【R-18】猫の恩返しという名の呪いをかけられて誰得なラッキースケベと闘っています!【完結】

千紘コウ

文字の大きさ
11 / 20
本編

最終話 私の好きな人★

しおりを挟む
 今日も旧校舎に連れ込まれる私。え?誰にって?


「好きだよ、めいこ」

 もちろん、安心安定の二階堂くんである。

 放課後、旧校舎の用務員室一直線である。しけこむ気満々だ。今日は珍しく制服のままだ。いよいよ部活をサボってしまうのか?

 ……こんなただれた関係じゃなくて、ギュッて抱きしめられるだけで嬉しいのにな。

 私は二階堂くんの何なのだろう。ただの性欲処理?うん、そうだよね。あんな特殊性癖、普通の女の子相手ならドン引きされちゃうもんね。

 うん、私だって普通にドン引きしてる!!

 悲しいを通り越して何だかムカムカしてきた。

 そうだよ。何で私がこんな目に遭わなきゃいけないの!ちょっとえっちな事に興味のある普通の女の子なのに!変な趣味なんか持ち合わせていない……はずなのに……っ。

 あれ?でも、呪いは昨日アメ猫が解いてくれたはず。ラッキースケベ……いや、ただの変態プレイはもう起こらないのでは?偉そうな事言っておいてあの詐欺猫!


 畳の部屋に着き、二階堂が私を見つめる。私の腰に手を伸ばす。

 ……これはっ、もしかして、ハグとか…キスとかされちゃうやつ?!

 アメリ様、ありがとうございます!疑ってすいませんでした!

 そのまま、腰を落とす二階堂。ん?

 両手は腰から下に降りていき、私の脹脛ふくらはぎをギュッとつかむ。は?

 右の膝にチュッと唇をつけ、ペロリと舐める。はぁ?!

 もう頭にきた!!

「ちょっと!二階堂くん!!いい加減にして!!!」

「どうかした?」

 キョトンとしている二階堂。


 今こそ変態ムーヴに終止符を打つ時だ。

「こんなのもうやめてっ!!……私、私だって気持ち良くなりたいの!!」

 言い方間違えた!

 ハッとした表情に変わる二階堂。

「ーーーっ!!!ごめんっ俺ばっかり……っ」






 おヘソの中に先を尖らせた舌が入ってくる。何だかくすぐったい。唾液の絡んだ舌で穴をつついたり舐め回してくる。焦れったい動きだ。

 突如、唇をすぼめて穴を思いっきり吸い上げてきた。  

 チュパッ

「あんっ!」

 声が出てしまった!!!

 え?おヘソで?いや、まぁ比較的ノーマルなプレイ……だよね?……うん、甘い声を出してもおかしくない…よね?
 でも初めての喘ぎ声がこのシチュエーション……?


「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 私のお腹に荒い息がかかる。

「……ふふっ、気持ち、良かった?」

 チュパッ、チュパッ、チュパッと連続で吸われる。

「っっっ!あんっ!や、やめっ」
「……もっと、もっと、気持ち良くなって」

 今度は舌全体でお腹を舐め回される。ヘソの周りから下腹部にかけて念入りにペロペロされる。もどかしくて仕方がない。

「ん、や、くすぐったいよぉ」

 身体を左右にひねらせ悶える。

「めいこは、どこを……、舐めてほしいの?」

 右手で私のシャツのボタンをゆっくりと外し、左手は唾液で濡れた下腹部を優しく撫でている。




 カツン、カツン__

「おい、誰かいるのか?」





* 
「ごめん。良いところだったのに……」

 シュンとして落ち込む二階堂。

 教師が旧校舎に資材を取りに来たため、ペロペロタイムは終了となった。

 幸いにも用務員室に人がいると気付かれはしなかったが、バレると退学待ったなしなので服の乱れを直しコソッと出てきた。

 今は帰り道だ。やっぱり部活はサボる気……?

「本当にごめん…。あんなに気持ち良さそうだったのに。次はもっとたくさん舐めて、いっぱい気持ち良くしてあげるから」
「……結構です」

 その前にやる事あるだろうが!ギュッてしてチュッとするだろうが!身体を抱きしめてっ!くちびるにっ!

「……二階堂くん、よく聞いて。……さっきは思わず変な事言っちゃったけど。あのね、私、……二階堂くんから好きだって言われて、嬉しかったよ」
「…………っ!!!」

 だから、たくさん話をして、仲を深めていって、それからキスしたい__、そう言おうとしたのに__。

「嬉しいっ嬉しいっ、俺も好きだよ、大好きだよっ」

 顔を赤らめて、隣に並ぶ私の手をギュッと強く握りしめてくる。

 胸が高鳴る。何だろう、この気持ち。

 __これはこれで悪くないのかもしれない。

 私も相当な変態なのかもしれない。



 草陰から二匹の猫が見守っている。 

「に"ゃ~~っ!メイコ、おめでとうにゃ~~!!めでたしめでたしにゃあ!」
「私のお陰であろう」





おしまい☆




◆ぶっかけ編ー完ー
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ヤンデレ男子の告白を断ってから毎日家の前で待ち伏せされるようになった話

チハヤ
恋愛
「告白の返事を撤回してくれるまで帰らない」と付きまとわれても迷惑なので今日こそ跳ねのけようと思います――。 ヤンデレ男子×他に好きな人がいるヒロインのとある冬の日の出来事。 メリバです。

つかまえた 〜ヤンデレからは逃げられない〜

りん
恋愛
狩谷和兎には、三年前に別れた恋人がいる。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end** ◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です! https://estar.jp/novels/26513389

処理中です...