異世界で、生きてます。まぁ、どうにかなるのかなぁ。

こまたろ

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触り心地、手触りは重要です。2

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ファーファが、くっついてくる

リュートさんも、くっついてる

「あの、何でくっついてんの?」
「なんでかなぁ」
『なんでかな?』

ステレオ放送でおおくりしています。
とでも言うように息が合う、リュートさんとファーファ

「こちらの世界だと、リスさんと会話できるのって普通なの?」
『ボクは、リスだけど精霊を宿してるから、話ができるんだよ』
「そうなの?精霊なの?」
『精霊でもあり、リスでもあるよ』
「リュートさんにも聞こえてる?」
『リュートと言うんだね、さっきから気が合うと思って』
「俺もそう思ってた。ファーファと仲良くなれそうって」

アオイをはさんで楽しそうに話をする1人と1匹

この感じ、これは…まさかのリスバージョン
リュートさんが、もう1人増えただと…

オーマイガー

《まさかの展開に戸惑い中なう》

ふーふーふー
ココロよ落ち着けー( ´ー`)

「ファーファって、精霊なんだって言ってたでしょ?」
『うん、そうだよ』
「どんな魔法使えるの?」
『ボクは、何でも』
「何でも?」
『火だって、風だって、水も使えるよ』

手のひらに戻ると…小さな手を前に出したり、上に突き上げたりして、マッチ棒みたいな炎、目薬の一滴くらいの水、頬なでる風、小さなからだのどこから魔法が出ているのか気になりファーファをジロジロ見てしまう。

「ファーファすごいね」
「うん、すごいね」
『今のは、一番小さく出したから、もっと強い魔法も出来るよ』

えへんと胸をはるとふさふさの胸元が強調される、可愛い!
そんな、ファーファを足の上におろしてなでる。

「珍しいね、普通は小さな人のかたちみたいな感じだよ」

リュートさんのそばから淡い光が現れてファーファのもとへといく。
ファーファのとなりに小さな人形みたいなものがあらわれた。

「これが、一般的な妖精だよ」
「本当にお人形さんみたい」
「動物の中に、精霊を宿してるって聞いたことない」
「リュートさんが知らないなら、ファーファは特別なのかね」
「妖精は、ニンフと呼ばれているし名前はつけてないよ」
『ボクは、他の精霊たちよりも色んな事が出来るよ。アオイは、何だか面白いなぁと朝から見てて思ったから勝手に契約してしまったけど』
「え、契約…何も持ってないよ」
『アオイの事気に入ったからそばに居たいだけだし』
「ファーファと一緒に居られるの嬉しいな、ずっとリス飼いたかったから」
『リスになって良かった』
「でも、ファーファを邸に入れてもいいのかな?」
「アオイだし、ダメなんて言わないと思うよ。まぁ、言われたら俺の家に来ればいいし」
「リュートさんの邸は、動物いいの?」
「アオイが飼いたいならいいよ。父上も母上も、アオイが住むならきっと喜ぶよ」
「とりあえず、アロワさんとマノンさんに聞きにいかなきゃ」

立ち上がるとファーファが、手のひらから肩に移動する。
やはり、リュートさんと手を繋ぐ。

「他のも、動物居るのかな?」
「沢山居るよ。この邸から少し行ったところに森や湖があるけど、そこにいるよ」
「森に行きたいな」
『ボクは、そこに居たんだ。昨日から不思議な魔力が、ここから感じるから来てみたんだ。そうしたらアオイがいて、面白い子だなぁと思ってずっと見てたんだけど。そばで一緒に居たらもっと楽しめるんじゃないかと思ったんだよね』
「精霊は、6才になる頃だった。森に行って、契約して来たなぁ」
「6才じゃないけどいいのかな?」
『普通は、人間が僕らに契約してくださいって来るもんだし。ボクは、アオイが気に入ったから一緒に居るんだから、いいんだよ』
「ファーファが言うならいいのかな」

頬にくっつきスリスリしてくるファーファ可愛いなぁ。






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