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6歳まで後6ヶ月、言葉、歩行共に問題なく回復した
走る事も6歳並みになったので仕事も問題なく出来そうだ
仕事中は走っちゃダメ?ふふっ
自由に動けるってこんなにも嬉しいんだ
今日は私の住む部屋を見に行く日
必要なものも揃える予定だ
いつもの格好(教会の時の)でナチュリーの近くまで馬車移動、少し歩いて到着した
ナチュリーはこじんまりしているものの3階立てで1階が窓口、待合室
2階が相談場所、フィッティングルーム
3階でドレスを作るという構造になっている
そして裏にさらに小さな平家があり、従業員休憩室と私が住む部屋がある
つまり1LDKで休憩室はリビングスペース、私の部屋は空いてる1部屋になるという事みたい
元々物置になっていたところを片付けてくれたらしい
トイレはもちろんついているしキッチンもあるので好きな時に水を飲む事もできる
リビングの家具も自由に使っていいとのこと
もちろん綺麗に使うことが条件だ
お昼ご飯はリビングで
朝ご飯と夜ご飯はお店の隣がマダム•マーリンの家なのでそこで食べる約束になっている
ドアノブに手をかけてお店の扉を開く
「いらっしゃいませ◎」
「マダム•マーリンおはようございます」
「ようこそ◎リュカちゃん、おはようございます◎
ちょっと待っててね、もうすぐペインが来ると思うから◎」
「はい◎」
すぐにペインさんが到着し、私はマダム•マーリンに着いて行き裏の家に到着した
裏へはナチュリーの奥に扉があってそこから出ることができる
1階は土足で良いのでそのまま通れるので不便はない
2階、3階はドレスがあったり布があったり汚れてはいけないものがたくさんあるので室内靴が必要だ
(お客様にはスリッパを用意してある)
従業員は着ている洋服に合わせて用意がいるので何種類か買っておく必要がある、頭の中のリストに追加する
私の部屋は6畳ぐらいのスペースがあった
壁紙はクリーム色で薄ピンクの小花柄の可愛らしデザイン
家具はベッド一式とサイドテーブル、クローゼットが用意されていた、全てアンティーク調でお洒落でセンスのある家具だ
もう使わなくなったものを運んでくれたらしい
ありがたい
もちろん自由に使っていいとの事
大きな窓があり日の光も入る
カーテンはないので買い物リストに追加
自分の部屋で自由に窓を開けられる幸せ、ぁあ、普通って幸せって良く言ったけどこういうことか
うんうん言いながら幸せに浸っていると
「大丈夫?◎」
表情が無いせいで困ってるように見えたみたいで心配させてしまった
「とてもすてきなへやですね」
「良かったわ◎」
「困ったことがあればすぐに言ってね◎」
「はい、ありがとうございます」
暫く部屋を見たいと伝えたら自由にして良いから帰る時にまた声をかけて欲しいって言われたのでお言葉に甘える事にした
「リュカ、気に入ったかな?」
「はい、とても」
今日のお供はネンさん
サーポさんは私が走れるようになったので少し前にお別れをした
また会えると言ってくれたけど会う事はないと思っている
「この後必要なものを買いに行こうか!」
「はい」
店内に戻るとペインさんにバッタリ出会ったので写魔士と針魔士に着いて尋ねてみた
2つはスキルの1つなんだそう
スキルはあまり言わない方がいいが敢えて公開して仕事にする人もいる、2つはその敢えて公開する分野に入るスキルだそう
写魔士は想像通り魔力で写真を作り出すものだそう
そして針魔士は針に魔法を宿して布を縫う針士のようだ
写魔士は目に映ったものをそのまま写真にすることができるので目が特別に良い人、芸術性の高い人が良く与えられているスキルで目に魔力を集めてウインクすると写真が出来上がるという
1度の写真を出すのに使う魔力は半分、つまり魔力が100だとしたら1枚出すのに50使い、もう1枚出すのには25、というふうに使えば使うだけコスパが良くなる(?)スキルのようだ
ただ魔力が無くなると体の調子が悪くなっていくので1日の使用は多くても3回までにしているのだとか
針魔士は繊細で同じことをずっと出来る人が与えられることの多いスキルで極めれば一度に何本もの針を動かすことができるようだがその集中力は誰にも邪魔できないほどの風景らしい
(写真は写魔士にしか出せないけど縫う仕事は針魔士ではなくても手縫いでやる針士がいる、また、針魔士も複雑な部分を手縫いをすることがある)
スキルにはレベルがあるみたいなので使ってレベルを上げたりふとした時に自動的に上がったあたりでレベルアップによって他者との差別化も出来るみたいだけどそこは企業秘密って言ってた
なるほど…スキルにも色々ある様だ
走る事も6歳並みになったので仕事も問題なく出来そうだ
仕事中は走っちゃダメ?ふふっ
自由に動けるってこんなにも嬉しいんだ
今日は私の住む部屋を見に行く日
必要なものも揃える予定だ
いつもの格好(教会の時の)でナチュリーの近くまで馬車移動、少し歩いて到着した
ナチュリーはこじんまりしているものの3階立てで1階が窓口、待合室
2階が相談場所、フィッティングルーム
3階でドレスを作るという構造になっている
そして裏にさらに小さな平家があり、従業員休憩室と私が住む部屋がある
つまり1LDKで休憩室はリビングスペース、私の部屋は空いてる1部屋になるという事みたい
元々物置になっていたところを片付けてくれたらしい
トイレはもちろんついているしキッチンもあるので好きな時に水を飲む事もできる
リビングの家具も自由に使っていいとのこと
もちろん綺麗に使うことが条件だ
お昼ご飯はリビングで
朝ご飯と夜ご飯はお店の隣がマダム•マーリンの家なのでそこで食べる約束になっている
ドアノブに手をかけてお店の扉を開く
「いらっしゃいませ◎」
「マダム•マーリンおはようございます」
「ようこそ◎リュカちゃん、おはようございます◎
ちょっと待っててね、もうすぐペインが来ると思うから◎」
「はい◎」
すぐにペインさんが到着し、私はマダム•マーリンに着いて行き裏の家に到着した
裏へはナチュリーの奥に扉があってそこから出ることができる
1階は土足で良いのでそのまま通れるので不便はない
2階、3階はドレスがあったり布があったり汚れてはいけないものがたくさんあるので室内靴が必要だ
(お客様にはスリッパを用意してある)
従業員は着ている洋服に合わせて用意がいるので何種類か買っておく必要がある、頭の中のリストに追加する
私の部屋は6畳ぐらいのスペースがあった
壁紙はクリーム色で薄ピンクの小花柄の可愛らしデザイン
家具はベッド一式とサイドテーブル、クローゼットが用意されていた、全てアンティーク調でお洒落でセンスのある家具だ
もう使わなくなったものを運んでくれたらしい
ありがたい
もちろん自由に使っていいとの事
大きな窓があり日の光も入る
カーテンはないので買い物リストに追加
自分の部屋で自由に窓を開けられる幸せ、ぁあ、普通って幸せって良く言ったけどこういうことか
うんうん言いながら幸せに浸っていると
「大丈夫?◎」
表情が無いせいで困ってるように見えたみたいで心配させてしまった
「とてもすてきなへやですね」
「良かったわ◎」
「困ったことがあればすぐに言ってね◎」
「はい、ありがとうございます」
暫く部屋を見たいと伝えたら自由にして良いから帰る時にまた声をかけて欲しいって言われたのでお言葉に甘える事にした
「リュカ、気に入ったかな?」
「はい、とても」
今日のお供はネンさん
サーポさんは私が走れるようになったので少し前にお別れをした
また会えると言ってくれたけど会う事はないと思っている
「この後必要なものを買いに行こうか!」
「はい」
店内に戻るとペインさんにバッタリ出会ったので写魔士と針魔士に着いて尋ねてみた
2つはスキルの1つなんだそう
スキルはあまり言わない方がいいが敢えて公開して仕事にする人もいる、2つはその敢えて公開する分野に入るスキルだそう
写魔士は想像通り魔力で写真を作り出すものだそう
そして針魔士は針に魔法を宿して布を縫う針士のようだ
写魔士は目に映ったものをそのまま写真にすることができるので目が特別に良い人、芸術性の高い人が良く与えられているスキルで目に魔力を集めてウインクすると写真が出来上がるという
1度の写真を出すのに使う魔力は半分、つまり魔力が100だとしたら1枚出すのに50使い、もう1枚出すのには25、というふうに使えば使うだけコスパが良くなる(?)スキルのようだ
ただ魔力が無くなると体の調子が悪くなっていくので1日の使用は多くても3回までにしているのだとか
針魔士は繊細で同じことをずっと出来る人が与えられることの多いスキルで極めれば一度に何本もの針を動かすことができるようだがその集中力は誰にも邪魔できないほどの風景らしい
(写真は写魔士にしか出せないけど縫う仕事は針魔士ではなくても手縫いでやる針士がいる、また、針魔士も複雑な部分を手縫いをすることがある)
スキルにはレベルがあるみたいなので使ってレベルを上げたりふとした時に自動的に上がったあたりでレベルアップによって他者との差別化も出来るみたいだけどそこは企業秘密って言ってた
なるほど…スキルにも色々ある様だ
応援ありがとうございます!
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