うてじゅか?」
「それはね……」
話の途中だったが、外からアールが私達を呼ぶ声がした。
「おーい、そろそろ起きろ! 朝だぞ!」
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