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触り心地、手触りは重要です。7
しおりを挟むちゃんとした名前じゃないのに、二人ともいいのかな?
適当です。
なんて今言えない、いやこれからも…ごめんよ、ファーファとマモちゃん。
二匹を優しく抱きしめて、幸せを感じてるとハッと現実に戻される。
「早く帰らねば、まずいね」
すごいね、魔法って。
二匹の風魔法で行きよりも、早く帰ってこれた。
みどりのトンネルをくぐり、邸の中へ。
朝、うっすら明るくなり出掛けたおかげで、みんなが起きてから支度をしてる時間くらいだったようだ。
「いったん部屋に行こう」
部屋に戻りタブレットの〈神ーと〉をタッチする
しばらくお待ちください
「どうした、アオイ」
「おはようございます!」
「おはよう。ん、新しく友達が出来たのでファーファとマモちゃんです」
「おぉ、そうか。良かったのぉ」
「ファーファもマモちゃんも、可愛いです。なのに妖精だなんて、最高です」
「アオイが、喜んで良かった。2匹と引き合わせて良かった」
「そうなんですか?ありがとうございます!」
『あの、神様ボクはファーファです』
『ぼくは、マモです』
「ディ様、癒しをありがとうございます」
「昨日は、また大変だったから、な」
「そう、婚約してとかよくわからない展開に、仮契約にってアロワ様に頼んだので半歩進んでしまいましたが…婚約者と言われても、ピンっとこないし」
「日本では、つがいの事など無いことだらけだろうし」
「異世界で生きてこうって思ったら…婚約するとか、つがいのこともあって、ゆっくり生きたいなぁ」
「楽しくこの世界で過ごしてくれたらいいと、ワシも思ってる」
「はい。あのそう言えばこのタブレットやスマホ異世界の人には見えないんですか?」
「この世界に存在してないものとなってるから、アオイとユーリとファーファやマモしか見えてない。アオイの機械は、アオイにしか使えないし、ユーリのものはユーリにしか使えない。操作は出来ない」
「へぇ、そうなんですね。指を動かしたりしてたら、何してるのかってリュートさんに聞かれたけど、なんでもないで終わらせてしまいましたが」
「ハハハ、見えもしないし使えないしな」
「写真と動画のアプリので欲しいです。いいですかね?」
「写真撮っても見れるのはアオイとユーリ、ファーファとマモルだけだぞ」
「はい。嬉しいな。あと、ベリーをポシェットに入れて持って帰れたし」
「アイテムを入れられるインベントリ機能もポシェットやアオイのもつキャリーバッグについておるぞ」
「ありがとうございます。これ便利ですね、森に行って来たんですがベリーときのこどうしようと思ってたら、ポシェットの中に消えてったから」
「しかし、アオイは森に行ってきたんだな。楽しかったか?」
「はい、とても。また明日も見に行きたいくらい」
「この世界は、ギルドがあると言っただろう?冒険者がいるってことは、魔物もいるから気を付けなきゃダメだぞ」
「さっきの森もいたのかな?」
『もっと奥に進むと危ないからね』
「そうだったんだね」
「アオイは、まだ小さいから、ファーファとマモが守ってあげてくれ」
『『はい』』
「そろそろ、邸のものがくるみたいじゃな。また、話しをしよう」
画面の映像がなくなり、ドアをノックする音がする。
「おはようございます」
セパスさんの声がして、扉をあける。
「おはようございます、セパスさん」
「朝御飯のしたくが出来てますので、呼びに来たのですが」
「はい、行きます!」
ファーファ腕に抱いて、マモちゃんは三編みした髪の毛にぶら下がっている。
部屋のなかに入ると悠里さんが居たので、となりに向かう。
「あのもうひとつ椅子となりに用意して貰えますか?」
「かしこまりました」
セパスさんに持ってきてもらった椅子に、ファーファとマモちゃんをおろす。
「食べたらダメなのある?」
『ない』
『無いよ、姿は動物だけど、また違う生き物と言った方がいいのかな?』
『何でも食べれる』
セパスさんに小さな小皿を持ってきてもらい、二人に食べ物をあげる。
『『おいしい』』
「ねぇ…すごくものすごく優しい味だよね」
そうとにかく優しいんです。
いつも、読んで下さってありがとうございますm(._.)m
ファーファとマモちゃんと、神ーとをする。
アオイと契約してるので、変わったもの持ってる変なのと思いながらの、一緒にタブレットで神様と話をしていたファーファとマモちゃんでした。
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