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第101話
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● 作者からのお知らせ ●
プライベートで指を怪我してしまい、キーボードを扱う事が厳しい状況となっています。
今週の更新は止めたいと思いますので、楽しみにして下さっていた方々には申し訳ありませんが、暫くお待ち下さい。
● ここより本篇 ●
65層に来た。
魔物が多かった事もあり、なかなか先へ進めず結果俺も地面に寝っ転がり、精霊さん方に頑張ってもらった。
『最近出番が無かったのよねー。ここらで活躍しておかないと、埋もれちゃうでしょ?』
風の精霊であるシルフさん。
意味不明な発言ながら、確かにあまり出番が無かった気もする。
「でも流石だよな。オリビアさんの動きに合わせ、一気に魔物を仕留めていくんだから。」
『ほ、褒めたって何も出ないわよ!そ、それより濃厚なのを頂戴ね・・・・はー久しぶりで生き返っちゃうわ。』
最近はレベルアップの恩恵があるので、あまり地面に突っ伏す事もなくなったが、精霊達には地脈からの魔力は大好物らしい。
なのでシルフさんをはじめ、土の精霊じいちゃん、水の精霊ウィンディーネさんも嬉々として魔物と戦ってくれている。
火の精霊サラマンダーさんは先行してもらっているので、この場に姿を現す事は殆ど無いけれど、離れていても魔力の供給には影響がないようで、大抵後からお礼を述べてくれるんだ。
『ほれ、お前達も堪能するのじゃ。』
『『『ごちになりまっす!』』』
どうやら孫’sも俺が地脈に繋がって得た魔力を堪能しているようだ。
『お母様が夢中になるの、分かりますわ。』
『そうでしょ。この魔力を得て早く貴女も格を上げなさいね。』
『はい!』
ウィンディーネさんは娘さんに何か教えているようだけれども、ウィンディーネさん、地脈由来の魔力に夢中なんだ?
サラマンダーさんは・・・・相変わらずいなかった。
で、時間はかかったが65層をクリア。
但し、66層からは魔物が一気に強くなるので、今日は此処までにした方がいいだろう。
幸いな事に、魔物が出現しないとされている泉はすぐ目の前にある。
そして周囲には俺とオリビアさん以外、人の姿はない。
隠蔽なんかで姿を消している場合は別だが、今ここで俺とオリビアさんを待ち伏せる意味はないだろうから、やはり周囲に他の人はいないだろう。
で、オリビアさんは安全地帯に到達して直ぐに、
「想定より数時間遅れを生じさせてしまいました。申し訳ありません。」
ここはダンジョン65層。
普通に考えてここへ到達できるだけでも、一流の冒険者と言っていい。
それなのにオリビアさんは少し時間がかかっただけでこうまで謝るんだ。
「サラマンダーさんに間引いてもらっても、何処からか魔物が湧いてくるから仕方がないよ。」
「ありがとうございます。」
オリビアさんは申し訳なさそうな顔をして、俺に礼を言う。
うーん、俺にとっては想定内なんだよな。
プライベートで指を怪我してしまい、キーボードを扱う事が厳しい状況となっています。
今週の更新は止めたいと思いますので、楽しみにして下さっていた方々には申し訳ありませんが、暫くお待ち下さい。
● ここより本篇 ●
65層に来た。
魔物が多かった事もあり、なかなか先へ進めず結果俺も地面に寝っ転がり、精霊さん方に頑張ってもらった。
『最近出番が無かったのよねー。ここらで活躍しておかないと、埋もれちゃうでしょ?』
風の精霊であるシルフさん。
意味不明な発言ながら、確かにあまり出番が無かった気もする。
「でも流石だよな。オリビアさんの動きに合わせ、一気に魔物を仕留めていくんだから。」
『ほ、褒めたって何も出ないわよ!そ、それより濃厚なのを頂戴ね・・・・はー久しぶりで生き返っちゃうわ。』
最近はレベルアップの恩恵があるので、あまり地面に突っ伏す事もなくなったが、精霊達には地脈からの魔力は大好物らしい。
なのでシルフさんをはじめ、土の精霊じいちゃん、水の精霊ウィンディーネさんも嬉々として魔物と戦ってくれている。
火の精霊サラマンダーさんは先行してもらっているので、この場に姿を現す事は殆ど無いけれど、離れていても魔力の供給には影響がないようで、大抵後からお礼を述べてくれるんだ。
『ほれ、お前達も堪能するのじゃ。』
『『『ごちになりまっす!』』』
どうやら孫’sも俺が地脈に繋がって得た魔力を堪能しているようだ。
『お母様が夢中になるの、分かりますわ。』
『そうでしょ。この魔力を得て早く貴女も格を上げなさいね。』
『はい!』
ウィンディーネさんは娘さんに何か教えているようだけれども、ウィンディーネさん、地脈由来の魔力に夢中なんだ?
サラマンダーさんは・・・・相変わらずいなかった。
で、時間はかかったが65層をクリア。
但し、66層からは魔物が一気に強くなるので、今日は此処までにした方がいいだろう。
幸いな事に、魔物が出現しないとされている泉はすぐ目の前にある。
そして周囲には俺とオリビアさん以外、人の姿はない。
隠蔽なんかで姿を消している場合は別だが、今ここで俺とオリビアさんを待ち伏せる意味はないだろうから、やはり周囲に他の人はいないだろう。
で、オリビアさんは安全地帯に到達して直ぐに、
「想定より数時間遅れを生じさせてしまいました。申し訳ありません。」
ここはダンジョン65層。
普通に考えてここへ到達できるだけでも、一流の冒険者と言っていい。
それなのにオリビアさんは少し時間がかかっただけでこうまで謝るんだ。
「サラマンダーさんに間引いてもらっても、何処からか魔物が湧いてくるから仕方がないよ。」
「ありがとうございます。」
オリビアさんは申し訳なさそうな顔をして、俺に礼を言う。
うーん、俺にとっては想定内なんだよな。
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