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クラス発表
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修了式当日。
今日はクラス発表がある。
ドキドキ
朝からクラスの話題で持ちきりだ。
私達も、
「また一緒のクラスだと良いなぁ」
「そしたら絶対楽しいよね」
「みんなと一緒がいいー!!」
エマ、デイジー、タオの順で話す。
しばらく話してるとついに発表が!!!
カイル先生がやってきた。
「はーい。皆さん静かにー。ではクラスが変わる人を呼びますので、呼ばれた人は来るように。」
変わる人だけが先生に呼ばれてく。
「はい。以上です。では続いて…」
・・・
名前呼ばれなかった。
やったぁぁぁぁぁあ!!!
良かったよ本当に(泣)
放課後
「「「また一緒のクラスになれたね♩」」」
「本当によかったぁぁぁあ」
「また一緒だね♩2年生になってもよろしくね♩」
「よろしくー!頑張って3年生になるときこそ、みんなでAクラスになろうね!」
タオはしっかりしてるなぁー。
Aクラスに上がる為に、クラスでトップの学力を身につけて
走ったりして体力をつけるぞって意気込んでる。
デイジーも「置いてかれないように私も頑張るっ!」って言ってる。
偉いなぁ~
私は現状維持が目標。
そんな2人を見てるとカイル先生に私だけ呼び出された。
「今回は残念でしたね。」
ん?何が?
「魔法だけで見たら確実にSクラスなんですけどね。
この間の学力テストはどうしたんですか?」
まずい。手を抜きすぎたか!?
「緊張してしまって、テスト中に頭が真っ白になっちゃって…。」
考えてた言い訳をする。
「そうですか。剣は男の子もいるので仕方ないとしても、もう少し勉強を頑張りましょうか。
クラスで学力が1位になれば、いきなりSクラスは難しくても、Aクラスになれますよ。」
えーやだぁ
でもそんなことも言えず。
「はぃ。頑張ります。」
なんか私説教されてる~
なんかこの感じ久しぶりだな。
って思ってると
「ところで、なりたい職業がないみたいですけど、騎士団に入りたいとは思わないですか?」
以前、帰りのホームルームの時間にアンケートで
将来の夢・なりたい職業・尊敬する人・頑張りたい事
を書く時間があった。
職業の夢 のんびり暮らしたい
なりたい職業 特になし
尊敬する人 騎士団のみんな
頑張りたい事 魔法
って提出した。
なりたくはない。グレン団長とか大変そうだし、
護衛騎士団の3人もなんだかんだ忙しそう。書類報告とかね。
「騎士団も魔法を中心に活動してる人もいますし、知り合いの騎士団の方もいるみたいですが」
「…はいりたくはないです。」
「そうですか。」
なんなんだろう?確かに特になしって書いたけど、
まだ2年生だし、就職活動とかはしないというか、出来ないはずだけど。
「何でですか?」
「実は騎士団から、理由は詳しく分かりませんが、
学園の生徒で実力のある子を2年生から5年生までの低学年の間で集めて欲しいと言われてましてね。
今度騎士団の方が来て下さる事になってるんですよ。」
へぇ~
「そうなんですね。」
「出来れば騎士団に興味のある子がいいと要望もあったので、聞いただけです。
興味がないなら仕方がないですね。」
「すいません。」
んー何だろうね。
カイル先生は騎士団に入って欲しいのかな?
結局そのまま終わった。
帰りにデイジーが待っていてくれたので、孤児院まで一緒に帰る。
今度グレン団長が来てくれた時に聞いてみよっと!
後日、グレン団長が孤児院に来てくれたので聞いてみた。
結構濁されたけど、私なりに解釈すると
ダリウス王子を守る同年代ぐらいの人材を探してるってとこかな。
すぐに側近とかはないけど、卒業までに育て上げる的な。
もちろん、今でもちゃんとした護衛が居るけど、
学園にいる時は私達の見えないところに居るみたいだし。
歳が離れてるんだろう。
良かった。めんどくさいじゃんそんなの。
私はやっぱり冒険者がいいかなぁ~。
女騎士もかっこいいけど、冒険者の方が自由そうだからな。
就職活動もしなくていいし♩
10歳になったら冒険者登録しに行こうっと♩
今日はクラス発表がある。
ドキドキ
朝からクラスの話題で持ちきりだ。
私達も、
「また一緒のクラスだと良いなぁ」
「そしたら絶対楽しいよね」
「みんなと一緒がいいー!!」
エマ、デイジー、タオの順で話す。
しばらく話してるとついに発表が!!!
カイル先生がやってきた。
「はーい。皆さん静かにー。ではクラスが変わる人を呼びますので、呼ばれた人は来るように。」
変わる人だけが先生に呼ばれてく。
「はい。以上です。では続いて…」
・・・
名前呼ばれなかった。
やったぁぁぁぁぁあ!!!
良かったよ本当に(泣)
放課後
「「「また一緒のクラスになれたね♩」」」
「本当によかったぁぁぁあ」
「また一緒だね♩2年生になってもよろしくね♩」
「よろしくー!頑張って3年生になるときこそ、みんなでAクラスになろうね!」
タオはしっかりしてるなぁー。
Aクラスに上がる為に、クラスでトップの学力を身につけて
走ったりして体力をつけるぞって意気込んでる。
デイジーも「置いてかれないように私も頑張るっ!」って言ってる。
偉いなぁ~
私は現状維持が目標。
そんな2人を見てるとカイル先生に私だけ呼び出された。
「今回は残念でしたね。」
ん?何が?
「魔法だけで見たら確実にSクラスなんですけどね。
この間の学力テストはどうしたんですか?」
まずい。手を抜きすぎたか!?
「緊張してしまって、テスト中に頭が真っ白になっちゃって…。」
考えてた言い訳をする。
「そうですか。剣は男の子もいるので仕方ないとしても、もう少し勉強を頑張りましょうか。
クラスで学力が1位になれば、いきなりSクラスは難しくても、Aクラスになれますよ。」
えーやだぁ
でもそんなことも言えず。
「はぃ。頑張ります。」
なんか私説教されてる~
なんかこの感じ久しぶりだな。
って思ってると
「ところで、なりたい職業がないみたいですけど、騎士団に入りたいとは思わないですか?」
以前、帰りのホームルームの時間にアンケートで
将来の夢・なりたい職業・尊敬する人・頑張りたい事
を書く時間があった。
職業の夢 のんびり暮らしたい
なりたい職業 特になし
尊敬する人 騎士団のみんな
頑張りたい事 魔法
って提出した。
なりたくはない。グレン団長とか大変そうだし、
護衛騎士団の3人もなんだかんだ忙しそう。書類報告とかね。
「騎士団も魔法を中心に活動してる人もいますし、知り合いの騎士団の方もいるみたいですが」
「…はいりたくはないです。」
「そうですか。」
なんなんだろう?確かに特になしって書いたけど、
まだ2年生だし、就職活動とかはしないというか、出来ないはずだけど。
「何でですか?」
「実は騎士団から、理由は詳しく分かりませんが、
学園の生徒で実力のある子を2年生から5年生までの低学年の間で集めて欲しいと言われてましてね。
今度騎士団の方が来て下さる事になってるんですよ。」
へぇ~
「そうなんですね。」
「出来れば騎士団に興味のある子がいいと要望もあったので、聞いただけです。
興味がないなら仕方がないですね。」
「すいません。」
んー何だろうね。
カイル先生は騎士団に入って欲しいのかな?
結局そのまま終わった。
帰りにデイジーが待っていてくれたので、孤児院まで一緒に帰る。
今度グレン団長が来てくれた時に聞いてみよっと!
後日、グレン団長が孤児院に来てくれたので聞いてみた。
結構濁されたけど、私なりに解釈すると
ダリウス王子を守る同年代ぐらいの人材を探してるってとこかな。
すぐに側近とかはないけど、卒業までに育て上げる的な。
もちろん、今でもちゃんとした護衛が居るけど、
学園にいる時は私達の見えないところに居るみたいだし。
歳が離れてるんだろう。
良かった。めんどくさいじゃんそんなの。
私はやっぱり冒険者がいいかなぁ~。
女騎士もかっこいいけど、冒険者の方が自由そうだからな。
就職活動もしなくていいし♩
10歳になったら冒険者登録しに行こうっと♩
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